今年のVeeamON 2021 Updateで、パフォーマンスやサイジングのベストプラクティスなどを含む、チューニングの上位10がセッションにて紹介されました。
簡単にまとめると以下のようなものですが、詳細はこちらで解説しています。
目次
バックアッププロキシを最大限活用
- 転送モード
- 同時実行タスク数
速度制限機能が本当に必要か再考を
- 利便性とトレードオフ
- Veeamによる同時実行タスク数とI/O負荷の自動制御
バックアップリポジトリを最大限活用
- プロキシに合わせてタスク数を調整
アプリケーション対応処理の高速化
- 永続エージョントの使用
- 環境の堅牢化
暗号化処理の重複
- 2回も暗号化を行う必要が本当にあるのか?
ジョブの構成
- 高優先度設定の利用を検討
- ジョブのチェーン機能(After this job設定)の利用は避ける
- 同時実行ジョブ数を調整するように、タイミングをずらす
- 可能な限り、一つのジョブにVMをまとめて登録する
ファイルシステムインデックス
- インデックス作成なしでもファイルリストア自体は可能
- ファイル検索やバックアップのマウントなしでのファイル参照でのみ必要
- インデックス自体の必要性を確認
NASバックアップのサイジングとI/Oコントロール
- あくまでも同時実行スレッド数を調整する静的な設定
インスタントファイル共有リカバリ
- あくまでも読み取り専用
- 統合アクセスを行うためにはひと工夫が必要
リカバリ速度の最適化
- プロキシの配置に注意
- Direct SANモードではThickのみ対応
詳細はこちらで解説していますので、ご興味ありましたら是非ご参照ください。
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