今年も、ラスベガスにおいて10/26から10/29の期間で、VeeamONが開催されます。VeeamONはVeeam社主催の大規模セミナーの位置づけとなっており、VeeamONに参加しているクライムエンジニアからセッション内容を中心に報告させていただきます。
http://www.veeam.com/veeamon
期間中に様々なブレイクアウトセッションが多数開催されましたが、今回のブログではそのブレイクアウトセッションの中から、傍聴した内容をピックアップして紹介していきます。
今年も、ラスベガスにおいて10/26から10/29の期間で、VeeamONが開催されます。VeeamONはVeeam社主催の大規模セミナーの位置づけとなっており、VeeamONに参加しているクライムエンジニアからセッション内容を中心に報告させていただきます。
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期間中に様々なブレイクアウトセッションが多数開催されましたが、今回のブログではそのブレイクアウトセッションの中から、傍聴した内容をピックアップして紹介していきます。
今年も、ラスベガスにおいて10/26から10/29の期間で、VeeamONが開催されます。VeeamONはVeeam社主催の大規模セミナーの位置づけとなっており、VeeamONに参加しているクライムエンジニアからセッション内容を中心に報告させていただきます。
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VeeamONの3日目である10/28では、オープニングセレモニの位置づけとして、ゼネラルセッションが開催されました。今回のブログでは、10月28日のゼネラルセッションの内容を紹介していきます。
今年も、ラスベガスにおいて10/26から10/29の期間で、VeeamONが開催されます。VeeamONはVeeam社主催の大規模セミナーの位置づけとなっており、VeeamONに参加しているクライムエンジニアからセッション内容を中心に報告させていただきます。
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VeeamONの初日である10/26はレセプションが開催されていたため、セッションが実際に開始したのは二日目の10/27からでした。この日は、午前と午後で複数のブレイクアウトセッションが実施され、Veeamの最新バージョン(v9)の情報や、運用や新ツールの発表などがありました。
次の画像を見てください。これらはすべてバックアップリポジトリです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?最も一般的な原因は、複数の物理ストレージデバイスがバックアップ先として使用されることにあります。また、別の原因としては、ストレージデバイスの最大ボリュームに制限があるということです。そのため、大規模な環境であればあるほど、このような状況に陥ることがあります。
CloudBerry Backupではバージョン4.5からAmazon EC2上にEC2インスタンスとしてシステムイメージのバックアップをリストア可能になりました。これにより、災害対策DR等の目的で遠隔地やクラウド上にバックアップしたデータをいざというときにはEC2インスタンスとしてリストアし利用できます。
まず初めに、CloudBerryのイメージベースバックアップを行い、静止状態を取得します。この静止状態のWindowsマシンをAmazon EC2サービスにリストア可能です。
CloudBerry Backupはバージョン4.5からイメージベースのバックアップをAmazon EC2インスタンスとしてリストア可能になりました。このためのVMimportロールの設定方法を紹介しています。
1.Amazon Web Servicesのページを開き、IAMをクリックします。
バックアップ保存先のストレージは、仮想環境の可用性を考える際に重要な要素であり、Veeam Availability Suite v9では重複排除アプライアンスとの統合をより強化しています。
HP StoreOnce Catalystとの統合
HP StoreOnceの重複排除システムはデータのアーカイブ要件などに最適です。HP StoreOnceは小規模環境向けにHP StoreOnce VSA(仮想ストレージアプライアンス)、大規模環境向けには物理アプライアンスを提供しています。このHP StoreOnce Catalystとの統合はより高速なバックアップとリカバリを可能にし、帯域の使用率を削減します。詳細はこちらのブログをご参照下さい。
CloudBerry Backup 4.3より、イメージベースのバックアップからファイル単位でのリストアが可能になりました。ファイル単位でのリストアはクラウド上にあるバックアップデータから、ファイルのみをダウンロードするため、全体のリストアに比べると大幅に時間を削減でき、転送コストも抑えることができます。
イメージ・ベースのバックアップからのファイル単位でのリストアは、以下のように実施することができます。
今回はFAS、E-シリーズ、AltaVaultといった各NetAppストレージとVeeamを組み合わせて使用した場合の利点をご紹介しています。
VeeamのNetApp統合(vSphereの場合):ALL FAS
