クライムでは全国どこからでも参加できるVeeamのオンラインハンズオンセミナーを定期開催しております。基本的な操作を学べる基本編とより詳細な機能を操作可能な応用編の2部構成となっております。応用編はいくつかの種類があり本ブログではその各応用編で実施している内容をご紹介いたします。
基本編のご紹介はこちらから
-
ランサムウェア対策(最新機能)編
近年ランサムウェアの被害が多くなっており、ただバックアップを行うだけでは対策しきれないケースもあります。最新版のVeeamには様々なランサムウェア対策機能が追加されました。ランサムウェア対策(最新機能)編では、簡単なインストールと設定でランサムウェア対策が行えるツールのBlocky for Veeamのインストール方法や操作や手順を紹介します。
バックアップデータのマルウェアスキャン等最新版のv12.1で追加された機能、堅牢化リポジトリの構築と実際のバックアップをお試しいただけます。堅牢化リポジトリは、保存されたバックアップファイルの不変性を持たせることができます。指定された期間内は削除や変更が不可能になり外部からの攻撃からバックアップファイルを守ります。
クラウドのストレージへバックアップデータを保存することでランサムウェア対策することもできます。wasabi hot cloud storageは低価格で堅牢なオブジェクトストレージです。Veeamと連携し活用することで高い費用対効果を得られます。
以下の内容を実施しています。
・Blocky for Veeamのインストールと設定
・バックアップデータへのマルウェアスキャンの実行
・堅牢化リポジトリの設定
・オブジェクトストレージ(wasabi)へのバックアップの設定、実行
・テープへのバックアップの設定、実行お申込みはこちらから
- ExaGrid編
Veeamは階層型バックアップストレージのExaGridとの連携機能によって高性能で効率の高いバックアップを実現することができます。ハンズオンではExaGridの設定からVeeamとの連携、バックアップとリストアまで実際にお試しいただけます。
ExaGridの管理UI操作では、ユーザやポリシーの作成、Veeamで使用する領域の作成を行えます。
作成した領域を実際にVeeamにリポジトリとして登録し、バックアップジョブの実行とリストアを行います。
ランサムウェア対策としても使用できるExaGridの機能であるRetention Time-Lockもお試しいただけます。ExaGridにはネットワークに接続されないリテンション層に一定期間削除を禁止するタイムロックを設定できます。これによってバックアップデータをランサムウェアやそのほかの悪意のある操作から保護することが可能です。ハンズオンでは実際に取得したバックアップデータを削除後、ExaGrid側からバックアップデータの復元を行います。
以下の内容を実施しています。
- ExaGrid管理UIの基本操作
●VeeamとExaGridの統合
●Veeamのバックアップの設定、実行
●Veeamのリストア設定、実行
●Retention Time-LookとVeeam Shareのリカバリ設定、実行
お申込みはこちらから
- ExaGrid管理UIの基本操作
-
オブジェクトストレージ編
Veeamの最新バージョン12では、オブジェクトストレージへの直接のバックアップ等、オブジェクトストレージに関連する機能が強化されました。
実際にオブジェクトストレージをVeeamへの登録から実際のバックアップをお試しいただけます。「クラウド」のオブジェクトストレージだけでなく、「オンプレミス」のオブジェクトストレージへの手順も実施いたしますので、オブジェクトストレージへ直接バックアップする際の機能やクラウドとオンプレミスのバックアップ速度の比較などの操作が行えます。
また、v12からVeeaMoverという機能でバックアップデータを簡単に別のリポジトリへの移行が可能になりました。ハンズオンではオンプレミス上に取得していたバックアップデータをオブジェクトストレージへ移行する操作を実施することができます。
そのほかにも従来のバージョンから実施可能なオブジェクトストレージへの二次バックアップを自動で行えるスケールアウトリポジトリの構築やオブジェクトストレージに取得したバックアップを実際にEC2としてリストアする操作もお試しいただけます。
以下の内容を実施しています。
・オブジェクトストレージへのバックアップ設定、実行
・スケールアウトリポジトリへのバックアップ設定、実行
・Amazon EC2へのリストア設定、実行
・VeeaMoverによるオブジェクトストレージへのバックアップデータ移行お申込みはこちらから
-
AWS編
VeeamにはAWSを活用できる機能が多くあります。S3をバックアップ保存先としてバックアップデータのアーカイブや、取得したバックアップをEC2マシンとしてリストアすることも可能です。仮想マシンのバックアップだけでなく、物理マシンのバックアップからEC2マシンとしてリストアできるため、Pv2やV2CをVeeamのみで実現できます。また、EC2へリストア後もVeeam Backup for AWSを活用することで、EC2のバックアップを行うこともできます。AWS編ではこれらの機能を実際のEC2環境上の操作をお試しいただけます。
以下の内容を実施しています。
・スケールアウトリポジトリの設定
・物理マシンバックアップのクラウドアーカイブ
・Amazon EC2へのリストア設定、実行(P2C)
・Amazon EC2のバックアップ設定、実行お申し込みはこちらから
-
DR移行編(+CDPレプリケーション)
Veeamのレプリケーション機能は仮想マシンのDR対策や移行に適しています。レプリケーションによってマシンの複製をDR環境に作成しておくことで、本番環境で問題が発生した場合は、レプリカVMを起動するだけで即座に復旧することが可能です。本ハンズオンではそのレプリケーションの設定と実行手順をお試しいただけます。また、v11からの新機能であるリアルタイムレプリケーション機能のCDPレプリケーションもお試めしただけます。通常のレプリケーションとは違う設定方法を実際に操作することができます。
・レプリケーション フェイルオーバ設定、実行
・CDPを利用したリアルタイムレプリケーション設定、実行
・バックアップコピー(2次バックアップ)設定、実行お申込みはこちらから
-
リストア(+Amazon EC2リストア)編
Veeamは取得したバックアップから様々な環境へリストアすることができます。本ハンズオンでは取得したVMware環境上のVMのバックアップからAmazon EC2マシンとしてのリストアをお試しいただけます。またマシンを即座に起動できるインスタントVMリカバリやイメージベースバックアップからファイル単位のリストア、SQL ServerやActive Directoryのアイテム単位のリストアをお試しいただけます。
以下の内容を実施しています。
・VM全体のリストアの設定、実行
・Amazon EC2へのリストアの設定、実行
・インスタントVMリカバリの設定、実行
・ファイルレベルリストアの設定、実行
・アイテムレベルのリストアの設定、実行お申込みはこちらから
関連トピックス
- Veeam検討中の方も安心!クライムのオンラインハンズオンセミナー (基本編)
- Veeam Bcakup & Replication Version 6からの新機能(リストア編)【VMWare/Hyper-V バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Webセミナー録画 『Nutanix AHV環境もVeeamでがっちりバックアップ! 進化を遂げた新機能をご紹介!』:2020/04/21 開催
- 1/23開催Webセミナー『進化を続けるVeeam最新バージョンの全容を速攻解説!』プレゼン資料と録画をアップ
- Webセミナー録画 [Veeam新機能 徹底解説 Part 6:マルチテナント環境でのバックアップ/リストアを楽々実現! ユーザによるセルフサービスな運用もVeeamで!] 2019/05/23開催
- Linux系OSのファイルの権限、Owner、Groupを保持したファイルレベルリストア【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- リストア処理の動作「ESXi編」【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- VeeamとNutanix AHVとのインテグレーション:Veeam Availability for Nutanix(VAN)
- 仮想マシンのリストア時のリストア先のデータストアの複数指定
- バックアップ対象の仮想マシン選択(全仮想マシン)【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】