全レプリケーション・モード(Refresh, Mirroring, Synchronization)におけるコミット・タイミング処理に関しては
下記の2つケースがあります。
(1)データ更新の場合
→ 1レコード更新毎にコミットがされます。
(2)データ・リフレッシュ(初期インサート)の場合
→ DBMoto デフォルト設定で1レコード・インサート毎にコミットがされますが、レプリケーションの
インサートモード(Insert Mode)にて、ターゲットDBへのレプリケーション処理を最適化することができます。
設定手順:
①レプリケーションを右クリックし、「Replication Properties」に行って、「Preferences」タブに移行します。
②下記図のように項目名「Insert Mode」を探し、設定します。
③コンボボックスリストで「BulkInsert」を選択します。
④「Block Size」も設定することが可能です。基本的に100~200数に設定したら良いです。
大量データのレプリケーションを行なう場合は、ブロックサイズを減らし、および、
少量データの場合はブロックサイズを増加することになります。
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