NetAppストレージとの統合はストレージスナップショットによる超高速なバックアップと簡単、高速なアイテム単位でのリカバリを可能にします。NetAppのSnapshot、SnapMirror、SnapVault技術を使用し、確実なエンタープライズレベルでのデータ保護を実現し、Veeam Backup & ReplicationによるイメージベースのバックアップとNetAppのスナップショットは互いにデータ保護戦略を補完しあい、包括的なバックアップ、リカバリ計画の一環としてNetAppのスナップショットを活用できます。
NetAppストレージスナップショットからのバックアップ
NetAppストレージスナップショットからの直接リストア
ストレージスナップショットのみのバックアップ
前回の管理者編で、仮想環境の管理者が便利なタグを用意してくれたので、VMのオーナーはvSphere Web Clientから自身のVMにタグを設定するだけで簡単にデータ保護を構成できるようになりました。
今日のデータセンターでは、3つの深刻な課題を抱えています。24時間、365日の運用、ダウンタイムやデータ損失の回避、データの増加です。現代のストレージシステムへの投資は、Always-On Businessの実施を支援し、これらのニーズを満たすことができますが、データセンターのバックアップデータを保存する場所や方法について課題があります。
大規模な環境やマルチテナントになってくると、仮想環境の管理者だけで全てのVMに必要なポリシーを把握し、それに合わせたバックアップジョブを作成していくのは大変です。
そんな時に便利な機能がvSphereのタグ機能です。VeeamではvSphereのタグを元にしてジョブの対象になるVMやゲストOSの静止点作成時に使用する認証情報、ゲストOS上のアプリケーションごとのアプリケーション静止点処理を指定できます。そのため、タグをうまく利用することで仮想環境の管理者はポリシーに合わせたいくつかのジョブを作成し、VMのオーナーがタグを設定することで、自動的にポリシーに合わせたバックアップジョブにVMを追加していくことができます。
VeeamではMicrosoft AzureユーザのためにAzure VMへファイル転送を簡単にする”Veeam FastSCP for Microsoft Azure”をベータ版で提供していました。これがフリーソフトとして正式リリースされました。
今回はこの正式リリースに伴い、どのような機能追加されたのかご紹介します。
レジューム機能
大きなファイルをダウンロードやアップロードしている間に、接続の問題により失敗した場合には、正式版からは転送を再開します。一時的なネットワーク問題等により、転送に失敗した場合には、ファイル全体をアップロードまたはダウンロードするのではなく、ジョブが再度開始した際に、既に転送されたファイルブロックを除き、自動的にアップロードまたはダウンロードを再開します。
CloudBerry Backup 4.2 における主な新機能:
Vista/7/8 デスクトップOS とWindows Server 2003/2008/2012のサポート:
以前はサポートされていないOSのためにWindowsバックアップを稼働させ、それからクラウドへファイル-レベル・バックアップを稼働させる必要がありました。これからは制限やマニュアルに頼ることなくデスクトップOSのイメージ・ベースのバックアップが可能です。
Veeam Backup & Replication V9では複数拠点を持つようなエンタープライズ環境やテープへのバックアップをより便利にするような機能が多く実装予定です。
今回はこの中から特徴的なものをご紹介いたします。
ゲストOS静止用プロキシ
Veeamでは負荷分散や複数拠点でのバックアップでも効率的に処理が可能になるよう、プロキシというコンポーネントを実装しています。これにより、一つのVeeamバックアップサーバで、効率的なデータ処理を実現しています。
また、Veeamはエージェントレスなソリューションであるため、このアプリケーション対応のイメージ処理ではVMに対して一時的にランタイムなプロセスをデプロイします。このプロセスはログの切り捨てやインデックス作成といったアプリケーション固有の静止点作成処理を担当しています。
しかし、Ver8まではこのゲストOS上のアプリケーションの整合性まで保証する「アプリケーション対応のイメージ処理」についてはVeeamバックアップサーバから処理を行っており、特にプロキシから処理は行っていません。このVeeamバックアップサーバからの「アプリケーション対応のイメージ処理」はネットワークもしくはVIX APIを使用して、直接ゲストOSに作用していました。この実装自体は完全に機能していますが、保護対象の環境の規模や複雑さにより以下の限界が明らかになりました。 続きを読む
Veeam Backup & Replication Ver8では現在Veeam Explorer for “アプリケーション”シリーズでMicrosoft Active Directory、Exchange、SharePoint、SQL Serverの各種アイテムリストアに対応しています。このVeeam ExplorerにVer9からはOracleが追加予定です。さらに既存のVeeam Explorerも多くの改善が実施される予定になっています。
