【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】データの保存機能について

今回はデータの保存に関する機能であるWANアクセラレーション、交換ドライブ、テープなどに関するものから特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
//www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

  • WANアクセラレーション
    • パフォーマンスの向上
      高速なCPUとSSDキャッシュの最適化により、v7の最終パッチに比べ最大3倍までパフォーマンスが向上しました。
    • キャッシュの最適化
      WANアクセラレーションに割り当てらた領域は即座に消費され、断片化、キャッシュ成長によるディスクスペースの枯渇を防ぎます。
    • キャッシュの手動作成
      v7までは実行されたジョブのキャッシュのみを作成していましたが、v8からは指定したリポジトリにあるバックアップファイルを指定し手動でクロールを実施、キャッシュを作成できます。

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バックアップコピージョブのシーディング方法【Veeam Backup & Replication v7.0】

Veeam Backup & Replicationでは、初回のレプリケーションのみバックアップファイルを使ってレプリカ仮想マシンの基礎を作るレプリカシーディング機能がございます。
(バージョン8からはバックアップとレプリケーションを同程度併用されているお客様向けに、常にバックアップファイルからレプリケーションを行う機能を用意しております。)

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vSphere Web Clientから簡単バックアップ【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & ReplicationはVMwareのvSphere Web Clientと統合し、バックアップ操作が行えるプラグインを提供しています。

Enterprise ManagerからvSphere Web Clientにプラグインを導入することで、ジョブの実行結果やストレージ領域、処理したVMの統計情報が表示されます。また、Veeamによって保護されていないVMの特定やキャパシティプランニング(Veeam ONEが必要)をするだけでなく、VeeamZIPやクイックバックアップ機能を使用して、vSphere Web Clientから直接バックアップを作成することができます。

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【Veeam Backup & Replication V8の150以上の機能改善】ファイルリストア・VMware・Hyper-V部分の改善について

前回からご紹介している150以上の機能改善について、今回はファイルリストア・VMware・Hyper-Vに関するものから特長的なものをご紹介します。
※機能改善の一覧についてはこちらから”[技術資料]v8の新機能.pdf”をダウンロード可能です。
//www.climb.co.jp/soft/veeam/document/

  • ファイルレベルリカバリ
    • 上書き/保持オプションの追加
      オリジナルに直接ファイルをリストアする際に、既存のファイルを上書きするか、名前を変更し保存するかを選択できます。この機能はWindowsのVeeamコンソールとWeb UIのEnterprise Managerから利用できます。

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【Veeam Backup & Replication Ver8の150以上の機能改善】基本機能部分の改善について

Veeam Bavkup & Replication v8では以下のような大規模な機能追加、改善が行われています。

  • NetAppストレージとの連携機能
  • Veeam Explorer for Microsoft Active Directory
  • Veeam Explorer for Microsoft SQL Server
  • Veeam Explorer for Microsoft Exchange
  • EMC Data Domain Boost
  • エンドto エンドの暗号化
  • レプリケーションの改善
  • Veeam Cloud Connect
  • バックアップI/Oコントロール
  • アプリケーションオーナーのためのセルフリストアポータル

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Veeam ONE v8 – さらに強化された仮想環境のモニタリングとデータ保護のアシスト機能

Veeam社は、VMwareおよびHyper-V環境対応の仮想マシンデータ保護ソフトVeeam Backup & Replicationの、さらなる利便性の向上を指向したバージョン8をリリースいたしました。
同時に、姉妹製品で同じくVMwareおよびHyper-V環境対応の仮想環境モニタリングソフトVeeam ONEもバージョン8がリリースされました。

このVeeam ONEバージョン8では、デザイン面では青を基調としたフラットデザインを採用し、Veeam Backup & Replicationとの連携強化による仮想環境のデータ保護を支援、インフラストラクチャのリソース評価を行いやすくするレポートの追加、管理可用性の向上を図る新機能が追加されました。

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クイックバックアップ – バックアップ対象VMの一部のみを増分/差分バックアップ【Veeam Backup & Replication】

クイックバックアップは1つのジョブでバックアップしているVMのうち、一部のVMのみリストアポイントを追加したいときに使用します。通常、新たなリストアポイントを作成するときは、バックアップジョブを実行し、そのジョブに含まれるすべてのVMを増分/差分バックアップする必要があります。しかし、クイックバックアップを使用すると、新しいジョブの作成や既存のジョブを変更することなく、一部のVMのみの増分/差分バックアップを行い、リストアポイントを追加できます。

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ストレージのスナップショットでVMwareバックアップどう変わるのか?

