フェラーリ・アメリカ、DBMotoを使用してSystem iからのキー・データとSQL Serverからのデータの両者を利用したレポート・ソリューションを構築
フェラーリ・アメリカ (www.ferrariusa.com) はイタリアのフェラーリの子会社で北米と南米においてデーラー網経由でフェラーリ車を輸入・販売する会社で、販売後のユーザに対するサービスも提供しています。
バックグラウンド:フェラーリ・アメリカは最初に社内で使用するレポーティング・ツールを調査していました。彼らはそれを実行するにはマイクロソフトのSQL Server、Accessの情報にアクセスすると同様にIBM System i (iSeries, AS/400)にある重要なデータにアクセスする手段が必要でした。
プラットフォーム:フェラーリ・アメリカが使用するSystem iのソースDB2テーブルをマイクロソフト SharPointとレポート・ツールに統合できるようにDBMotoを使用してSQLServer2005とAccessにレプリケーションしています。
問題解決:フェラーリ・アメリカのITチームはレポート・ツールの選定に多くの時間をかけました。そしてそのツールの採用を決めた時に、そのツールには彼らの最も関連するデータが保存されているi5/OS上のDB2から直接データを抽出できないことに気が付きました。そのためにはソースから簡単にレポート・ツールにレプリケーションできるツールが必要でした。しかし、その時点での予算はすでに厳しいものがありました。
ITチームがDBMotoの評価を開始した時に、その使いやすさとレポート・ツールのためのニーズに充分見合うものと判断をしました。DBMotoは特別な外部の手助けを必要とすることなく導入され、フェラーリ・アメリカはそのおかげで、予算内で実行されました。DBMotoはSystem iサーバ上のDB2テーブルから不要なレコードを排除して、周期的にSQL Server 2005と MS Accessにレプリケーションを行います。レポート・ツールはSQL Server 2005と MS Access上のデータを使用します。
DBMotoの利用概要:レプリケーション・プロセスはいくつかのコンポーネントから構成されていて、それらはセールス、サービス等の分野です。ターゲット・データはWindows 2003 / SQL server 2005 serverに蓄積されます。一旦、レプリケーションが構築されれば、DBMotoはほとんどメンテナンスの必要はありません。また、DBMotoのフィルタリング機能を使用して古いレコードのような重要でないデータをフィルタリングしています。これによりレプリケーション処理の効率を向上させ、ターゲット・ファイルを管理可能まサイズに縮小させています。
選択基準:DBMotoのシンプルな使用手法は小さなIT チームにとっては大きな力になりました。またDBMotoコストパフォーマンスと評価期間におけるサポートも大きなファクターとなりました。
フェラーリ・アメリカ担当者: Mr. Sandro Levati, Director of IT, Ferrari & Maserati North America.
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