ストレージ・プロビジョン・オプションがどのように仮想マシンのバックアップに影響するか【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

投稿日: 2011年6月28日 作成者: climb
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vSphere仮想マシン（VM)用のストレージ・オプションは多くの違った構成が可能です。各オプションはそれに係わる長所・短所があり、すべてのコースの状況は違っています。vSphereでの２つ主なカテゴリー、NFSとSANを考えてみます。NFSストレージはNFS共有上にVMDKファイルがあり、標準ファイル・サーバ・プロトコールです。

vSphere SANオプションはコンフィグレーション選択が多く、惑わされます。SANオプションはファイバー・チャネルのVMFSボリューム、iSCSI共有ストレージ・リソース、またはESX(i)サーバ上のローカル・ディスク・リソースが含まれます。

各VMは次のストレージ・オプションでプロビジョニングが可能です。

●使用NFSデータストア上のVMDKファイル
●使用VMFSデータストア上のVMDKファイル
●使用SANリソース上の物理モードでのRDM(Raw Device Mapping )
●使用SANリソース上の仮想モードでのRDM
●ゲストOS内でiSCSIターゲットへコンフィグレーションされたiSCSIイニシエータ

これらのオプションはVeeam Backup & ReplicationでVMをどの様にバックアップするかに大きく影響を与えます。VMDKの方が安全で、NFS、VMFSはファイル・システムとして使用されます。決める必要があればVMFSが推奨されます。VMFSはVMware新機能のストレージIOコントロール用の第1位に位置づけられます。

VMに対するストレージをプロビジョンするための多くのオプション

RDMの使用は状況を複雑にし、バックアップ戦略にインパクトを与えます。Veeam Backup & Replicationは仮想化モードではRDMをサポートします。

VMのでiSCSIイニシエータの使用は戦略的な使用が必要です。この構成が使用されるべき使用ケースはVeeam Backup & ReplicationサーバがターゲットとしてのiSCSIストレージとVM上にインストールされていることです。バックアップ・ジョブがiSCSIターゲットに直接転送され、Veeam Backup & Replicationサーバ上でNTFSとしてフォーマットされます。これはこのタスク用にVMFSボリューム上でVMDKを利用するよりもパフォーマンスがよくなります。さらにドライブ・サイズは、バックアップのリポジトリに対応するために非常に大きくなる可能性があります。

Veeam Backup & ReplicationでバックアップされるVMでiSCSIイニシエータをコンフィグレーションすることはゲストVMにiSCSIターゲットから直接プロビジョニングされているドライブを除外します。この実践は大きな注意を必要とし、Veeam Backup & ReplicationがバックアップするすべてがVMDK(または必要のあるときのみ仮想モードでのRDM）上にあることを確実にしてください。その大きな理由はVMwareスナップショットはVM上のiSCSI イニシエータ経由でプロビジョンされたストレージ・リソースを含まないからです。

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