運用時のトラブルシューティング【VMWare専用 監視ソフト Veeam Monitor】


Veeam Monitor(※以下 Monitor)の運用時には下記のような問題が発生する場合があります。

①vSphere、ESXiへの接続失敗
②ログの設定
③レポート作成時のエラー
④Monitorインストール時に接続したSQLServerのテーブルが原因によるエラー

■各エラー時の対処方法

①vSphere、ESXiへの接続失敗
考えられる問題

1)時間設定
Monitorインストールマシン、接続しているvSphere、ESXiの時間の設定にズレがあるか確認
2)認証の問題
vSphere、ESXiに接続時に入力したユーザー名、パスワードに誤りがないか確認
3)ホストにコネクトできない
接続しようとしているvSphere、ESXiが起動しているか確認
4)ライセンスで許可された以上のホストへの接続
ライセンスで許可された以上のホストへ接続していないか確認

■エラー内容の確認方法
1)接続したvSphere、ESXiを右クリック→「Get Error Message」

2)エラー内容が表示されます。

②ログの設定
接続するvSphere、ESXi、仮想マシンの数が多くなるとログも増え、データベース管理者はサーバーが大幅に空き容量が不足していることを確認することができます。Monitorは通常、Simple recovery modelに設定されております。Full recovery model modeに切り替えることで回避可能です。
1)SQL Server Management StudioからMonitorから接続しているテーブルを右クリックしてプロパティを選択します。
2)画面左側のオプションを選択して復旧レベルを「完全」に設定します。
■設定画面サンプル

③レポート作成時のエラー
Veeam Report Viewerでレポート展開時に下記のエラーが発生

【原因】
インストールしているVeeam Report Viewerのバージョンが古い為に発生しております。最新のVeeam Report Viewerをインストールして下さい。

④Monitorインストール時に接続したSQLServerのテーブルが原因によるエラー
レポート展開時に下記のエラーが発生

【原因】
現在接続しているSQL Serverとの互換性の問題が発生しています。Monitorから接続しているSQL Serverのテーブルを変更する必要があります。

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