Druva Phoenix:ハード不要でAWSへダイレクト バックアップ – 3つの特長


クライムでは、バックアップやDRのソリューションとして、VeeamZertoN2WS等いくつか取り扱っておりますが、今回新たにDruva Phoenixの取扱いを開始しました。

この記事では、他のソリューションとは違うDruva Phoenixの3つの特長を紹介します。

  1. AWS S3へ直接バックアップ
  2. 幅広いバックアップ対象
  3. 場所を問わないリストア

AWS S3へ直接バックアップ

Druva PhoenixはAWS S3オブジェクトストレージをバックアップの保存先として使用しており、オンプレのバックアップを直接AWS S3へ保存できます。また、クラウド上にWebのポータル画面が用意されており、インターネットにつながる場所からならどこでもバックアップの設定が行えます。

設定を行う管理画面や保存先が初めから用意されているため、管理サーバーや保存先等の追加のハードウェアの購入が必要なく、Druva Phoenixの導入のみですぐにバックアップを開始できます。

従来のデータ保護では、3-2-1ルール、少なくとも3つのデータを持ち、2つの異なるメディアに保存して、1つ以上のコピーをオフサイトに置くことが推奨されていました。実現のためには、バックアップソフトウェア、バックアップサーバー、保存先のストレージ、アーカイブが必要な場合にはテープ等必要になります。その結果、バックアップ環境が煩雑になり、管理の複雑化、コストの増加が頭を悩ませます。

AWS S3への直接バックアップが可能なDruva Phoenixによるデータ保護であれば、バックアップ環境をシンプルにすることができます。AWSの機能と連携することで、クラウド内でストレージ階層化するため、アーカイブ目的のハードウェアやストレージが不要になります。例えば、90日を超えるスナップショットはアーカイブとしてAWS Glacierに保存され、DRのために別リージョンへデータをコピーできます。

このように、AWS S3へ直接バックアップすることによって、バックアップ環境をシンプルに構成し、トータルコストを下げることができるのがDruva Phoenixです。

幅広いバックアップ対象

Druva Phoenixは様々な種類のサーバーのバックアップに対応してます。それぞれのサーバーごとに最適なバックアップ方法を提供し、効率よくバックアップを行います。

  • VMware/Hyper-V環境の仮想マシンのバックアップ
  • Windows Server/Linuxのファイルサーバーのバックアップ
  • Microsoft SQL Server/Oracleのデータベースサーバーのバックアップ
  • CIFS/NFSによるNAS共有のバックアップ

これらのバックアップは永久増分バックアップで行われ、定期的なフルバックアップの作成が不要です。また、重複排除、圧縮が標準搭載されています。これらの機能によりバックアップデータ量を削減し、AWS S3の使用量を抑えることができます。

場所を問わないリストア

Druva Phoenixによって取得されたバックアップはAWS S3に保存され、これらの操作はクラウド上のWebポータルで行われます。単一コンソールで一元管理されているため、インターネットがつながる場所であれば、世界中どこからでもリストアが可能です。さらにクラウドでDruvaのディザスタリカバリを活用するオプションもあり、災害発生時にクラウドから直接VMを起動できます。

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