N2WS Backup & Recoveryは登録したAWSアカウントに紐づいている
EC2インスタンスやRDSなどのAWSリソースのバックアップ/リストアを
コーディングすることなく、簡単に行えるソフトウェアです。
以前、こちらのブログで紹介しました長期間にわたるバックアップデータの保持として、S3の標準ストレージクラスを使用するのではなく、S3 Intelligent-TieringやS3 標準 – IA、S3 GlacierやS3 Glacier Deep Archiveなどにアーカイブしておくことで、保持コストを抑える手法をご紹介しました。
ただ、当時のN2WS Backup & Recovery v3.0では、少なくとも1つのEBSスナップショットは保持しておかなくてはならず、1世代分のスナップショットはS3標準ストレージクラスでのコストが発生しておりました。
これが最新版のv3.1からはEBSスナップショットを保持することなく、
指定されたS3バケットへのアーカイブが終了後即座にEBSスナップショットを削除するオプションが追加されました。
これにより、アーカイブ先として指定されたS3バケットのストレージクラスにおけるコストのみとなるため、よりバックアップデータ保持のランニングコストを抑えることができるようになりました。
設定方法は非常にシンプルとなり、バックアップポリシーの設定画面にて
Delete instance snapshots from EBS after storing in S3を有効化するのみで実現できます。
このオプションは、Advancedエディション以上の機能となります。
AWS環境のバックアップデータ保持コストにお悩みの方は、
ぜひともN2WS Backup & Recovery v3.1についてお問い合わせください。
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