バージョン・ヒストリー:
Retention Policy(リテンション・ポリシー)のすべてのオプションはユーザが選択するバックアップ・プラン設定で利用可能です。「Edit Backup Plan」をクリックし、「Advanced Backup Mode」を設定します。Retention Policyのすべての設定は同じ名前のステップで利用できます。
以前のバージョンの削除:
このパラメータは特定日(選択した日、月、年)以前に作成されたすべてのファイルを削除します。次の例では3か月前のすべてのバージョンを削除するものです。
さらにユーザは「Always keep the last version」をチェックすることで、ポリシー設定が正しくない場合でも、最後のバージョンの損失を防ぎ、最後のバージョンを維持することができます。
バージョン番号の保持:
日付の指定を止め、例えば最後の3つのバージョンをストアできます。これはアップデートが殆どない時に便利です。「 Keep number of versions」を選択し、必要なコピー数を設定します。
「Delay purge for」ボックスをクリックするのも便利です。これは一定期間システムによってクリーン・プロセスのスケジュールを遅らせます。
ローカルで削除されたファイルを削除「Delete Files That Have Been Deleted Locally」:
クラウドに1年以上使用されていないデータが何GBもストレージにあるとします。このような状態に気が付かなければ「elete files that have been deleted locally」を使用します。この場合サーバで削除されたデータは自動でクラウドでも削除されます。このオプションは「Delay purge for」パラメータと使用することを推奨します。
ブロック・モードとリテンション・ポリシー:
インクリメント(増分)バージョンでのブロック・バックアップ・オペレーションの特性はすべてのバージョンは単一のチェーンから構成されます。したがってリンクが削除されたときにそれは壊れ、バックアップ・バージョンの情報の一部は影響を受けます。
この状況を回避するためにリテンション・ポリシーではやがてべージョンの新しいチェーンを作成する必要があります。バックアップ・プランでの「Full Backup Schedule 」オプション方法で自動的に行うことができます。
●「Schedule full backup」で次の設定
このボックスをチェックすることでフルバックアップ・コピー作成の特定時間を選択できる追加タイムテーブル・ウィンドウで行います。
●Run full only if total size of previous block level backups larger than
フルバージョン関連するインクリメント・コピーで超えれないパーセント割合を設定することができます。そのサイズが制限を超えた時にバックアップ・コピーのチェーンを含む新規フルコピーが作成されます。以前のチェーンのすべてのコピーは因果関係なく削除されます。
関連トピックス
- [関連記事まとめ]バックアップコピージョブ【Veeam Backup & Replication】
- バックアップジョブの長期保存ポリシー(GFS)[Veeam Backup & Replication]
- VM Copy機能について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- CloudBerryのブロックレベルバックアップでのバージョン(世代)保持の考え方
- 作成した不要なJob、仮想マシンの削除手順【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Copy Jobの作成(VM Copy編)【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Copy Jobの作成(File Copy編)【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Bcakup Jobを実行して作成した仮想マシンのバックアップデータの削除方法【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Replication Job を実行して作成した仮想マシンの構成ファイルの削除方法
- CloudBerry Backup Ver7.1 での GFS リテンション・ポリシー