先日、VMware社からKnowledge Baseとして「Third-party backup software using VDDK 5.1 may encounter backup/restore failures」が公開されました。
それに関するVeeam社からの正式見解「Modern Architecture Wins Every Time: Veeam Customers Unaffected」が発表されましたので、その概略をアップします。
先日、VMware社からKnowledge Baseとして「Third-party backup software using VDDK 5.1 may encounter backup/restore failures」が公開されました。
それに関するVeeam社からの正式見解「Modern Architecture Wins Every Time: Veeam Customers Unaffected」が発表されましたので、その概略をアップします。
Veeam ONE では50以上のレポートテンプレートが用意されております。
これらを使用することで、対象オブジェクトと期間の設定だけでレポートの作成が可能です。
しかし、テンプレートを使用した場合、欲しい情報が足りなかったり必要ない情報が含まれていたりすることもあります。
そのようなときには50種類以上のパフォーマンスデータ(CPU 使用率、Datastore I/O、Adapter read latency など)から必要なデータのみを集めたカスタムレポートを作成することが可能です。
大々的な機能追加ではありませんがVer6.5ではバックアップ、レプリケーションジョブのスケジュール機能が強化されました。
もしもバックアップサーバ自体に障害が発生し、設定情報が全て消えてしまった場合、バックアップなどを再開するために改めてESXiやHyper-Vを登録し、大量のジョブを作成するには大変な手間と時間がかかります。
しかしVeeam Backup & Replication Ver6.5の新機能であるVeeam自身のバックアップ機能を利用すれば、その手間を大きく短縮し、すばやくバックアップやレプリケーションを再開することが可能です。
VMware vSphere®およびMicrosoft Hyper-V対応の強力で使いやすい統合災害対策ソリューションである「Veeam Backup & Replication」Version 6.5を11月1日よりリリースすることを発表しました。
この新リリースには、重要な追加機能として、VMware vSphere® 5.1およびWindows Server 2012 Hyper-Vのサポートです。Veeamは業界で初めて、この2つの新しいハイパーバイザー・プラットフォームのどちらにも対応するソリューションを提供します。
Veeam ONE Version 6.5ではキャパシティ・プランニングを行う上で目安となるレポートパックが追加されます。
これらのレポートでは将来的に使用されるリソースの予測や、ディスクの割り当てなどの推奨設定を知ることができ、最適なシステム構成や将来的なシステム構成の計画が可能です。
キャパシティ・プランニングレポートの一部をご紹介します。
■Capacity planning
リソースの使用率が設定されたしきい値に達するまでの日数を予測します。
前回の記事ではVeeam Backup & Replication 6.1 Standard EditionでのHyper-V仮想マシンのゲストファイルのリストアについてご紹介させていただきましたが
Hyper-V仮想マシンのゲストファイルを簡単にリストア【Veeam Backup & Replication】
今回はVeeam Backup & Replication 6.1 Enterprise Editionでのみ使用できる1Click File Restoreについてご紹介させていただきます。1Click File RestoreではスタンダードエディションのようにVeeamコンソールから操作するのではなくWebブラウザから操作するEnterprise Managerを使用します。
Veeam Backup & Replication 6.1のFile Level Restore機能を用いることでHyper-Vの仮想マシン(Windows OS)をゲストファイルを簡単に素早くリストア可能です。
これによりオリジナルの仮想マシン内の設定ファイルを間違えて書き換えてしまい、サーバとして機能しなくなってしまった場合などに、仮想マシン全体をリストアするのではなく、そのファイルのみをリストアすることで、迅速な復旧ができます。
Veeam Backup & ReplicationにWindow系のマシンを登録することで、そのマシンをバックアップやレプリケーションの処理を行うProxyサーバとして利用できます。このProxyサーバをSAN環境や仮想環境に配置することで処理自体を高速に行うことも可能ですし、仮想環境の追加導入や既存環境のDR環境構築などを容易に構築、管理できます。
参考:Veeam Backup & Replication Version 6のバックアップ、レプリケーション時の処理モードX 3
Veeam Backup & Replication ではバックアップ・レプリケーションを行う仮想マシンに対してディスクの除外設定が行えます。
一つの仮想マシンが複数のディスクを持っているとき、その中にはさほど重要ではないデータが入っているためバックアップを取得しなくてもよい仮想ディスクが含まれることもあります。
そのようなときにバックアップを取得しなくてもよいディスクを除外することで、必要以上にバックアップファイルが大きくなることを防ぎます。
Veeam Backup & Replication Version6.5 の新機能を紹介します。
Version6.5 では Veeam の構成のバックアップ/リストアが可能になりました。
・バックアップインフラストラクチャの構成データ:vSphere/Hyper-V ホスト、HP の SAN ストレージ、バックアッププロキシ、バックアップリポジトリなど。
・ジョブ構成データ:バックアップやレプリケーションのジョブ、登録されたバックアップファイルやレプリカ、リストアポイントなど。
・Veeam の設定:ユーザの役割、SMTP の設定など。
SANスナップショットはユーザのデータを安全に保つためにはもっとも高速な手法です。特にVAAIのようなオフローディングAPIを使用している場合です。高速で、タイムフレームも小さいので、ユーザはバックアップ手法としてSANスナップショットとして使用を希望します。それにはいくつかの問題があります。最初の問題はユーザが長時間のリテンションを望んだ場合、すべてのスナップショットをオンラインで保持する必要があり、ユーザのストレージ・アレーに多くの貴重な本番データが必要になります。次に多くのSAN製品ではネスト化されたスナップショットのLUNではフルに稼働することは難しいです。
