Veeam Backup(Version4.1とVersion5)の重複排除と圧縮を使用した 仮想マシンの圧縮率の比較


Veeam Backupのバックアップ時に使用する重複排除、圧縮について
Version 4.1とVersion 5で比較したデータを掲載します。

バージョン5のバックアップデータ圧縮率(以下は表の各データの説明です)
・Disc Space Allocated in GB(○○GB Original Allocated Space)
   ⇒圧縮後のディスクスペース占有値
・Dedplication
   ⇒重複排除機能を使用しているか / 使用していないか
・Compression
   ⇒圧縮機能を使用しているか / 使用していないか
・Diskspace Used by % of Allocated Space
   ⇒ディスクスペースの何%を占有しているか
・Diskspace Saved by % of Allocated Space
   ⇒ディスクスペースの何%を節約できたか

バージョン4.1とバージョン5のバックアップデータ圧縮率の比較
(以下は図の各データの説明です)
・グラフ内の赤色の線
   ⇒Version 4.1で重複排除と圧縮機能を使用した場合のデータ圧縮率
・グラフ内の緑色の線
   ⇒Version 5で重複排除と圧縮機能を使用した場合のデータ圧縮率

下図は、上記で説明を行った表をグラフ化したものです。
ディスクのサイズが大きいほど、圧縮率は上昇しています。
また、Version 4.1と比べても、圧縮率が上昇していることが分かります。

上記情報を元に、弊社環境下で圧縮率のテストを行ってみた所、40GBの仮想マシン
(内21.8GBが空きスペース)は、バックアップを行うと7.75GBに圧縮され、
実際の圧縮率は80.625%となりました。

バックアップ対象の仮想マシン・システム画面

圧縮後の容量

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