Veeam Backup & ReplicationのReplication Jobで作成した仮想マシンのレプリカの削除手順を紹介します。
下記の2つの方法を記載します。
1)対象のReplication Job を実行して作成されたすべての仮想マシンのデータの削除方法
2)対象のReplication Job から一部の仮想マシンのデータの削除方法
1)対象のReplication Job を実行して作成されたすべての仮想マシンのデータの削除方法
Job を右クリックして「Delete from Disk」をクリックします。
※対象のReplication Job を実行して作成されたレプリカが
vSphere Client の左画面のツリー構造から削除され、
ストレージからもすべてのファイルが削除されます。
2)対象のReplication Job から一部の仮想マシンのデータの削除方法
1つのReplication Jobを実行して複数の仮想マシンのレプリカを作成して
特定の仮想マシンのレプリカを削除したい場合この手順でデータを削除できます。
VMwareのデータストアブラウザから
レプリケーションを行い作成したレプリカのフォルダを確認できます。
確認手順1)
vSphere client を起動して「構成」→ 「ストレージ」を選択して
Replication Job作成時にターゲットに指定したストレージを
右クリックして「データストアの参照」をクリックします。
確認手順2)
フォルダ名「VeeamBackup」をクリックします。
※レプリケーションで作成された仮想マシンの構成ファイルは
このフォルダ直下に作成されます。
削除手順1)
レプリケーション機能で作成した仮想マシンの構成フォルダを削除します。
※レプリケーション元の仮想マシン名でフォルダが作成されています。
※フォルダを選択して×マークをクリックします。
削除手順2)
vSphere client の左側のツリー構造から作成された仮想マシンのレプリカを削除します。
削除手順3)
Veeam のReplication Jobから対象の仮想マシンを除外します。
関連トピックス
- 作成した不要なJob、仮想マシンの削除手順【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Bcakup Jobを実行して作成した仮想マシンのバックアップデータの削除方法【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- 別メーカーのCPUを搭載したvSphereへの仮想マシンのレプリケーション【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- レプリケーション機能で作成した仮想マシンの起動【Veeam Backup & Replication 5.x】
- レプリケーション時に作成するファイルの動作について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- jobに複数仮想マシンを設定した動作【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- 旧ESXから新ESXの仮想マシンの移行手順の紹介【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- Restore -Failback機能 [Veeam Backup & Replication]
- 別のvSphereへの仮想マシンのリストア、レプリケーション時の注意点【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- バックアップとレプリケーションの動作の違いについて【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】