VMwareのVDP(vSphere Data Protection)のEOL(提供終了)について
2017年4月28日付けのVMwareブログでVDPのEOL (End of Life)が発表されました。vSphere 6.5がVDPを同梱する最終バージョンとなります。今後、新しくvSphereバージョンを導入する場合や、現状のバージョンのサポート終了時期を考慮しながら、早急なvSphere環境の早急なバックアップの見直しが必要です。乗り換え準備をお急ぎください。
Veeam Backup & Replication v9.5とVMware VDP 6.1とE社のA製品の比較(比較表一部抜粋)
※その他製品との比較表はお問合せください。
●対応 ▲部分的に対応 ×未対応
機能 |
概要 |
Veeam 9.5 |
VDP 6.1 |
E社の A製品 |
迅速な復旧機能 | ||||
インスタントVMリカバリ | 通常のバックアップストレージ上のバックアップファイルから直接VMを起動することで、サービスを素早く復元できます。 |
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マルチOSインスタントファイルレベルのリカバリ | Windows、Linux、BSD、Mac OS、Novell、Solaris、Unixなどによって使用されている19種類の一般的なファイルシステムからファイルをリストアできます。 |
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ストレージスナップショットからのエージェントレスリカバリ | EMC VNX、VNX2、VNXeスナップショット、Hewlett Packard Enterprise (HPE) 3PAR StoreServ、StoreVirtual、StoreVirtual VSAスナップショット、およびNetApp Data ONTAPベースのストレージ(FAS、FlexArray、Data ONTAP Edge、Nimble CSシリーズ、およびAFシリーズを含む)スナップショットから個々のVM、ゲストファイル、アプリケーションアイテムを復元します。 |
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Microsoft Active Directoryのエージェントレスリカバリ | ユーザ、グループ、コンピュータアカウント、連絡先、ユーザやコンピュータのパスワードの回復を含む、全てのActive Directoryのオブジェクト種類のリストアや検索が可能です。また、オブジェクトを複数選択してのリストアやコンテナ単位でのリストア、グループポリシーオブジェクト(GPO)、Active Directoryに統合されたDNSレコード、構成パーティションのリストアなども可能です。 |
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Microsoft Exchange のエージェントレスリカバリ | Microsoft Exchange 2010、2013、2016のバックアップを瞬時に可視化でき、Exchangeの項目(電子メール、予定、メモ、連絡先など)オンラインのアーカイブメールボックスや完全に削除された項目を復旧できます。クエリ結果、サイズの見積りと詳細なレポートのエクスポート機能により電子情報開示にも活用可能です。保存、送信、PSTエクスポート、オリジナルのメールボックスへの復旧もサポートしています。 |
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Microsoft SQL Serverからのエージェントレスリカバリ | 大規模なSQLのバックグラウンド実行やデータベース、トランザクションログファイルを検索することなく、簡単に個別のSQLデータベースを復旧できます。ローカルへの任意時点のSQLデータベースファイルのエクスポートやエージェントレスなトランザクションログのバックアップとリプレイ、トランザクション単位でのデータベースとSQLオブジェクト(テーブル、ストアプロシージャー、ビューなど)の復旧が可能です。オリジナルまたは新しいSQLサーバへの復旧が可能です。 |
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Microsoft SharePoint からのエージェントレスリカバリ | バックアップ内のSharePointを瞬時に可視化し、高度な検索と参照機能により、個別のSharePointのアイテム、サイト全体の迅速な復旧が可能です。SharePointアイテムの保存、送信、エクスポートとサイト全体のオリジナルへのリストアも実施可能です。 |
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Oracleからのエージェントレスリカバリ | 大規模なOracleのバックグラウンド実行やデータベースやトランザクションログファイルの検索なしに、簡単に個別のOracleデータベースをリストア可能です。エージェントレスなトランザクションログのバックアップ、アーカイブログの管理、トランザクション単位でのデータベースの復旧をオリジナルまたは新たなOracleサーバに実施可能です。 |
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アプリケーションのオーナーやヘルプデスクのオペレータによるセルフサービスでの復旧 | Web UIを介してワンクリックで、ゲストファイル、VM、アプリケーションアイテムを復元できます。個々のVMおよびVMのグループのリカバリを、ローカルITスタッフ、アプリケーション所有者、部門メンバーなどの特定のユーザまたはグループに委任することによって、すべてのWeb UIリカバリ機能の完全なセルフサービスを提供します。 |
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Microsoft Azureへのダイレクトリカバリ | オンプレミスのWindowsベースまたはLinuxベースのVM、物理サーバ、エンドポイントをMicrosoft Azureに直接復元または移行します。 |
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確実なデータ保護 | ||||
エージェントレスなイメージベースのバックアップ | エージェントレスでアプリケーションに対応する高度な処理(トランザクションログの切り捨てを含む)によりアプリケーションの整合性を保ったイメージレベルでの仮想マシンのバックアップを作成します。保護されていないVMが存在しないように、vSphereのタグやホスト、データストアクラスタを使用し、ジョブの作成が可能です。 |
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バックアップI/Oコントロール | ソースのデータストア、ボリュームの待ち時間を監視し、設定した「しきい値」に応じて自動的にバックアップ、レプリケーションのタスクの割り当て、データ読み取り速度を制限し、運用環境のストレージへの負荷をコントロールできます。グローバルでの設定と個別のデータストア単位でのしきい値設定が可能です。 |
