Veeam Backup & Replicationでは、VMwareやHyper-Vなどの仮想環境上の仮想マシンのバックアップだけではなく、WindowsやLinuxなどの物理マシンのバックアップも取得することができます。
仮想マシンのリストアでは、Veeam Backup & Replicationがインストールされているサーバ(Veeamバックアップサーバ)から、リストア先仮想環境のハイパーバイザーと通信ができれば、直接仮想マシンとしてのリストアが行えるため、Veeamバックアップサーバのコンソールからの操作だけでリストアが完結します。
一方、物理マシンのリストアは、Veeamバックアップサーバから、リストア先物理マシンへの接続ができない状態で実施するものとなりますので、リストア先物理マシンにて、Veeamリカバリ(ブート)メディアを使用して起動、ベアメタルリストアを実施する必要があります。
今回の記事では、この物理マシンのリストア(ベアメタルリストア)の実施手順について、実際のリストア画面を基にご紹介いたします。
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