StarWindを使用したvSphereのHA構築(詳細編)【StarWind SAN & NAS】


この記事ではStarWindサーバでのHA構成ディスクの作成手順について記載しております。StarWind iSCSI SAN & NASでのHA構築についての概要はこちらをご参照ください。前提として、HA構成を組むためにStarWindサーバが2つ必要です。

■ HA構成ディスクの作成
1. StarWind Management Consoleを起動して、“Add Device” をクリックします。

2. 新しいHAデバイスを作成するために、“High Availability Device” を選択します。

3. HA構成を組むStarWindサーバを追加します。

4. ターゲットエイリアスとターゲットの名前を指定します。また、HA仮想ディスクの名前と保存場所を指定します。新たに仮想ディスクを作成する場合は “Create new” をチェックします。

先ほど追加したサーバも同様に設定します。

5. データ同期とハートビートチャネルのパラメータを設定します。

6. HAデバイスのキャッシュパラメータ、初期化の方法を指定します。

7. 設定内容を確認します。

8. ウィザードを終了します。

作成したディスクを通常のSANディスクと同様にvSphereに接続しデータストアにすることで、このデータストア内に作成された仮想マシンは片方のStarWindサーバがダウンしたときでも継続運用可能です。

(注)Starwind SAN & NAS はStarwind VSAN Standard Edition Standalone Typeという製品にリプレースされました。詳しくはお問合せください。

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