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ストレージスナップショットからのバックアップ | EMC VNX、VNX2およびVNXeスナップショット、HPE 3PAR StoreServ、StoreVirtual、StoreVirtual VSAスナップショット、およびNetApp Data ONTAPベースのストレージ(FAS、FlexArray (Vシリーズ)、Data ONTAP Edge、IBM Nシリーズ)、Nimble CSおよびAFシリーズのスナップショットから、イメージベースのバックアップと複製VMを作成できます。これにより運用環境への影響を最小限することが可能です。 |
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Veeam Cloud Connect Backup | 対応するサービスプロバイダのクラウド環境 を Veeam と完全に統合されたバックアップ のオフサイトとして利用できます。高速で安 全なバックアップとリストアをクラウドから 実施可能です。 |
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エンド to エンドの暗号化とパスワード紛失時の保護機能 | WAN高速化やデータの圧縮処理におけるデータ削減率に影響を与えることなく、ASE 256 bit暗号化機能により、安全なバックアップデータとエンド間のネットワーク転送を可能にします。バスワード紛失時の保護機能も含まれています。 |
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組み込みのテープサポート | スタンドアロンなテープ、テープライブラリ、仮想テープライブラリが接続されたMicrosoft Windows ServerからファイルおよびVMのバックアップをテープにアーカイブ可能です。WindowsやLinux上のファイルのアーカイブやバックアップの世代まで意識したアーカイブとリストア、メディア保管場所の追跡、グローバルメディアプール(スパニングマルチテープライブラリ)、長期アーカイブ専用のGFSメディアプール設定をサポートしています。 |
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重複排除ストレージとの統合 | 重複排除ストレージ(EMC Data Domain Boost、HPE StoreOnce Catalyst、ExaGrid Accelerated Data Mover)との統合によりバックアップデータのアーカイブ速度を向上できます。 |
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組み込みWANアクセラレーション | サイトからのバックアップを50倍高速化し、エージェントレスのバックアップコピージョブとレプリカが使用する、帯域幅を節約できます。Veeam Cloud Connectもサポートします。 |
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スケールアウトバックアップリポジトリ™ | 個々のストレージデバイスを論理的に1つのストレージとして保存先に利用できます。 |
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エージェントレスのイメージベースのレプリケーション | DR、HA目的で世代管理可能な複製VMを作成するレプリケーションが行えます。 |
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Veeam Cloud Connect Replication | 対応するDRaaS (Disaster Recovery as a Service)のプロバイダを介して、完全に統合された高速でセキュアなクラウドベースの災害復旧を行い、アプリケーション可用性を確保します。 |
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検証機能 | ||||
SureBackup® | バックアップからVMを隔離環境に直接起動し、スクリプトによるアプリケーションテストまでを自動で実施可能です。カスタムなアプリケーションテスト用のスクリプトもサポートしています。完全なVMの復元は不要です。 |
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SureReplica | カスタムアプリケーションテストスクリプトのサポートを含む、すべてのVMware vSphereレプリカVMのリカバリ性を自動的にテストし、検証します。 |
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データ活用 | ||||
オンデマンドなサンドボックス™ | 隔離された環境のバックアップやストレージスナップショットから、一つ以上のVMを直接起動し、トラブルシューティングやテスト、本番環境のコピーでのトレーニングをビジネスオペレーションに影響なく実施できます。 |
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完全な可視化 | ||||
高度な仮想マシンの監視、レポート、キャパシティプランニング | Veeam Availavity Suiteの一部であるVeeam ONE™は本番環境およびバックアップインフラストラクチャのためのリアルタイムモニタリング、レポート、キャパシティのプランニングを実現します。 |
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マルチなハイパーバイザーのサポート | VMware vSphere 4.1以降、およびMicrosoft Hyper-V 2008 R2 SP1以降をサポートします。単一のコンソールから両方のハイパーバイザーを表示します。 |
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vCloud Directorのサポート | vAppとVMのメタデータと属性をバックアップし、vAppとVMをvCloudに直接復元することで、高速プロビジョニングされたVMを完全にサポートします。vCloud VMのスケジュールされた増分バックアップジョブ、RESTful APIによるセルフポータル統合、セルフサービス、Enterprise Managerによるテナント管理されたバックアップとリストア、およびネイティブvCloud Director認証が含まれます。 |
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Webセミナー「VMware VDP提供終了、どうする仮想化バックアップ」の動画をこちらにアップしました。
↓↓↓
https://www.slideshare.net/climb_soft/vmware-vdp