Veeam Backup & ReplicationではバックアップファイルやレプリカVMから特定のファイルのみを直接復元できます。この記事ではVeeamのファイルレベルリストアがサポートしているファイルシステムをゲストOSごとに紹介します。
● ファイルレベルリストア
実行時にはバックアップファイルを展開しません。バックアップファイルの中身を直接Veeamサーバにマウントし、備え付きのVeeam Backupブラウザで表示します。ブラウザからファイルを選択しリストアを実行します。
● サポートしているファイルシステム
基本ディスクだけでなくLinuxのLVMやWindowsのLDMもサポートしています。
Guest OS | サポートしているファイルシステム |
Windows | NTFS FAT FAT32 ReFS |
Linux | ext ext2 ext3 ext4 ReiserFS JFS XFS Btrfs ※1 |
Unix | JFS XFS UFS |
BSD | UFS UFS2 |
Solaris | UFS ZFS(プールバージョン5000まで) ※2 |
Mac | HFS HFS+ |
Novell | Novell Storage Services |
※1:BtrfsはVeeam B&R v8 Patch 1より対応開始
※2:Oracle SolarisはOracleのライセンス上の制限からサポートされません。
Guest OS | サポートしているファイルシステム |
Windows | NTFS FAT FAT32 ReFS |
Linux | ext ext2 ext3 ext4 ReiserFS JFS XFS |
Unix | JFS XFS UFS |
BSD | UFS UFS2 |
Solaris | ZFS(プールバージョン23まで) |
Mac | HFS HFS+ |
Novell | Novell Storage Services |
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