別のvSphereへの仮想マシンのリストア、レプリケーション時の注意点【VMWare専用バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

投稿日: 2011年9月5日作成者: climb

Veeam Backup & Replicatio(※以下Veeam)を利用して別のvSphere上に仮想マシンのリストア、レプリカを作成する際には処理を行うvSphere間のリソースの違い(CPU数、メモリ容量等)に注意して下さい。仮想マシンのリストア、レプリケーション先に指定したvSphereでオリジナルの仮想マシンに割り当てていただけのリソースを与えることができない場合は仮想マシンの起動はできません。

■イメージ図

■リストア、レプリケーションの先のvSphere(B)にvSphere(A)の仮想マシン(オリジナル)で割り当てているだけのリソースの割り当てが難しい場合は下記の回避策があります。

1)リストアの場合
リストア機能で仮想マシンを作成後にvSphere Clientの設定の編集画面から仮想マシンに割り当てられるリソースの設定の編集が可能ですので、vSphere(B)側で仮想マシンに割り当てられるリソースの範囲で設定し直します。

・仮想マシン名を右クリック→｢設定の編集｣をクリックします。

・仮想マシンに割り当てるリソースを編集します。

2)レプリケーションの場合
レプリケーションを実行する前に仮想マシン(オリジナル)のリソース(CPU、メモリ等)設定をレプリケーション先のvSphere(B)上で稼働できる範囲に設定をしておくことで、仮想マシンのレプリカの作成、起動が可能です。

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