Veeam Backup & Replication v10のリリースに合わせてVeeam AgentやVeeam ONEといったその他ソリューションも新しいバージョンがリリースされました。今回はその中からVeeam Agent for Linuxの新機能であるMySQLとPostgreSQLのアプリケーション対応処理についてご紹介します。
※MySQLとPostgreSQLの対応は現状、 Veeam Agent for Linuxのみとなっております。Veeam Backup & Replicationによる仮想マシンとしてのバックアップ、レプリケーションで対応処理を実施する場合、カスタムスクリプトを構成いただく必要があります。
このアプリケーション対応処理によりVeeam Agent for LinuxにてMySQLやPostgreSQLを実行するLinuxマシンのバックアップを行う場合、Veeamのジョブで、それらに対する処理を有効にすることで、スクリプト等を用いなくとも一貫性のある状態のバックアップを簡単に取得できます。
仕組みとしてはシンプルであり、両方ともそれぞれのデータベースが持つ機能を利用しています。より詳細な処理の流れや要件等はこちらをご参照ください。
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