N2WSは、EFS全体をリストアする必要なく(ボリュームへのアタッチやブラウジングなどは言うまでもなく)、個々のファイルやフォルダを検索してリストアするための高速かつ簡単な方法を提供するようになりました。
ユーザーは、[Backup Monitor]でリストアしたいEFSまたはFSxを見つけ、[Recover]をクリックします。
ユーザは[Recovery Type]で、[Full EFS Restore]または[ File/Folder Restore]のいずれかを実行することができます。
N2WSは、ターゲットEFSでもう一つの新機能を提供しており、これでユーザは、新たにリストアしたファイルまたはフォルダで新しいEFSを作成するか、すでに存在するEFS内にサブフォルダを作成するかを選択できます。
ユーザは矢印をクリックして、リストアしたいファイルやフォルダの名前を入力することができます。複数のファイルやフォルダを同時にリストアすることができます。
EFSとFSXのファイルレベル・リストアはN2WSユーザにとってどのような意味があるのでしょうか?
EFS対応のファイルレベルリストア(File Level Restore for EFS)は、多くのN2WSユーザがボリュームのFLR機能を多用するように、EFSのFLR機能を使用することで、EFS全体(数TBに相当するデータ)をリストアすることなく、特定のファイルやフォルダに素早くアクセスすることができます。これにより、最適なリストア・パフォーマンスを実現するためのRTOを大幅に削減することができます。
さらに、新しいEFSを個別に作成するか現在のEFSにサブフォルダを作成する機能は、ユーザが新しいEFSをスピンアップする能力や権限を持っていないような大規模な環境では非常に重要です。このような場合、現在のEFSにサブフォルダを作成することで、ファイル レベルのリストアが合理化され、高速化されます。
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