Veeam ONEで設定したアラームはそれをトリガーにメール、SNMPでの通知、任意スクリプトの実行が可能です。今回はSNMPでの通知方法について紹介させていただきます。
インストールPCの設定
1. SNMP機能を有効化します。
2. SNMPサービスのプロパティを開きます。
3. トラップタブからコミュニティと送信先のIPアドレスもしくはホスト名を設定します。
Veeam Backup & ReplicationはSNMPのトラップにより、ジョブが成功したか失敗したかを通知することが可能です。利用するためにはVeeam Backup & Replicationでの設定とVeeam Backup & ReplicationをインストールしたPCで設定が必要です。以下実際の設定例です。
1.Veeam Backup & ReplicationをインストールしたPCのSNMP機能を有効化
2.有効化したSNMPサービスのプロパティのセキュリティタブにコミュニティ名と、トラップを送信するIPを追加します。
Veeam Explorer for Microsoft ExchangeはバックアップされたMS Exchange VMに対しての可視化を可能とします。仮想マシン(VM)管理者はエージェントを使用することなくExchangeの各アイテムを見つけ、抽出することができます。
●圧縮されたバックアップからExchangeデータベースを直接ブラウズし、短時間でメールボックス・データベースをサーチすることができます。
●アドバンスなサーチ機能により複数のExchangeメールボックス・データベースを隔てる特定のアイテムとオブジェクト・タイプをサーチすることができます。
●アイテムをPSTファイル、MSGファイルへのエクスポート、添付としての転送が可能です。
Hyper-V仮想マシンに対してVeeam Backup and Replicationによるバックアップ、レプリケーションを行う際にはHyper-Vの役割を有効にしたマシンで処理を行います。そのため特に設定せずにバックアップを行った場合、仮想マシンが稼動しているHyper-Vホスト自体で処理を行います。そのため任意で処理サーバを設定する場合はジョブ作成時のProxy設定からOn-host、Off-hostを設定します。
Veeam Backup & Replication Ver6から多くの機能が加わりましたが、その1つがProxy(プロキシー)です。
多くのコンディションでは自動プロキシー選択で充分、安全なデフォルト・コンフィグレーションとして推奨されています。
レプリケーション・プロキシー選択のヒントとして、ソースとターゲットの両方の場所での識別された複数のプロキシーを持つことができます。この新機能のユニークなところはサイト間でプロキシー・ツー・プロキシー間のコミュニケーションができることです。これは帯域幅に制限がある使用状況では重要なことです。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションではユーザがデータを効率に配置できないvSphere (または Hyper-V)ホストに仮想ディスク・コンテンツを挿入した時にトラフィックを圧縮します。よい例は、ディスク全体を読んで、それが1,000,000ゼロを持っていることを確認するとします。通常はそれらを取得して、リモート・サイトにWAN経由ですべての1,000,000ゼロを移動させます。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションでは、近くにあるプロキシーがデータ・プロファイルを取得し、リモート・プロキシーに1,000,000ゼロを書き込むように指示し、リモート・プロキシーはLANまたはSANスピードでそれを行います。
Ver 6.1からVeeam Backup & Replicationのインターフェイスが変更されました。大きな変更点としては、ツリービューのグループ分けと選択した項目に応じたアイコンの表示です。
Ver 6.0ではツリーに大量の項目が並んでいますが(左の画像)、Ver 6.1では左下にBackup & Replication(ジョブに関する項目)、Virtual Machines(仮想マシン一覧)、Files(接続しているサーバのファイル)、Infrastructure(接続しているサーバの役割(プロキシやバーチャルラボなど))、History(ジョブなどの履歴)というようにグループ分けされ、目的の項目を迷わず選択できるようになっています(右画像)。
仮想マシン(VM)のクローン化、コピー、エクスポートは、時間がかかり、大量のリソースを消費する可能性があります。また、VMの電源を切断する必要がある場合には、業務に影響を及ぼす可能性もあります。しかし、VeeamZIPを使用すれば、VMを簡単にバックアップして、どんなホストにもリストアできます。
アドホックなバックアップ
VeeamZIP™は、Veeam Backup™に含まれるユーティリティの1つです。VeeamZIPを使用すれば、VMをオンザフライでバックアップできます。VeeamZIPによるアドホックなバックアップには、次の利点があります。
Veeam ONE ではインストール時に vCenter Server や Hyper-V host に接続すると、Veeam ONE Monitor、Veeam ONE Reporter、Veeam ONE Business View それぞれに仮想サーバが接続されます。
また、Monitor、Reporter、Business View のどれかひとつで仮想サーバに接続した場合にも他のふたつに同じ仮想サーバが接続されます。
●インストール画面
Veeam Backup & Replication(※以下Veeam B&R)のレプリケーション機能のオプション「Low connection bandwidth(enable replica seeding)」について紹介します。
※Veeam Version 5では「Initial Replication」機能とよばれていました。
Initial Replication機能の紹介【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
※この機能のメリット
初回のフルレプリケーションはデータの転送量が多いです。この機能を使用することで初回のレプリケーションはvSphere間のネットワークを使用せず、2回目以降の差分のレプリケーションのみvSphere間のネットワークを使用します。
Veeam製品の評価版導入の際の手順を紹介します。
※今回はVeeam Backup & Replicationの評価版導入を例に説明します。
①弊社サイトのお問合せ画面からVeeam Backupの評価版の申請をした際に指定したメールアドレスに下記のメールが送信されます。
1.弊社からの評価版お申込確認メール
2.1営業日以内に下記の2通のメールが送信されます。
・弊社からの確認と日本語取扱説明書(PDF)のサイト情報メール
・開発元からの製品のダウンロード画面のURLが記載されたメール