Cloud Berry Backupでは作成したイメージベースバックアップから、ドライブやファイル単位でリストアを実施することや、Amazon EC2インスタンスとしてのリストア、仮想ディスクの変換によるVMwareやHyper-V環境へのリストア実施が可能です。
また、あらかじめブータブルISOイメージを作成しておくことで、ISOイメージファイルを使用して起動し、その後イメージベースバックアップからCloudBerryインストールサーバ全体を復旧することもできます。実際の手順は下記のようになります。
1. ブータブルISOイメージファイルから起動します。
2. CloudBerryブートメニューが表示されます。ブータブルISOを作成する際にパスワードを設定している場合は、設定していたパスワードを入力します。
3. ブートメニューからBare Metal Recoveryを選択します。
4. CloudBerry Backupが起動するのでリストア・ウィザードを選択し、復元ウィザードを開きます。
5. イメージベースバックアップを実施していたクラウドを選択します。
7. リストアするディスクタイプやパーティション、ディスクの配置を設定します。
8. ファイルを暗号化している場合はパスワードを入力し、必要に応じてメール通知等を設定します。
9. サマリーを確認しウィザードを終了すると、リストアが実施されます。
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