VeeamではVer7からHP Storeserv、Storevirtualのストレージスナップショットと連携し、バックアップ/レプリケーションが可能になりました。そして、近日リリース予定のVer8ではNetAppのストレージにも対応予定です。
本記事ではこの機能が実際に何を解決できるのか?を焦点に、ストレージスナップショットからのバックアップ(BfSS)がどのように機能するかを紹介いたします。

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柔軟性の増したメール通知設定【Veeam B&R Ver8新機能予告⑬】

Veeamは以前からジョブの実行結果をメールで通知することが可能でしたが、それほど細かい設定は行えず、不便に感じる箇所も所々ありました。
Version 8ではそんな不便を解消するべく、メール通知機能が強化され、痒い所に手が届く機能となっております。

1. リトライジョブが実行された場合に、ジョブの結果をまとめて通知
ジョブが負荷などの一時的な理由で失敗した場合、しばらく時間を空けてからジョブを実行することで成功する可能性があります。そのようなときのためにジョブが失敗してから数分後にジョブを自動で再実行する機能があります。

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新バックアップモード:永久増分バックアップ【Veeam B&R Ver8新機能予告⑫】

Veeam Backup & Replicationのバックアップモードは増分(Forward Incremental)と差分(Reversed Incremental)の2種類があり、バックアップファイルが使うストレージの容量と作成時のI/O負荷を考えて最適なモードを選択します。

増分、差分バックアップにおけるリポジトリへのI/Oの違い
バックアップモードによる保持するバックアップファイルの違い

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物理マシンのバックアップ用フリーソフトを発表:VeeamON 2014 in ラスベガスレポート④

VeeamON 2014の最終日のKeynote SeesionにてVeeamは新たなフリーソフト“Veeam EndPoint Backup Free”を開発していることを発表しました。
http://go.veeam.com/endpoint-jp
http://www.veeam.com/blog/announcing-veeam-endpoint-backup-free.html
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VeeamON 2014 in ラスベガスレポート③

2014/10/6から10/8にかけてVeeamがラスベガスでVeeamONと題して大規模なセミナーを実施しています。このVeeamONに参加しているクライムのテクニカルSEがその内容をブログにして展開していきます。
http://go.veeam.com/veeamon

第3回である本記事では、Veeam以外が講演したBreakout sessionの様子を簡単に紹介いたします。
VeeamONでは、Veeam以外のVMwareやMicrosoft、HP、NetApp、EMC、Pernix、Nexsanといった各社パートナーやブロガーも講演を行っています。これらの講演ではVeeamとの連携だけでなく、仮想環境のベストプラクティスなども紹介されていました。

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VeeamON 2014 in ラスベガスレポート②

2014/10/6から10/8にかけてVeeamがラスベガスでVeeamONと題して大規模なセミナーを実施しています。このVeeamONに参加しているクライムのテクニカルSEがその内容をブログにして展開していきます。
http://go.veeam.com/veeamon

第2回である本記事では10/7に行われたゼネラルセッションの内容をご紹介いたします。
開会式ではホッピングのパフォーマンスがあり、楽しませてもらいましたがここでは割愛します。

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VeeamON 2014 in ラスベガスレポート①

2014/10/6から10/8にかけてVeeamがラスベガスでVeeamONと題して大規模なセミナーを実施しています。このVeeamONに参加しているクライムのテクニカルSEがその内容をブログにして展開していきます。
http://go.veeam.com/veeamon

まず初日である10月6日、月曜日には、午前中にパートナー向けのセッション、午後からはBreakout sessionとして各新機能や技術的な部分に焦点を当てたセッションが複数実施されました。

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保護中: [動画]世代管理のアニメーション(バックアップコピー)【Veeam Backup & Replication】

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保護中: [動画]世代管理のアニメーション(逆増分バックアップ)【Veeam Backup & Replication】

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保護中: [動画]世代管理のアニメーション(増分バックアップ)【Veeam Backup & Replication】

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カスタムスクリプトでの静止点作成がより簡単に。IBM Lotus Dominoの例【Veeam B&R Ver8新機能予告⑪】

Ver7まではゲストOS上の静止点を作成する際に、Microsoft VSSに対応していないアプリケーションについては、VMware Toolsの機能を利用し、ゲストOS上に配置したカスタムスクリプトを実行する必要がありました。
この方法は仮想マシン一つ一つに対して、ログインし手動でカスタムスクリプトを配置する必要があり、変更を行う際にも再度ログインして…と手間のかかる作業になっていました。また、VMware Toolsからの静止点作成のみしか行えないため、Veeam独自のVSS実行(Application-aware image processing)とは併用できないという問題点もあります。

