Veeam Backup & Replication Ver8 Update 2: vSphere 6 サポート, Endpoint など

Veeam Backup & Replication Ver8 Update 2がリリースされました。V8 Update 2ではVMware vSphere 6 の基本的な互換性だけでなく、そのフルサポートと次の機能と拡張を含みます。

●VMware Virtual Volumes (VVols) と VMware Virtual SAN 2.0のサポート
●Storage Policy-Based Management (SPBM)ポリシー・バックアップとリストア
●Fault Tolerant (FT) VMのリストアとレプリケーション
●vSphere 6 タグへのインテグレーション
●vCenter-vCenter間 vMotionの認識
●VVolへのQuick Migration
●SATA バーチャル・ディスクのHot-Addトランス・モード

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CloudBerryのバックアップ速度をスピードアップするための小技集

CloudBerry Backup によるバックアップは圧縮やブロックレベルでの差分バックアップなどが利用でき、バックアップ処理の速度を高速化できるように設計されています。このブログでは、CloudBerry backup速度の向上を見込める小技をご紹介します。
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クラウドから直接SQL Server DBへのリストアが可能に【CloudBerry Backup】

CloudBerry BackupのEnterpriseエディションでは、下記ブログのように簡単にMicrosoft SQL Serverのデータをクラウド上にバックアップすることが可能です。

■SQL Serverのデータをバックアップ ~データをクラウドへ~
//www.climb.co.jp/blog_veeam/cloud-berry-backup-9316

ただ、クラウドにバックアップしたSQL Serverのデータのリストアを行う際には、一度ローカルへバックアップファイルをコピーし、SQL Server Management Studio などを用いてデータベースへのリストアを行う必要がありました。

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Veeam Endpoint Backup Freeを実際に試してみました-各種リストア-

Veeam Endpoint Backupはリストアを行うために以下の3つの方法を提供しています。

  • Veeam Endpoint Backupコンソールからのリストア(ボリューム、ファイルレベル)
  • Veeamリカバリメディアからのリストア(ボリュームレベル)
  • Veeam Backup & Replicationからのリストア(ボリューム(仮想ディスク)、ファイルレベル)
  • 今回はVeeam Endpoint BackupコンソールからのリストアとVeeamリカバリメディアからのリストアを紹介します。

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    Veeam Endpoint Backup Freeを実際に試してみました-インストールからバックアップまで-

    4/15にWindows物理マシンの無料バックアップツール、Veeam Endpoint Backup Freeがリリースされました。
    今回はこのインストールからバックアップまでを実際に行ってみたいと思います。

    まずソフトのダウンロードを下記URLから行います。
    http://www.veeam.com/jp/endpoint-backup-free.html
    End24

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    キャパシティプランニングを助けるVeeam ONEのレポート:リソース枯渇までのタイムリミットを予測する

    弊社が取り扱う仮想環境のモニタリングツールVeeam ONEReporterを使った、ユーザのキャパシティプランニングを助けるレポートを紹介するシリーズ第三回目です。

    第三回までの記事では、サービスに影響を及ぼすホスト停止時の状態のシミュレーション、データストアスペース枯渇までの日数の分析・予測、追加可能な仮想マシン台数の分析・予測、この3点の機能を紹介してきました。
    第四回では、リソース枯渇までの日数を算出することでより直接的にキャパシティプランニングに影響を与えられるCapacity Planningレポートを紹介します。

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    物理マシンのバックアップをVeeam Backup & Replicationのコンソールから管理

    VeeamはVeeam EndPoint Backup Freeを使用することでWindowsの物理マシンのデータ保護も可能になりました。このVeeam EndPointは仮想環境のデータ保護ソリューションであるVeeam Backup & Replicationとも連携可能です。
    ※Veeam Backup & Replication Ver8 Update2以上である必要があります。

    Veeam Backup & Replicationとの連携機能は大きく2つです。

    • Veeam B&Rのリポジトリを保存先として指定
    • Veeam B&Rのコンソールからリストア

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    物理マシンのバックアップツールVeeam EndPoint Backup Freeで、できること

    去年の10月に発表されたVeeam EndPoint Backup Freeを使用するとWindowsの物理マシンをバックアップできます。
    //www.climb.co.jp/blog_veeam/veeam-backup-11393
    これが4/15にリリースされました。
    http://www.veeam.com/endpoint-backup-free.html

    このVeeam EndPoint Backup FreeはVeeam Backup & Replication(以下Veeam B&R)と連携することができますが、Veeam B&Rがない環境でも、スタンドアロンで動作するWindowsマシン用のバックアップツールとなっています。
    ※Microsoft Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1~Windows 8.1/Windows 2012 R2に対応
    VeeamEndPoint
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    キャパシティプランニングを助けるVeeam ONEのレポート:仮想環境にあと何台VMを追加できるか

    弊社が取り扱う仮想環境のモニタリングツールVeeam ONEReporterを使った、ユーザのキャパシティプランニングを助けるレポートを紹介するシリーズ第三回目です。