まずVeeam Explorer for Oracleについてですが、以下の機能に対応する予定です。 続きを読む
VeeamではSQL Serverのトランザクションログまでバックアップ可能です。これによりVeeamのリストアツールを用いることで指定したトランザクション実行前の状態までデータベースを復旧させることが可能です。
今回はこれらリストアを紹介いたします。
まず、もっとも簡単でシンプルなリストアの方法はリストアポイントに含まれる静止状態のSQL Serverをリストアすることです。この方法では特にSQL Serverの指定等を行わずともバックアップ実施時の状態にデータベースをリストアすることができます。
Veeam Ver8からSQL Serverのトランザクションログのバックアップも対応しました。これにより指定したトランザクションの状態までデータベースを復旧することが可能になりました。ただベテランのSQL Serverデータベース管理者の方は、仮想マシンのバックアップソフトであるVeeamをSQL Serverのバックアップに使用することに抵抗があるかもしれません。そのため、まず以下のような特徴を並べてみます。 続きを読む
Veeamバージョン8から、Veeam Backup & Replicationの最新パッチやVeeamが推奨するHyper-Vのパッチが適用されていない場合、通知する機能が追加されています。
データ保護や災害復旧作業へ悪影響を与える可能性がある重要なアップデートが含まれていることもあるため、パッチの適用を推奨します。
※ パッチの適用は手動で行う必要があります。
Veeam Backup & Replication V9ではEMC VNX, VNXeとの連携が既に発表されていますが、他にもストレージに関する機能強化、新機能が実装される予定です。
NFSデータストアでも高速な処理を実現:Direct NFS
まず1つ目の新機能はDirect NFSという転送モードの追加です。今までVMwareのAPI(VADP)を使用したバックアップではNFSストレージに対して、直接アクセス方法が提供されていませんでした(NFS固有の問題等のため)。しかしVeeamはV8で独自のNFSクライアントを実装しました(NetAppストレージとの統合の一環として)。これを利用しV9からはDirect SANと同様のプロセスでNFSに直接アクセスできるようになります。VeeamのProxy上ではVeeamが独自に改良したNFSクライアントが実行され、NFS共有によりバックアップが可能になります。NASアレイから直接、仮想マシンのデータを取得するため、この処理の際にハイパーバイザ層を経由する必要性を回避できます。これにより、NFSデータストアを利用しているユーザも、より高速なバックアップ、運用サイトへのバックアップ時負荷削減を実現できます。この機能は従来のNFS v3とNFS 4.1を両方サポート。
Veeam Backup & Replication Ver8ではサービスプロバイダ環境に簡単にVeeamのバックアップを転送するための仕組みとしてVeeam Cloud Connect機能を提供していました。これにより、エンドユーザはオンプレミスのバックアップを安全なSSL/TLS接続を介して、簡単にサービスプロバイダ環境のストレージへ2次バックアップ可能になりました。
VeeamはVer7からストレージスナップショット連携機能の提供を始め、現在Ve8では以下のストレージをサポートしています。
そして、次期Ver9では新たにEMC VNX, VNXeのストレージスナップショットとも連携可能になる予定です。
これにより、EMC VNX, VNXe上にある仮想マシンの各種リストアとBfSS(ストレージスナップショットからのバックアップ)による仮想環境への影響をほぼ0にしたバックアップ、レプリケーションが可能になります。 続きを読む
■2015/06/08記事改訂
仮想環境の監視ソフトウェア Veeam ONE では、仮想環境で発生した問題事象や、リアルタイムでのリソース使用状況の監視が可能です。
それだけではなく、蓄積されたデータから仮想環境のムダを検知しそれをレポート形式でわかりやすく指し示すこともできます。
仮想環境では、仮想マシンの作成・クローンや、テンプレートの作成、さらに仮想化特有の機能である任意の量のリソース割り当てやスナップショットの作成が自由にできます。
Microsoft SharePointは仮想化環境で稼働させることが可能で、それに伴いサーバ統合のプラス、TCOの削減が可能です。Veeam Backup & ReplicationはユーザのSharePointファームのRPOといRTOの削減にその機能により大きく寄与することができます。特にVeeam Explorer for Microsoft SharePointはオブジェクトのリカバリーではさらに大きく寄与します。
Veeam Explorer for Microsoft SharePointを活用したSharePointデータのリカバリ
以前のブログで、CloudBerry Backupを使用してOracle DB(データベース)のバックアップをクラウド上へ転送する手法について紹介しました。今回のブログではOracle DBに障害が発生した際にクラウドに保存したOracle DBのバックアップファイルからのリストア手順を記載します。障害を作成するため、データベースファイルの中身を書き換えてみました。