リソース・プール
Veeam Backup & Replication V8はHyper-Vリソース・プールに保存されたデータのバックアップとリカバリーの直接のサポートを提供します。
ユーザがリソース・プールに直接バックアップした時にVeeam Backup & Replication V8はリソース・プール内にデータのロケーション用のマーカーを作成します。リカバリー時にデータがオリジナルのロケーションにリストアされれば、マーカーはリソース・プールのオリジナル・ロケーション内のデータの復元に使用されます。データが別のロケーションにリストアされた場合、マーカーは破棄され、データは安全に新規ロケーションでリカバリーされます。
共有vhdxファイルのサポート
Veeam Backup & Replication V8はクラッシュ・コンシステント・ステートでの共有vhdxファイル(shared vhdx file)の直接バックアップをサポートします。リストア・ウィザードはまた共有vhdxファイルのフルVMリカバリーを提供できるようにアップデートされました。クラッシュ・コンシステント・バックアップは簡単で、ユーザが共有.vhdxファイルのフル・リカバリーが必要な時にはVeeam Backup & Replication V8はスナップのリカバリーを行います。
差分(Differencing) VHDX ファイル
差分VHDXファイルは稼働する複数の仮想マシンが単一のvhdxから同様のベース・コンフィグレーションが可能で、個別の仮想マシンのそれぞれがペアレント・ディスクから固有の仮想マシンが作成できるようにすべての変更を差分ディスクに保存します。Veeam Backup and Replication V8は差分vhdxファイルのバックアップとリストア機能を保有し、Windows Server 2012 R2の差分vhdxファイルのバックアップとリストアに関してさらに高いパフォーマンスを提供します。
Bitlockerでのクラスター共有ボリューム(CSV)のサポート
Veeam Backup & Replication V8では効率的にCSVファイルと共にCBT(hanged Block Tracking )を使用でき、CSVがBitlockerで暗号化されていてもデータ保護を効果的に管理できます。
Veeam Backup & ReplicationでのHyper-Vに対するご要望があればお知らせください。
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