    第三回は仮想環境のリソースを多角的観点で分析しあと何台分の仮想マシンが追加できるかを調査できるHow Many More VMs Can be Provisionedレポートです。

    1. ホスト停止をシミュレートして必要リソースを計算するHost Failure Modellingレポート
    2. データストアの容量増加を予測するOver-provisioned Datastoresレポート
    3. 追加できる仮想マシン数を予測するHow Many More VMs Can be Provisionedレポート
    4. リソース枯渇までの日数を予測するCapacity Planningレポート

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    キャパシティプランニングを助けるVeeam ONEのレポート:データストアの容量増加を予測

    弊社が取り扱う仮想環境のモニタリングツールVeeam ONEReporter機能を使った、ユーザのキャパシティプランニングを助けるレポートを紹介するシリーズ第二回目です。
    第二回はデータストアの容量が、仮想マシンの使用容量を超えるかどうかを検証できるOver-provisioned Datastoresレポートです。

    1. ホスト停止をシミュレートして必要リソースを計算するHost Failure Modellingレポート
    2. データストアの容量増加を予測するOver-provisioned Datastoresレポート
    3. 追加できる仮想マシン数を予測するHow Many More VMs Can be Provisionedレポート
    4. リソース枯渇までの日数を予測するCapacity Planningレポート

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    仮想環境へのデプロイを円滑にするVeeam ONE v8のシミュレーション機能

    仮想環境ではリソースが共有されることにより、新しいVMをどれだけ追加できるのか、クラスタからホストを削除した場合にリソースは足りるのかといった仮想環境へのデプロイで管理者様は悩まれることかと思います。
    このような課題に対応するために具体的にデプロイのプロジェクトとして仮想環境へのVM、ホストの追加、削除を実施した際にどのようなリソースの変化が発生するかを予測しシミュレートするための機能がVeeam ONE v8から追加されました。

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    キャパシティプランニングを助けるVeeam ONEのレポート:ホスト停止をシミュレートして必要リソースを計算するレポート

    弊社が取り扱う仮想環境のモニタリングツールVeeam ONEには収集した仮想環境の情報から分析を行い、これまでの仮想環境状態の推移や、これから発生が予期される仮想環境でのエラーについてのレポートを出力するReporter機能があります。

    Reporter機能には多くの便利なレポートが標準で用意されていて、仮想環境上のムダを省いてストレージを節約するレポート(弊社ブログ記事)や、Veeam Backup & Replicationと連携して効率的な仮想マシンデータの保護が行えているかを確認するレポート(弊社ブログ記事)などがあります。

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    Veeamのファイルレベルリストアはここが違う!多くのファイルシステムをサポートできる理由とは?

    Veeam Bakup & Replicationでは以下のような多くのファイルシステムをサポートしており、ベーシックディスクだけではなくLinuxのLVMやWindowsのダイナミックディスクなど複数ディスクで構成されているような論理ボリューム上のファイルもリストア可能です。

    Guest OS サポートしているファイルシステム
    Windows NTFS
    FAT
    FAT32
    ReFS
    Linux ext
    ext2
    ext3
    ext4
    ReiserFS
    JFS
    XFS
    Btrfs ※1
    Unix JFS
    XFS
    UFS
    BSD UFS
    UFS2
    Solaris UFS
    ZFS(プールバージョン5000まで)※2
    Mac HFS
    HFS+
    Novell Novell Storage Services

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    Veeam独自の高速リストア機能「インスタントVMリカバリ」の仕組み

    Veeamでは仮想マシンをバックアップファイルから高速に起動するための仕組みとして、インスタントVMリカバリ機能を提供しています。この機能により、バックアップファイルの展開やデータストアへの転送を行わなくとも仮想マシンが起動できるため、仮想マシンのサイズに関わらず、例え数十TBあるような仮想マシンであっても、数分で起動することができます。インスタントVMリカバリ

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    VeeamのRESTful APIを試してみました

    Veeam Bakup & ReplicationはEnterprise PlusエディションでRESTful APIを使用できます。今回はこのRESTでVeeam Bakup & Replicationのジョブを実行してみました。

    事前準備としては、RESTful APIを利用するためにはVeeam Enterprise Managerがインストールされている必要があります。
    EMのインストール
       ※ISOイメージ実行時の画面

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    レポートの出力可能なファイル形式の種類【Veeam ONE】

    Veeam ONEのReporter機能を使用すると、これまでに収集したデータを基にしたレポートを作成できます。Veeam ONE ReporterはWebコンソールで操作するツールなため、ブラウザ上にレポートが作成されますが、これらのレポートはいくつかのファイル形式で出力が可能です。出力可能なファイル形式は、ExcelWordPDFの3種類です。

    これらのレポートはメールで定期的に送信することもできるので、用途に合わせたファイル形式を選択して、レポートを作成するとよいでしょう。

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    仮想マシンのオーナーが自身の環境を簡単に監視・管理【Veeam ONEのマルチテナント機能】

