WAN越しの転送を最適化、ネットワーク障害にも強いアーキテクチャで安定したレプリケーションをZertoで実現

Zertoのレプリケーションの転送はベストエフォート方式です。
VMからの書き込みを運用サイトのVRAがキャプチャし転送、DRサイトのVRAがそれを取得し、データストアにジャーナルとして保存、数秒間隔のチェックポイントが作成されます。そのため、チェックポイントの間隔(RPO)は利用可能な帯域幅と時間当たりの書き込みデータ量に依存します(時間当たりの書き込みデータ量が1300 KB/s程度で約5 Mbpsの帯域を使用)。

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vCloud Directorと連携したセルフサービスバックアップとリストア:Veeam Backup & Replication v9.5予告

Veeamではv7からvCloud Directorをサポートし、vAppのメタデータまで含んだバックアップ、リストアを提供してきました。しかしながら、セルフサービスなバックアップを提供するためにはRESTful APIにより独自に自身のポータルサイトなどと統合を行う必要があり、簡単にとはいきませんでした。これがv9.5から改善され、より簡単にセルフサービスなバックアップを提供できるよう、以下のような機能が提供されます。

・vCloud資格情報との統合(vCloud用のVeeamポータルサイト)

・セルサービスのバックアップとリストア(vCDの組織ユーザ)

・ジョブテンプレートによる簡単な管理(サービスプロバイダー)

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仮想環境の事業継続/災害復旧の備えとしてZertoが選ばれる理由

Zertoを採用すべき理由となるZertoの利点を知るためには、まず比較対象となるSRM(Site Recovery Manager)がどのようなものかを知る必要があります。

SRM (Site Recovery Manager)の概要

そもそもVMware SRMはVMware環境における復旧自動化と総合的な調整をするソフトウェアです。単独でのレプリケーション機能はなく、以下2通りのレプリケーション技術との併用が必須になります。
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VeeamによるSAPバックアップ [Veeam Backup & Replication]

Veeamは、SAPのBRToolsによるバックアップと組み合わせて、SAPがサポートするバックアップ方法と連携して使うことができ、より迅速なバックアップとリカバリを実現します。

Veeamは、変更ブロック トラッキング(CBT)によるイメージレベルのバックアップと、アーカイブログのバックアップを作ることができ、一方、BRToolsは標準的なデータベース バックアップとアーカイブログのバックアップをサポートします。

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VeeamとOracleの統合 [Veeam Backup & Replication ベスト・プラクティス]

VeeamOracleの統合

Veeamは仮想化されたOracleプラットフォームのアドインとして使用でき、エラーや不具合が生た際には、Oracleデータベースをいち早く正常化することができます。

Veeam Backup & ReplicationはOracleバックアップ用に単独で使用することも、RMAN(Recovery Manager)や他のバックアップ ソフトウェアと併用し、既存のバックアップ プロセスを補強することも可能です。インスタントVMリカバリや、Veeam Explorer for Storage Snapshotsによるスナップショットベースの復元など、Oracleプラットフォーム用に数々の高速リカバリ機能を提供します。

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保護中: リセラー向けNFRキー取得方法

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Ver9.5 新機能予告 Nimbleストレージとの統合追加 [Veeam Backup & Replication]

Veeam Backup & Replicationは次期バージョンとして9.5を予定しています。この新バージョンでの追加機能として、Nimbleストレージとの統合が発表されました。
※そもそもストレージ統合でバックアップの何が変わるのかといった点に関してはこちら

この統合によりズバリ何が変わるのかといった点を大まかにまとめると以下の3つです。 続きを読む

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世代を管理するバックアップチェーン [Veeam Backup & Replication]

Veeamではバックアップの世代管理にバックアップチェーンを組んで行っています。世代管理につきましては以下の記事をご参照ください。

バックアップチェーンとは

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CloudBerry Backupでの別マシンからのリストア方法について

災害時などに、バックアップを実施していたCloudBerryインストールマシン自体にアクセスできないような場合には別のマシンにCloudBerryをインストールし、リストアを実施することも可能です。

リストアのみを行う場合には、インストール後の起動時にRestore Onlyで起動するか、下記のようにリストアのみに変更します。このモードではライセンスをインストールしなくともCloudBerry でバックアップされたファイル、フォルダをリストア可能です。

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EMC DDBoostでマージ処理も高速に [Veeam Backup & Replication]

EMC DDBoostで高速にアクティブフルバックアップでは、EMC Data Domain Boostの重複排除機能を利用したバックアップをご紹介しました。この記事では重複排除機能を利用したマージについてご紹介します。
※以下からはEMC Data Domain BoostをDDBoostとして表記します。

共有フォルダや重複排除ストレージをバックアップリポジトリとして登録する際に、ゲートウェイサーバの設定が必要になります(プロキシと兼用させることも可能)。共有フォルダや重複排除ストレージには、Veeamのサービスを展開できないので、このゲートウェイサーバにVeeamのサービスを一時的に展開します。共有フォルダや重複排除ストレージとの通信にゲートウェイサーバを経由させることで、Veeamのサービス間の接続を確立することができます。また、ゲートウェイサーバでは、データのマージ処理も行っております。

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CloudBerry Backup Ver 5.1でのイメージ・ベースの機能拡張

●イメージレベル・バックアップでの除外リスト

Ver5.1ではイメージレベル・バックアップ・プランから除外するファイル・システムの選択が可能になりました。

これによりクラウドにバックアップしたくないファイルの選択が容易になりました。

ファイル/フォルダを除外するためには Image-based backupウィザードのAdvanced Optionsステップで、Exclude files/folders オプションを使用します。
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EMC DDBoostで高速にアクティブフルバックアップ [Veeam Backup & Replication]

EMC Data Domain Boostでの高速バックアップをご紹介します。
※以下からはEMC Data Domain BoostをDDBoostとして表記します。

通常のバックアップをVeeamで行う場合、プロキシで圧縮したバックアップデータをリポジトリに転送します。
VeeamとDDBoostを連動させ、DDBoost用の軽量な比較用データをVeeam(ソース)側に送ることにより、Veeam側で重複排除を行うことができます。これにより転送量を削減した、高速バックアップを行うことができます。

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バックアップモードによる保持するバックアップファイルの違い【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replicationは、基本的に前回のバックアップからの変更分のみをバックアップする増分バックアップを行っておりますが、この増分バックアップの取得時の動作によっていくつかのバックアップモードに分かれ、それぞれバックアップファイルの保持の仕方が変わります。

この記事では、それぞれのバックアップモードでバックアップファイルをどのように保持しているかを紹介します。

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Veeam Backup & Replication システム要件の考え方

2024/6/25 システム要件を最新版の内容へ改訂

Veeam Backup & Replicationのシステム要件は、データ保護するための構成によって考慮すべき内容が異なります。構成は大きく分けるとVeeamインストールサーバのみを利用する最小構成と、プロキシやリポジトリを使用する分散構成があります。

最小構成をとる際は、VeeamをインストールするWindowsマシンのみでハイパーバイザー上のVMのデータ保護を実施します。この場合は、Veeamインストールサーバ自身が実際のデータ取得を行い、ローカルやCIFSストレージにデータ書き込みを実施します。

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VMwareスナップショットの影響なし、Zerto独自のレプリケーション方式

仮想環境で最も便利な機能の一つであるスナップショット機能は多くのバックアップ、レプリケーションといったデータ保護ソリューションで使用されています。この理由の一つとして、スナップショットを介して、仮想マシンの静止点を作成し、簡単にデータ保護を行うためのAPI(VADP)がVMwareから提供されているという点があります。事実、VMwareのスナップショットを活用する方式は従来のエージェントを持ちいたレガシーのバックアップに比べて優れており、仮想環境で効率的なデータ保護を実現できます。
スナップショット

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SoftLayer上のvSphere環境へ楽々移行/データ保護まで

クラウドサービスの1つであるSoftLayerは、仮想サーバだけでなくベアメタル(物理)サーバを使用できるという特徴があります。これにより、SoftLayerでオーダーしたベアメタルサーバに既存のハイパーバイザーをインストールすることで、クラウド上にもオンプレと同様の慣れ親しんだハイパーバイザー環境を簡単に構築することが可能です。

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新サーバにvCenter移行時の手間を大幅に削減、移行後も継続してバックアップを行う方法

Veeamの場合、vCenterが保持しているMoRefというオブジェクトごとに一意のIDでバックアップやレプリケーション対象となるVMを追跡しています。これによりvCenterを介して行われるvMotionやHA、DRSなどでVMが移動した場合にも継続してバックアップが可能です。

しかし、vCenter自体を新規に作成し、新たなvCenterにESX(i)ホストを登録しなおした場合などには、このMoRef自体が変更してしまい、Veeamからは追跡が行えなくなってしまいます。このような場合にはバックアップを継続して実施できず、Veeamに新vCenterを登録しジョブの再構成または新規ジョブ作成が必要というとても手間のかかる状態になってしまいます。

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Ver9.5 新機能予告 バックアップファイルからAzure VMとしてリストア [Veeam Backup & Replication]

