EspressReport ES Ver4を12月26日(月)に発表しました。
EspressReport ESはシンクライアント型のレポーティング・アプリケーション・ソフトウェアで、アドホック(単発の)レポーティングを可能とします。QuickDesignerインターフェイス機能により、ブラウザのみを使用してエンド・ユーザは簡単な操作で、アドホック的なクエリとレポート作成が可能です。作成したレポートはDHTML, 高品質なPDF, Excelスプレッドシート, XML等のフォーマットで表示が可能で、レポートの配置・展開のためにサーバサイドに保存しておくことができます。さらにエンドユーザはプログラミングを必要とせずに、直接Webに高品質のレポートを公開することもできます。これらの機能は一度限りのレポート作成とその配置・展開作業を開発者から開放し、エンド・ユーザにその権限を持たせます。また、そのための高セキュリティ機能を実装しています。
EspressReport ESのレポート・コアエンジンはJavaレポート・ツールのEspressReportを採用しています。その強力なレイアウト機能とインタラクティブなドリルダウン機能でレポート編集が可能です。ユーザは高機能なスクリプト/フォーミュラ機能を利用してレポートに直接カスタムなロジックを組み入れることが出来ます。
EspressReport ESはまたJ2EEアプリケーション環境を装備し、特別なサーバサイド・アプリケーション処理を必要としません。
EspressReport ESの主な機能:
○ 実装の拡大/変更に伴い、自動でオーナシップ・モデルを使用したユーザ/グループのプリビレッジが適応されます。
○ 同じレポートでユーザごとのビューイングをカスタマイズすることにより、行/列レベルのセキュリティが可能です。
○ ユーザは直接にEspressReport ESに対してデータベースまたはLDAPサーバ接続経由でセキュリティ・モデルを結合することができます。(*)
○ APIセキュリティ・インターフェイスを使用してユーザはカスタムなセキュリティ・モデルを設定することができます。(*)
○ JTSL (Java Standard Tags)を使用するために、ビルドイン・レポーティング・ポータルを再コンフィグレーションすることで、Web開発者がバック・エンドのコードを追加することなく、インタラクティブなレポーティング・ポータルの構築を可能としました。(*)
○ 強力なAPIによりユーザは最小限のコードで、ユーザ独自のWebアプリケーション(WebSphere, WebLogic等)に対してもレポートの展開が可能です。
○ スケジューリング・オプション機能で、ユーザはレポートの保存、メール/ネットワーク・プリンター/FTPサーバへのレポートの配信スケジュールが指定できます。
○ サーバ・ダウンで配信できなかったレポートの再起動の設定が可能です。(*)
○ ユーザはスケジューリング・ジョブが多数のときにそのスケジューリング・パフォーマンスを調整することができます。(*)
○ ユーザはEspressReport ESで使用するメモリ容量をコントロールすることができます。これによりデータが設定された制限を越えたときに、非常に大きなレポートをバーチャル・メモリ・システム上で効果的に稼動させることができます。(*)
○ EspressReport ESはクラスタ環境の導入しました。中央のロードバランシング・サーバが直接メンバー・サーバにクライアント・リクエスト、レポートの公開/スケジューリング・タスクを指示します。これによりレポート展開のための負荷をダイナミックに増強することができます。(*)
注:(*) はEspressReport ES Ver4.0での新機能です。
製品形態:
「開発キット」と「サーバ・ライセンス」から構成されます
価格:オープン価格
動作環境:EspressReport ESは100%Javaで記述されています。JDK1.2以上が稼動可能なプラットフォームで使用可能です。
当社では開発元のQuadbaseと協力しながらERES Ver4.0のリリースを準備してきました。
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