    Veeam ONE v8からマルチテナント向けの機能として、vCener ServerもしくはvCloud Directorの権限と連携してVeeam ONEでの監視、管理の範囲をユーザごとに制限する機能が追加されました。
    権限
    上の左の図のように仮想環境の権限設定でアクセス可能な仮想マシンやデータストア、クラスタを制限していたとします。この際に対象の制限が行われたユーザがVeeam ONE MonitorやReporterにアクセスすると右の図のようにVeeam ONE側でもアクセスが制限されます。

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    Veeam ONE Business Viewで仮想環境の肥大化を防ぎ、効率的な管理を実現

    仮想化により集約が進むことで問題となってくる点がその環境の管理です。
    仮想化されることで管理者は様々なサーバを仮想マシンとして扱えるようになり管理自体は簡単になりました。しかし、その一方でリソースの共有により、仮想環境全体を把握することや目的とするオブジェクトのみ抜き出して確認するといったことが難しくなりました。
    01仮想環境の問題

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    【Veeam ONE】vCloud Directorとの連携で大規模環境も簡単に監視

    弊社で販売しているVMware/Hyper-V仮想環境のモニタリング・レポーティングツールVeeam ONEでは、vCenterやESXiホストレベルの監視に対応していますが、それだけでなく、バージョン7からはvCloud Directorレベルの監視にも対応しました。

    Veeam ONE MonitorではvCloud Directorの各階層に応じて、それぞれの階層に所属する仮想マシンの健康状態、リソース消費状況、vAppの残り期限などを確認可能です。

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    Hyper-Vとのベストマッチ [Veeam Backup & Replication Ver8]

    リソース・プール

    Veeam Backup & Replication V8はHyper-Vリソース・プールに保存されたデータのバックアップとリカバリーの直接のサポートを提供します。

    ユーザがリソース・プールに直接バックアップした時にVeeam Backup & Replication V8はリソース・プール内にデータのロケーション用のマーカーを作成します。リカバリー時にデータがオリジナルのロケーションにリストアされれば、マーカーはリソース・プールのオリジナル・ロケーション内のデータの復元に使用されます。データが別のロケーションにリストアされた場合、マーカーは破棄され、データは安全に新規ロケーションでリカバリーされます。

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    Save As Default (デフォルトとしての設定変更) 【Veeam Backup & Replication Ver8】

    Veeam Backup & Replicationのデフォルト設定はユーザがインストール後にすぐに使用できるようになっています。しかし個々のユーザでデータ保護に関してそれぞれの環境、性質が違ってきます。

    以前にはユーザがノン・デフォルト・オプションでジョブのパラメータを設定したい時はすべての新規ジョブ作成時に設定が必要でした。ジョブ数が増えればパラメータ変更の時間が必要でしたが、パラメータを変更することを忘れてしまった場合は、後で矛盾が起きるリスクがありました。

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    さらに使いやすくなったテープの機能【Veeam Backup & Replication Ver8】

    Veeam Backup & Replication v8では、分散アーキテクチャの1つとして、新しく「Tape Server」が追加されました。サポートされているテープ・ライブラリが直接接続されたWindowsマシンに新しいコンポーネントがインストールされ、テープ・ライブラリに対しての読み書きを管理する「プロキシ」になります。

    「Tape Server」をセットアップするためには、Windowsサーバにテープ・ライブラリを接続し、MTF (Microsoft Tape Format)をサポートするために、デバイスマネージャに正しく認識されているかを確認します。「不明なメディアチェンジャ」、「他の不明なデバイス」が表示された場合、テープ・ベンダが提供するWindowsドライバをインストールする必要があることに注意してください。

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    Veeam Backup & Replication Ver8の小回りの利いた小さな新機能:Part2

    6. Preferred Networks(優先ネットワーク)

    規模が大きな環境では管理トラフィックやバックアップ/レプリケーション・トラフィック用の別ネットワークが必要になることがあります。このような場合にこの機能は非常に便利で、Veeamプロキシーや、またはレポジトリー間でのデータ・トラフィックに使用可能な優先ネットワークを定義することができます。

    v8-6

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    【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】ユーザインターフェイスについて

    今回はユーザインターフェイス回りの機能追加・改善から特長的なものをご紹介します。
    ※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
    //www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

    • Veeamバックアップサーバのコンソール
      • ゲストアカウントのテスト機能
        アプリケーションを意識した静止点作成処理とゲストファイルシステムのインデックス作成で使用するゲストアカウントに対して、ジョブウィザード中に自動的なテストを行えます。テストはジョブに登録されているVMのリスト作成から行われ、各ゲストに対する設定された認証情報を元にした接続テストを行います(Guest OS Credentials ダイアログで設定した認証情報を含みます。)。

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    Veeam Backup & Replication Ver8の小回りの利いた小さな新機能:Part1

    1. Linux VM (可能マシン)用のゲスト・ファイル・インデックス

    ユーザはEnterprise Managerからファイル・システムをブラウズ、サーチ、そしてLinux VMをシングル・クリックでリストアが可能です。

    v8small1

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