EspressChartとEspressReportをUnix/Linux系のプラットフォームで使用する時にはX-Serverが必要です。
X-Serverの使用を回避する方法は次の3つがあります。
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(1) X-Serverが搭載されていないUNIX系サーバのためにPJA(Pure Java AWT)が利用できます。
詳しくいは下記のPJA資料を参照ください。
PJAについての説明が日本語でされています。
*この手法はHeadlessモードが現れる前のものです。
(2)のHeadlessモードを使用されますようお願いします。
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(2) JDK 1.4.1のHeadlessオプションについて
Linux,UnixシステムにおいてX-Serverを使用したくないユーザのための新しい手法です。
JDK 1.4.1 can be configured to run headless on a server–when graphic display
is not needed on the server machine. Basically, you would add
“-Djava.awt.headless=true” to the Java command line.
For additional informationon this, please check the following link:
http://java.sun.com/j2se/1.4/docs/guide/awt/AWTChanges.html#headless
詳しくはマニュアルDeploymet(ディプロイメント)セクションを参照ください。
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(3) X-Serverカードを購入後の EspressChart のセットアップ方法(AS/400のみ):
[質問]
> カード購入後、セットアップが必要となると思いますが、
> PCサーバカードをAS/400に組み込んだ後どうすればよいのでしょうか?
> AS/400上の設定は行ったとしてそれだけでよいのでしょうか?
> PCサーバ上にWebsphereを入れて、その上にEspressChartを入れて、とかという作業が
> 必要になりませんか?
[回答]
IBM AIX機械については、X-Server起動後
(WebSphere起動後)
管理者としてログインしてください。
その後
export DISPLAY=IP_address:0.0
のコマンドを打ってください。
ディスプレイ環境変数の設定が必要になります。
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