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VeeamのバックアップをAmazon AWSへ2次バックアップ

ディザスタリカバリ(災害対策)のためにAmazon AWS等のクラウドストレージの利用を検討されている方も多いかと思います。そのため、本記事ではVeeam Backup & Replicationで取得したバックアップをAWSのストレージに転送する方法をご紹介いたします。

まず、AWSのストレージへVeeamからバックアップする方法は大きく分けて3種類あります。このそれぞれに一長一短あり、構成などに合わせて選択する必要があります。

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Veeam Backup & Replicationで仮想化vCenterをレプリケーションする方法

Veeam Backup & Replicationでは、vCenter ServerがインストールされているWindows仮想マシンをレプリケーションすることが可能です。
VSSを利用していただければレプリカ仮想マシンにおいても問題なくvCenterを利用できます。
vCenterのレプリケーションジョブ作成時には、追加での手順や注意事項がございます。
当記事では、順を追って必要な手順を紹介いたします。

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バックアップ元データストアのI/O負荷をコントロール【Veeam B&R Ver8新機能予告⑩】

Veeamはver7から仮想ディスクごとの並列処理機能が加わり、これによりバックアップ、レプリケーション速度が大幅に改善されました。
VeeamはVer7になってどれだけ速くなったのか?並列処理(Parallel Processing)

しかし、この並列処理をフルに実施してしまうとバックアップ元vSphereから同時に複数ディスクを読み取り、データストアのI/Oに負荷がかかり、結果としてディスクの待ち時間が長くなってしまいます。これに対処するためにVer7でもプロキシのタスク数などを制限し、並列数を調整することで対応できましたが、環境によっては柔軟な構成、設定が難しくなっていました。

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Exchangeサーバ、VSS失敗のチェックリスト

Microsoft ExchangeのバックアップをVeeam Backup & Replicationで実施する場合、以下のようなタイムアウトエラーで失敗することがあります。
Unfreeze error:[Backup job failed]
Cannot create shadow copy of the volumes containing writer’s data
A VSS critical writer has failed. Writer name: [Microsoft Exchange Writer]. Class ID: [{76fe1ac4-15f7-4bcd-987e-8e1acb462fb7}]. Instance ID: [{0db23250-4d1e-42c1-8d14-2be32f448184}]. Writer’s state: [VSS_WS_FAILED_AT_FREEZE]. Error code: [0x800423f2].]
Logging onto the Exchange server after backup has failed and going to a command prompt and typing vssadmin list writers will show all writers and their current state. Typically you will see an Exchange Writer has failed because of a timeout error (error code 9).

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Linux VMのファイルインデックスとVSSのプレテスト【Veeam B&R Ver8新機能予告⑨】

Veeam Ver7まではLinux VMのバックアップを実施する際にファイルのインデックスを取得できませんでした。
そのため、通常のコンソールからのファイルリストアであれば問題なく実施できましたが、ファイルのインデックスを必要とするEnterprise Manager(Web UI)からのファイルレベルリストアは実施できませんでした。
しかし、Ver8からはLinux VMであってもインデックスの取得が可能になります。
もちろん、Windows VMの場合と同様にインデックスを取得するフォルダの指定/除外設定が可能です。
Linux_index

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任意のタイミングで個別のVMを増分バックアップ【Veeam B&R Ver8新機能予告⑧】

Veeamのジョブは複数VMを登録し、スケジュールに従って実行されます。そのため、バックアップ時には登録された全てのVMの増分バックアップを取得する必要があり、変更量の多い仮想マシンが混じっていると時間がかかってしまいます。
これを改善するためにVeeam Ver8ではQuick Backup機能が追加されます。この機能によりVMを指定してQuick Backupを実行すると、そのVMに対してのみ増分バックアップの世代を作成できます。
QuickBackup
※v8ではv7で追加されたvSphere Web Clientプラグインも機能強化されます。vSphere Web ClientからQuick Backup、Veeam ZIPを実施可能です。

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Microsoft SQL Serverのトランザクションログのバックアップ【Veeam B&R Ver8新機能予告⑦ 】

Veeam Ver8からMicrosoft SQL Serverのトランザクションログをバックアップ可能になります。

Backup logs
オプションとしては以下のようなものがあります。
・トランザクションログの取得間隔
→あまり長くするとログの容量が大きくなりすぎるため、5から60分で設定できます。

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