Veeam Backup & Replication Version 5(※以下 Veeam Ver 5)インストールマシンから2台のvCneterに接続した際にvCenter間で管理ホストが移動した際のど動作について紹介します。
Veeamインストールマシンから接続しているvCenter間で管理ホストが移動してもVeeam側で自動でホストを認識します。
■動作確認内容
①下記の構成のvCenterに接続
vCenter(192.168.0.102)にホスト3台
vCenter(192.168.0.50)にホストなし
手順1)vCenter(192.168.0.102)からホスト1台(192.168.0.32)登録解除
手順2)vCenter(192.168.0.50)にホスト1台(192.168.0.32)登録
②vCenter間で管理ホストが移動してもVeeam側で自動で認識します。Veeamの管理コンソールの画面をリフレッシュすることで表示も更新されます。
■注意点
管理しているvCenter Serverが変わると既存のJobは使えません
例)vCenter(192.168.0.102)の管理下のホスト(192.168.0.32)上の仮想マシンをVeeamでBackup Job(A)を作成してバックアップ、vCenter(192.168.0.102)からホスト(192.168.0.32)登録解除後にvCenter(192.168.0.50)にホスト(192.168.0.32)を登録。その後にBackup Job(A)を実行しても処理は失敗します。
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