Veeamも認めるKubernetesバックアップ ソリューション Kasten K10
クライムのブログ記事でも何度か紹介してきたKastenのクラウド ネイティブ バックアップ ソリューションが、Veeamパートナーに正式に採用されました。マイクロサービス環境でのDevOpsとCI/CDがアプリケーション開発のスタンダードになりつつある昨今、Kubernetesを導入する企業が急増しています。サポートの幅を広げて顧客ニーズに応えたいVeeamにとって、KastenのソリューションはVeeamの要件と哲学に合致するもので、両社にとってウィンウィンのパートナーシップが実現したようです。
Veeamは、具体的に以下の4点を柱とするアプローチと、シンプルさと柔軟性でユーザーに安心をもたらすことを目指す哲学がKastenと一致すると述べています。
- Multi-workloads:従来型とコンテナ化されたワークロードの両方をサポートする
- Multi-environments:オンプレミスとクラウドのどちらも、さらにマルチクラウドやハイブリッド環境をサポートする
- Multi-data services:アプリケーションの存在をしっかり認識してサポートする(コンポーネントが分散して構成がわからないままインフラ全体をサポートするのではなく、アプリケーションが可視化できる状態でサポートする)
- Multi-storage vendors:特定のベンダーに依存しない
VeeamがKubernetes環境のバックアップとデータ保護に何が重要であると考えるかは、下図がわかりやすいです。
上記の要件を踏まえ、Kubernetes環境のバックアップ ソリューションには以下の5分野の機能性が特に重要だと考えられています。
裏を返せば、VeeamにとってKasten K10がこれらの条件を満たすと認められたわけで、Kastenのソリューションの認知度がこれを機に、Veeamの顧客ベースのみならず、Kubernetesユーザー全体に浸透していく可能性があります。
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