VeeamON 2022 セッション情報速報④


毎年恒例で開催されているVeeamON、今年はラスベガスとバーチャルでの開催となり、日本時間だと51719日に実施されています。ここではいち早くセッションの情報を展開していきます。

    • Veeam Backup & Replication v12: What’s new and introduction

Veeam Backup & Replication v12: What’s new and introduction

次回リリース予定の最新版Veeam v12の新機能の概要を紹介していました。

v12では主に下記のような機能強化が予定されているようです。

・クラウド対応機能強化

・セキュリティ機能の強化

・効率化と最適化

クラウド対応の機能では今までオブジェクトストレージへのバックアップには2次バックアップのみ可能でしたが、v12から直接のバックアップが可能となります。他にもDBなどのアプリケーションを意識したクラウドバックアップ等が実装予定となっております。

バックアップデータを狙ったランサムウェア攻撃による被害が増えていることからVeeamでは更なるセキュリティ機能の強化が予定されています。v12ではすべてのバックアップに不変性が適用されたバックアップを実現します。ランサムウェア攻撃を受けた場合も被害を受けたデータを特定し、正常なバックアップデータから即座に復旧できるようにし、ランサムウェア攻撃によるダウンタイムを最小限にすることが可能になります。

v12ではデータ保護管理の簡素化やバックアップの最適化、アプリケーションのリストアがより簡単になるなど、複雑な環境のバックアップも管理しやすくなるようです。

上記以外の機能以外にも多くの機能強化が予定されています。

NASバックアップ機能でもオブジェクトストレージへの直接バックアップの実装やテープへの直接バックアップの実装が予定されています。

テープバックアップ機能ではパフォーマンスの向上や最適化により大量のファイルのアーカイブが可能になります。こちらは個別のセッションも開催されておりますので詳細は下記もご参照ください。

Veeam ON 2022 セッション情報速報③

多くの機能強化が予定されているv12、正式リリースが非常に期待されます。

関連トピックス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください