Veeamのファイルレベルリストアはここが違う!多くのファイルシステムをサポートできる理由とは?

Veeam Bakup & Replicationでは以下のような多くのファイルシステムをサポートしており、ベーシックディスクだけではなくLinuxのLVMやWindowsのダイナミックディスクなど複数ディスクで構成されているような論理ボリューム上のファイルもリストア可能です。

Guest OS サポートしているファイルシステム
Windows NTFS
FAT
FAT32
ReFS
Linux ext
ext2
ext3
ext4
ReiserFS
JFS
XFS
Btrfs ※1
Unix JFS
XFS
UFS
BSD UFS
UFS2
Solaris UFS
ZFS(プールバージョン5000まで)※2
Mac HFS
HFS+
Novell Novell Storage Services

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Veeam独自の高速リストア機能「インスタントVMリカバリ」の仕組み

Veeamでは仮想マシンをバックアップファイルから高速に起動するための仕組みとして、インスタントVMリカバリ機能を提供しています。この機能により、バックアップファイルの展開やデータストアへの転送を行わなくとも仮想マシンが起動できるため、仮想マシンのサイズに関わらず、例え数十TBあるような仮想マシンであっても、数分で起動することができます。インスタントVMリカバリ

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VeeamのRESTful APIを試してみました

Veeam Bakup & ReplicationはEnterprise PlusエディションでRESTful APIを使用できます。今回はこのRESTでVeeam Bakup & Replicationのジョブを実行してみました。

事前準備としては、RESTful APIを利用するためにはVeeam Enterprise Managerがインストールされている必要があります。
EMのインストール
   ※ISOイメージ実行時の画面

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レポートの出力可能なファイル形式の種類【Veeam ONE】

Veeam ONEのReporter機能を使用すると、これまでに収集したデータを基にしたレポートを作成できます。Veeam ONE ReporterはWebコンソールで操作するツールなため、ブラウザ上にレポートが作成されますが、これらのレポートはいくつかのファイル形式で出力が可能です。出力可能なファイル形式は、ExcelWordPDFの3種類です。

これらのレポートはメールで定期的に送信することもできるので、用途に合わせたファイル形式を選択して、レポートを作成するとよいでしょう。

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仮想マシンのオーナーが自身の環境を簡単に監視・管理【Veeam ONEのマルチテナント機能】

Veeam ONE v8からマルチテナント向けの機能として、vCener ServerもしくはvCloud Directorの権限と連携してVeeam ONEでの監視、管理の範囲をユーザごとに制限する機能が追加されました。
権限
上の左の図のように仮想環境の権限設定でアクセス可能な仮想マシンやデータストア、クラスタを制限していたとします。この際に対象の制限が行われたユーザがVeeam ONE MonitorやReporterにアクセスすると右の図のようにVeeam ONE側でもアクセスが制限されます。

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Veeam ONE Business Viewで仮想環境の肥大化を防ぎ、効率的な管理を実現

仮想化により集約が進むことで問題となってくる点がその環境の管理です。
仮想化されることで管理者は様々なサーバを仮想マシンとして扱えるようになり管理自体は簡単になりました。しかし、その一方でリソースの共有により、仮想環境全体を把握することや目的とするオブジェクトのみ抜き出して確認するといったことが難しくなりました。
01仮想環境の問題

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【Veeam ONE】vCloud Directorとの連携で大規模環境も簡単に監視

弊社で販売しているVMware/Hyper-V仮想環境のモニタリング・レポーティングツールVeeam ONEでは、vCenterやESXiホストレベルの監視に対応していますが、それだけでなく、バージョン7からはvCloud Directorレベルの監視にも対応しました。

Veeam ONE MonitorではvCloud Directorの各階層に応じて、それぞれの階層に所属する仮想マシンの健康状態、リソース消費状況、vAppの残り期限などを確認可能です。

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Hyper-Vとのベストマッチ [Veeam Backup & Replication Ver8]

リソース・プール

Veeam Backup & Replication V8はHyper-Vリソース・プールに保存されたデータのバックアップとリカバリーの直接のサポートを提供します。

ユーザがリソース・プールに直接バックアップした時にVeeam Backup & Replication V8はリソース・プール内にデータのロケーション用のマーカーを作成します。リカバリー時にデータがオリジナルのロケーションにリストアされれば、マーカーはリソース・プールのオリジナル・ロケーション内のデータの復元に使用されます。データが別のロケーションにリストアされた場合、マーカーは破棄され、データは安全に新規ロケーションでリカバリーされます。

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Save As Default (デフォルトとしての設定変更) 【Veeam Backup & Replication Ver8】

Veeam Backup & Replicationのデフォルト設定はユーザがインストール後にすぐに使用できるようになっています。しかし個々のユーザでデータ保護に関してそれぞれの環境、性質が違ってきます。

以前にはユーザがノン・デフォルト・オプションでジョブのパラメータを設定したい時はすべての新規ジョブ作成時に設定が必要でした。ジョブ数が増えればパラメータ変更の時間が必要でしたが、パラメータを変更することを忘れてしまった場合は、後で矛盾が起きるリスクがありました。

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さらに使いやすくなったテープの機能【Veeam Backup & Replication Ver8】

Veeam Backup & Replication v8では、分散アーキテクチャの1つとして、新しく「Tape Server」が追加されました。サポートされているテープ・ライブラリが直接接続されたWindowsマシンに新しいコンポーネントがインストールされ、テープ・ライブラリに対しての読み書きを管理する「プロキシ」になります。

「Tape Server」をセットアップするためには、Windowsサーバにテープ・ライブラリを接続し、MTF (Microsoft Tape Format)をサポートするために、デバイスマネージャに正しく認識されているかを確認します。「不明なメディアチェンジャ」、「他の不明なデバイス」が表示された場合、テープ・ベンダが提供するWindowsドライバをインストールする必要があることに注意してください。

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Veeam Backup & Replication Ver8の小回りの利いた小さな新機能:Part2

6. Preferred Networks(優先ネットワーク)

規模が大きな環境では管理トラフィックやバックアップ/レプリケーション・トラフィック用の別ネットワークが必要になることがあります。このような場合にこの機能は非常に便利で、Veeamプロキシーや、またはレポジトリー間でのデータ・トラフィックに使用可能な優先ネットワークを定義することができます。

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【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】ユーザインターフェイスについて

今回はユーザインターフェイス回りの機能追加・改善から特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
//www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

  • Veeamバックアップサーバのコンソール
    • ゲストアカウントのテスト機能
      アプリケーションを意識した静止点作成処理とゲストファイルシステムのインデックス作成で使用するゲストアカウントに対して、ジョブウィザード中に自動的なテストを行えます。テストはジョブに登録されているVMのリスト作成から行われ、各ゲストに対する設定された認証情報を元にした接続テストを行います(Guest OS Credentials ダイアログで設定した認証情報を含みます。)。

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Veeam Backup & Replication Ver8の小回りの利いた小さな新機能:Part1

1. Linux VM (可能マシン)用のゲスト・ファイル・インデックス

ユーザはEnterprise Managerからファイル・システムをブラウズ、サーチ、そしてLinux VMをシングル・クリックでリストアが可能です。

v8small1

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【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】データの保存機能について

今回はデータの保存に関する機能であるWANアクセラレーション、交換ドライブ、テープなどに関するものから特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
//www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

  • WANアクセラレーション
    • パフォーマンスの向上
      高速なCPUとSSDキャッシュの最適化により、v7の最終パッチに比べ最大3倍までパフォーマンスが向上しました。
    • キャッシュの最適化
      WANアクセラレーションに割り当てらた領域は即座に消費され、断片化、キャッシュ成長によるディスクスペースの枯渇を防ぎます。
    • キャッシュの手動作成
      v7までは実行されたジョブのキャッシュのみを作成していましたが、v8からは指定したリポジトリにあるバックアップファイルを指定し手動でクロールを実施、キャッシュを作成できます。

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バックアップコピージョブのシーディング方法【Veeam Backup & Replication v7.0】

Veeam Backup & Replicationでは、初回のレプリケーションのみバックアップファイルを使ってレプリカ仮想マシンの基礎を作るレプリカシーディング機能がございます。
(バージョン8からはバックアップとレプリケーションを同程度併用されているお客様向けに、常にバックアップファイルからレプリケーションを行う機能を用意しております。)

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vSphere Web Clientから簡単バックアップ【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & ReplicationはVMwareのvSphere Web Clientと統合し、バックアップ操作が行えるプラグインを提供しています。

Enterprise ManagerからvSphere Web Clientにプラグインを導入することで、ジョブの実行結果やストレージ領域、処理したVMの統計情報が表示されます。また、Veeamによって保護されていないVMの特定やキャパシティプランニング(Veeam ONEが必要)をするだけでなく、VeeamZIPやクイックバックアップ機能を使用して、vSphere Web Clientから直接バックアップを作成することができます。

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【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】ファイルリストア・VMware・Hyper-V部分の改善について

前回からご紹介している150以上の機能改善について、今回はファイルリストア・VMware・Hyper-Vに関するものから特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
//www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

  • ファイルレベルリカバリ
    • 上書き/保持オプションの追加
      オリジナルに直接ファイルをリストアする際に、既存のファイルを上書きするか、名前を変更し保存するかを選択できます。この機能はWindowsのVeeamコンソールとWeb UIのEnterprise Managerから利用できます。

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【Veeam Backup & Replication Ver8の150以上の機能改善】基本機能部分の改善について

Veeam Bavkup & Replication v8では以下のような大規模な機能追加、改善が行われています。

  • NetAppストレージとの連携機能
  • Veeam Explorer for Microsoft Active Directory
  • Veeam Explorer for Microsoft SQL Server
  • Veeam Explorer for Microsoft Exchange
  • EMC Data Domain Boost
  • エンドto エンドの暗号化
  • レプリケーションの改善
  • Veeam Cloud Connect
  • バックアップI/Oコントロール
  • アプリケーションオーナーのためのセルフリストアポータル

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Veeam ONE v8 – さらに強化された仮想環境のモニタリングとデータ保護のアシスト機能

Veeam社は、VMwareおよびHyper-V環境対応の仮想マシンデータ保護ソフトVeeam Backup & Replicationの、さらなる利便性の向上を指向したバージョン8をリリースいたしました。
同時に、姉妹製品で同じくVMwareおよびHyper-V環境対応の仮想環境モニタリングソフトVeeam ONEもバージョン8がリリースされました。

このVeeam ONEバージョン8では、デザイン面では青を基調としたフラットデザインを採用し、Veeam Backup & Replicationとの連携強化による仮想環境のデータ保護を支援、インフラストラクチャのリソース評価を行いやすくするレポートの追加、管理可用性の向上を図る新機能が追加されました。

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クイックバックアップ – バックアップ対象VMの一部のみを増分/差分バックアップ【Veeam Backup & Replication】

クイックバックアップは1つのジョブでバックアップしているVMのうち、一部のVMのみリストアポイントを追加したいときに使用します。通常、新たなリストアポイントを作成するときは、バックアップジョブを実行し、そのジョブに含まれるすべてのVMを増分/差分バックアップする必要があります。しかし、クイックバックアップを使用すると、新しいジョブの作成や既存のジョブを変更することなく、一部のVMのみの増分/差分バックアップを行い、リストアポイントを追加できます。

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ストレージのスナップショットでVMwareバックアップどう変わるのか?

VeeamではVer7からHP Storeserv、Storevirtualのストレージスナップショットと連携し、バックアップ/レプリケーションが可能になりました。そして、近日リリース予定のVer8ではNetAppのストレージにも対応予定です。
本記事ではこの機能が実際に何を解決できるのか?を焦点に、ストレージスナップショットからのバックアップ(BfSS)がどのように機能するかを紹介いたします。

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柔軟性の増したメール通知設定【Veeam B&R Ver8新機能予告⑬】

Veeamは以前からジョブの実行結果をメールで通知することが可能でしたが、それほど細かい設定は行えず、不便に感じる箇所も所々ありました。
Version 8ではそんな不便を解消するべく、メール通知機能が強化され、痒い所に手が届く機能となっております。

1. リトライジョブが実行された場合に、ジョブの結果をまとめて通知
ジョブが負荷などの一時的な理由で失敗した場合、しばらく時間を空けてからジョブを実行することで成功する可能性があります。そのようなときのためにジョブが失敗してから数分後にジョブを自動で再実行する機能があります。

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新バックアップモード:永久増分バックアップ【Veeam B&R Ver8新機能予告⑫】

Veeam Backup & Replicationのバックアップモードは増分(Forward Incremental)と差分(Reversed Incremental)の2種類があり、バックアップファイルが使うストレージの容量と作成時のI/O負荷を考えて最適なモードを選択します。

増分、差分バックアップにおけるリポジトリへのI/Oの違い
バックアップモードによる保持するバックアップファイルの違い

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物理マシンのバックアップ用フリーソフトを発表:VeeamON 2014 in ラスベガスレポート④

VeeamON 2014の最終日のKeynote SeesionにてVeeamは新たなフリーソフト“Veeam EndPoint Backup Free”を開発していることを発表しました。
http://go.veeam.com/endpoint-jp
http://www.veeam.com/blog/announcing-veeam-endpoint-backup-free.html
Endpoint 続きを読む

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VeeamON 2014 in ラスベガスレポート③

2014/10/6から10/8にかけてVeeamがラスベガスでVeeamONと題して大規模なセミナーを実施しています。このVeeamONに参加しているクライムのテクニカルSEがその内容をブログにして展開していきます。
http://go.veeam.com/veeamon

第3回である本記事では、Veeam以外が講演したBreakout sessionの様子を簡単に紹介いたします。
VeeamONでは、Veeam以外のVMwareやMicrosoft、HP、NetApp、EMC、Pernix、Nexsanといった各社パートナーやブロガーも講演を行っています。これらの講演ではVeeamとの連携だけでなく、仮想環境のベストプラクティスなども紹介されていました。

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