N2WS Backup & Recoveryには3つの基本的なリカバリー・モードがあります。
1.ファイルレベルリカバリー
2.ボリュームリカバリー
3.インスタンスリカバリー
これらのリカバリー・テストの目的のために、3つのEBSボリュームが接続されたMicrosoft SQL Serverを使用します。これらのモードのそれぞれを使用してリカバリー・テストを実行します。
ファイルレベル・リカバリー
これは、最も一般的なリカバリーシナリオです。ユーザー/システムが削除した可能性のあるファイルを単純に取り出す必要があるかもしれません。N2WSでは、新しいインスタンスを立ち上げたり、ボリューム全体をリカバリーしたりすることなく、Webインターフェースからこれを行うことができます。
この場合、SQLサーバーのデータボリュームから失われたログファイルをリカバリーする必要があります。リカバリーするバックアップを選択し、「Explore」オプションを選択します。
N2WSはワーカー・ノードを起動してワーカーにボリュームをマウントすると、個々のファイルを復元できるWebページとしてボリュームの内容を提供してくれます。
ボリューム・リカバリー
データ ボリュームのようなボリューム全体をリカバリーして、そのボリュームを元のインスタンスに戻したり、全く別のインスタンスで使用したりすることができるようにしたい場合のリカバリ・シナリオがあります。
このシナリオでは、バックアップ・ボリュームをリカバリし、そのボリュームを別の SQL Serverにアタッチして、オフラインでデータベース操作を実行できるようにします。
ボリュームのリカバリーが完了すると、実行中のインスタンスにアタッチすることができます。
インスタンス・リカバリー
すべてがが失敗したとき、インスタンス全体をリストアしなければならないこともあります。リカバリーが必ずしも100%成功するとは限りませんが、N2WSには次のオプションがあります。
リカバリ処理が終わるのを待ちます。
ユーザのインスタンスがオンラインに戻ってきました。
どのようなシナリオに遭遇しても、リカバリー(復旧)されていることを確認してください。クラウドでは安全に、そして気をつけましょう。
関連トピックス
- AWS Backup vs. N2WS Backup & Recovery
- MSP360(CloudBerry) Backupを利用してのAmazon EC2にサーバ全体をリストア(復元)する方法
- Veeam B&R v12+Kasten K10 v6でインスタントリカバリ、K8sアプリケーションを数分で復旧
- N2WS Backup & Recoveryが提供する3つのリストア手法
- N2WS Backup & Recovery v2.6 のリリース
- AWS でのRTO(リカバリータイムオブジェクティブ)の向上: そのオプションは? ゼロRTOへの近道[N2WS]
- Veeam v10新機能予告:インスタントVMリカバリの改善
- Hyper-Vとのベストマッチ [Veeam Backup & Replication Ver8]
- Veeam Explorer for SAN snapshots:SANスナップショットからのユーザ・データのリカバリ
- Veeam Explorer for Storage SnapshotsでのカスタムなEMCスナップショット・スケジュールでの設定方法[Veeam Backup & Replication]