CloudBerry Backup v5.9の新機能概要


CloudBerry の最新版 v5.9がリリースされ、いくつかの次の新機能が実装されました。

・ローカルで削除されたデータの追跡
・Backup Storage Capacity Report
・VMware ESXi環境仮想マシンのファイルレベル、ディスクレベルバックアップ
・One Zone-IAのサポート
・Google Cloud、Azure、およびB2のアーカイブモード

ローカルで削除されたデータの追跡

CloudBerry Backup 5.9では、削除されたファイル情報をクラウドに保存する機能が追加されました。

バックアップウィザードのバックアップモードの[上級モード]を選択し、ブロックレベルバックアップオプションで[Track local file deletes in backup storage]にチェックを入れます。

チェックを入れると、CloudBerry Backup 5.9は削除済みファイルをクラウドに記録します。復元の実行場所に関係なく、削除されたファイルの復元をしないように設定できます。

復元ウィザードで、移送先[削除したファイルを復元する]のチェックを外すと、以前に削除したファイルは復元されません。

Backup Storage Capacity Report

CloudBerry Backup 5.9の新機能の1つに、Backup Storage Capacity Reportがあります。

この機能を使用すると、バックアップストレージの内容をチャートで分析できます。各チャートには、フォルダの親フォルダが表示されます。

この機能により、バックアップストレージ内で最も多くの領域を消費するフォルダを特定し、分析することができます。

VMware ESXi環境上仮想マシンのファイルレベル、ディスクレベルバックアップ

CloudBerry Backup 5.9以前のバージョンでは、ESXi上仮想マシンのフルバックアップのみが可能でした。ユーザは、バックアップにより多くのディスク容量を使用する、または仮想マシン全体のバックアップを必要としないケースがほとんどでした。

CloudBerry Backup 5.9では、バックアップウィザードでバックアップする特定のディスクとファイルを指定することが可能になりました。この機能により、ファイルレベルとディスクレベルでのバックアップを実現しました。

One Zone-IAのサポート

Amazonは、S3ストレージクラスラインナップ – S3 One Zone-Infrequent Access(Z-IA)を発表しました。

Z-IAは、3つの可用性ゾーンにデータを格納するほかのストレージクラスとは異なり、単一の可用性ゾーンにデータを格納します。最新版CloudBerry Backup 5.9では、Z-IAのサポートを行っています。

Google Cloud、Azure、およびB2のアーカイブモード

CloudBerry Backup 5.9のもう1つの大きなアップデートは、Google Cloud、Microsoft Azure、およびBackBlaze B2のアーカイブモードのサポートです。

アーカイブモードでは、ファイルを単一のアーカイブにマージし、バックアップストレージにアップロードするようにアプリに指示します。

このアプローチは、ストレージに送信される要求の数を減らし、ストレージコストの削減にも役立ちます。

CloudBerryについては、弊社ページよりお問い合わせください。

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