ReplicationJob(BackupJob)の設定にて
Job終了後に実行するコマンドを指定することができます。
データ格納先を選択する画面にある
Advanced SettingsのAdvancedタブにある
Post job activity>Run the following commandにチェックを入れ、
入力エリアにコマンドを記入またはbatファイル等を選択します。
例1)Job終了後、指定したファイルを圧縮
前提条件)フリーソフトのzip.vbsをc:\Toolsへ展開
「cscript c:\Tools\zip.vbs\MakeExZip.VBS c:\Tools\zip.vbs\test.zip c:\Tools\zip.vbs\TechNote.TXT」
とコマンドを入力することでJob終了後、TechNote.TXTを圧縮しtest.zipを作成します。
この機能を使用すると、
例えば、Backupデータをテープ装置へ格納することができます。
VeeamBackup&Replicationではダイレクトへテープ装置にバックアップは取れませんが、
Ntbackup コマンドやサードパーティ製ソフトを使用し、この機能を使用することで、
1つのJob実行でテープ装置へバックアップを取ることができます。
但し、コマンドやサードパーティ製ソフトについてはサポート対象外です。
VeeamBackup&Replicationではコマンドを実行するということです。
例2)VeeamのJob(A)が終了後にbatからVeeamのJob(B)を起動するスクリプトの実行
Veeamでは「Veeam Power Shell」を使用してコマンドからJobの起動が可能です。あるJobが終了後にbatから特定のJobを起動させるVeeam Power shellのスクリプト実行するといった運用が可能です。
※指定したbatファイルが起動しない場合
batファイル内に下記の1行を追加してJob実行にbatが起動するか確認をお願いします。
■追加する1行
CD「bat格納先のpath」
■記入例
CD C:\
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