弊社で販売しているVMware/Hyper-V仮想環境のモニタリング・レポーティングツールVeeam ONEでは、vCenterやESXiホストレベルの監視に対応していますが、それだけでなく、バージョン7からはvCloud Directorレベルの監視にも対応しました。
Veeam ONE MonitorではvCloud Directorの各階層に応じて、それぞれの階層に所属する仮想マシンの健康状態、リソース消費状況、vAppの残り期限などを確認可能です。
vCloud Directorの各階層に合わせた各種アラームも標準で搭載されています。
例えばvAppであればランタイムやストレージのリースタイムアウトに関するアラームがあります。
また、Veeam ONE ReporterでもvCloud Director用のレポートとして、組織vDCやプロバイダvDC単位、vApp単位でのパフォーマンスレポートを用意しております。
さらに、Active Directoryを使い、ユーザーごとに権限を設定し、そのユーザーに許可された領域のみのモニタリング・レポーティングを行えるようになりました。
これにより、各クライアントユーザーが自身でリソースの状況や仮想マシンに発生した問題を確認・把握することが可能です。
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