Databricksは、データ収集、加工、AI・データ分析、可視化までクラウド上でのデータ利活用に必要な機能を備えた統合環境です。
DatabricksとEspressReport ES (ERES)との連携を確認を行ってみました。今回はMicrosoft Azure上ですでに利用可能なDatabricksクラスタを使用しました。EspressReport ESは、情報共有や業務の効率化、BIツールとしての利用などお客様の目的に合った機能を提供するレポート配信の統合管理ツールです。
DatabricksはAzureとAWSで使用できますが、AWSの場合はゼロからの設定が必要です。
手順としてJDBC経由でDatabricksに接続し、EspressReport ES(ERES)からクエリーを発行し、ERES上でレポートとチャートを作成しました。
(1)JDBCドライバを下記のサイトからダウンロードします。
https://docs.databricks.com/integrations/bi/jdbc-odbc-bi.html
(2)ダウンロードしたドライバをERESの所定のフォルダに配置します。
(3)Java 8が必要です。その指定を行います。
(4)ERESを起動させて、データ・レジストリでデータベース・データソースを追加します。また自身のAzureポータル・アカウント情報も必要になります。
(5)「Test Connection」をクリックし、クエリー、チャート、レポート作成のプロセスに進むことができます。
構成概念図
今回はERESを使用しましたが他のEspressシリーズ製品でも接続方法は同じです。このようにDatabricksとEspressシリーズ製品を連携することで高機能のチャート、レポート作成が容易に可能となります。
Apache Spark とEspressシリーズ製品との連携はこちらのブログを参考にしてください。
関連するトピックス:
- Espress API経由でREST APIから取得したJSONデータによるチャートの作成
- 社内のExcelデータを十分活用できていますか? Espressシリーズがお応えします!
- Teradataのデータをダッシュボード化してデータ分析・活用!EspressReport ESとの連携可能!
- ERES + Fluentd かんたんログ活用術 – その④ EspressReport ESによる可視化
- Databricks、大躍進のわけ
- 手持ちのデータからERES Cloud(SaaS)で簡単にWeb対応レポート作成
- EspressReport ESのトレーニング資料をアップロードしました。
- Hadoopのデータをグラフ・ダッシュボードで可視化!EpsressReport ESとの連携
- ・CAIT: EspressReport ESユーザ事例【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】
- Espressシリーズ Ver7.0 update 5 リリースノート
Databricks、大躍進のわけ