先にリリースされたスタンドアロンツール Direct Restore to Microsoft Azureを用いることで、Veeam Backup & Replicationや、Veeam Endpoint Backup FREEでバックアップしたデータからAzure VMとしてリストアすることが可能となりました。次期バージョンとして予定されているVeeam Backup & Replication 9.5では、このDirect Restore to Microsoft Azure機能と完全統合される予定です。

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CloudBerry Backupでのマイクロソフト Azure VMへのリストア方法

CloudBerry Backup(Ver4.9から)でのマイクロソフトAzure VMへのイメージ・ベース・バックアップのリストアについて

1.Cloudberry Backupコンソールから「Backup Storage」タブで左側の 「Disk Image」を選択。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-1
2.右側に利用可能なイメージ・ベースのバックアップがリストされます。要望するものを右クリックし、「 Restore to Azure VM Instance」を選択します。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-CloudBerry-Backup2
3.「Restore Wizard 」が起動します。 オプションの「 Restore as Azure Virtual Machine 」が仮選択されているので、そのまま「Next」をクリック。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-CloudBerry-Backup3
4.Azure VM アカウントの選択が必要です。 Select Accountフィールドから Createを選択。 Windows Azureログインに必要なウィンドウが現れるので入力して、Sign inをクリック。 次に OAuth serviceダイアログが現れるので 、 login\password を入力し、アクセス許可を得ます。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-CloudBerry-Backup4
5.Azureにサイン後に Azure VM Account ウィンドウで必要なTenant と Subscriptionを選択します。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-CloudBerry-Backup5
6.ここでSelect Accountでユーザのアカウントを入力し、ウィザードでVMのresource group, size, network等のパラメータを選択します。
How-to-Restore-to-Azure-VM-with-CloudBerry-Backup6
7.「Select Partitions」セクションでAzureにリストアするディスクを選択します。必要なボックスにチェックを入れ、「Next」をクリック。
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CloudBerry Backup : バックアップ・リテンション・ポリシー

バージョン・ヒストリー:

Retention Policy(リテンション・ポリシー)のすべてのオプションはユーザが選択するバックアップ・プラン設定で利用可能です。「Edit Backup Plan」をクリックし、「Advanced Backup Mode」を設定します。Retention Policyのすべての設定は同じ名前のステップで利用できます。

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CloudBerry BackupとAmazon EC2 を使用してのP2Vディザスタリ・リカバリーの設定方法

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ステップ1:バックアップ・プランの設定

●ベアメタル・バックアップ・オプションとストレージ・デスティネーションの選択
●新規バックアップ・プランのネーミングと必要があれば「 Save backup plan configuration to the backup storage 」オプションの確認
●バックアップしたいパティションとディザスタリ時のクイック・リストアの確認

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Direct Restore to Microsoft Azure : Veeamバックアップ製品対応機能

Veeam SoftwareからDirect Restore to Microsoft Azureという機能がリリースされ、Microsoft Azure Marketplaceからダウンロードが可能です。この機能はMicrosoft Azureの Infrastructure as a Service (IaaS)へ仮想マシン(VM)としてのVeeamバックアップのリストア用に特別にデザインされていて、マーケットプレイスから無償でこのアプライアンスをプロビジョンすることができます。この機能は次のVeeam Backup & Replicationで盛り込まれる予定です。

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Veeamを適切に構成し、より効率的なデータ保護を実現:コンポーネントに関して

Veeam Backup & Replicationは小規模から大規模環境、リモートブランチオフィスのバックアップなどに対応するために分散アーキテクチャを採用しています。ただし、Veeamをインストールしたサーバ自体が複数のコンポーネントの役割をすでに担当している状態でインストールされるため、スモールスタートであれば仮想環境を登録するだけで簡単にバックアップやレプリケーションを実施可能です。

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CloudBerry Backup 4.8でユーザ・プロファイルのバックアップとAWS Snowballをサポート開始

●ユーザ・プロファイルのバックアップ方法:

Create Backup Plan Wizardをオープンするために「File」をクリック
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ユーザがバックアップしたいファイルとフォルダを選択するBackup Sourceステップへ進む。「 Add user profiles」リンクをクリックし、ユーザがバックアップしたい共通ユーザ・フォルダを追加
user-profile2

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Amazon S3 RRSでのオブジェクトの損失:その通知設定とクラウドへの再アップロード【CloudBerry Backup】

AWSRRS
Amazon S3 Reduced Redundancy Storage (RRS)はAmazon S3 Standard Storageよりコストが30%低いストレージ・クラスでが、オブジェクトの耐久性が99.99%となります。(S3は99.999999999%)。これは1年間に1/10000ファイルが失われることになります。

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