バックアップとレプリケーションの動作の違いについて【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】


Veeam Backup & Replicationは仮想マシンのバックアップ、レプリケーション機能を搭載したソフトです。バックアップとレプリケーションの動作の違いについてご説明します。

※イメージ図

■バックアップ
仮想マシンのデータをストレージ上に保存します。必要に応じてリストア処理を行い新規の仮想マシンを作成します。
※Veeam Backup & Replicationではこのリストア処理時に下記のようなリストアが可能です。

1)仮想マシン全体のリストア
2)仮想マシンの構成ファイル単位(VMDK、VMX等)のリストア
3)ファイルレベルのリストア
4)オブジェクトレベル(DBのレコード、Eメール)のリストア

■レプリケーション
仮想マシンのコピーを作成するイメージです。仮想マシンのコピーは電源OFF状態で作成されます。電源ONするだけですぐに起動しますので、バックアップ→リストアの処理ステップと比較してレプリケーション機能をしようすることで障害時に迅速な復旧が可能です。

※イメージ図
Veeam Backup & Replicationのレプリケーション機能を使用して遠隔地に仮想マシンのレプリカを作成することで障害発生に備えたディザスタリカバリの環境構築が可能です。

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