仮想インフラストラクチャやバックアップであるかどうかに関わらず、環境のトラブルシューティングに関しては、Veeam ONEはその力を発揮します。Veeam ONEは、ナレッジベースの特定の問題に関連するシグネチャをアラームと共に使用しています。
Veeam Intelligent Diagnosticsと呼ばれる潜在的な問題を警告します。アラームは、アラーム管理タブのVMware、Hyper-V、(Veeam) Backup & Replicationに基づいてグループ化されています。
アラームは、イベントに基づいてトリガーされ、Eメール(SMTP)、SNMP、またはスクリプトの実行など、様々な方法で警告することができます。また、自動化をオンにして、Veeam ONEが作成したルールに基づいて問題を修正することができます。これの例はVMware | Virtual Machineセクションのアラームを参照いてください。そこには、VM with no backupというアラームがあります。このアラームは、インフラストラクチャ内のすべての仮想マシンをチェックし、バックアップが24時間以内に実行されていないことが判明した場合、自動的にバックアップ ジョブに追加することができます。
バックアップを自動化するアラームのプロパティは以下の通りです。
バックアップジョブに追加する以外にも、複数のアクションオプションがあります。
ここでは、Veeam ONE モニタ・コンソールからこれらのオプションを表示する方法を確認出来ます。インフラストラクチャ・ビュー・タブでサーバーをハイライトすると、ラボ環境の右側にバックアップ・アラームのないVMが表示されます。
このアラームは、Veeam ONEが実行したチェックに基づいてVMがバックアップされていないことを意味します。Veeam ONEのルールを使用して、ジョブにバックアップされていないVMを自動化している場合は、何もする必要はありませんが、自動化が設定されていない場合は、このVMをVeeam Backup & Replicationサーバのバックアップ・ジョブに追加することを推奨します。
これで,環境のトラブルシューティングと修正を支援するためにVeeam ONEを使用する方法について説明しました。
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