Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その5 [Veeam ONE Reporter]

弊社では、VMware・Hyper-Vの仮想環境に特化したモニタリングツールであるVeeam ONEを販売・サポートしております。
今回は、Veeam ONEにおいて収集された仮想環境のさまざまなデータを、グラフや表の形式でわかりやすいレポートを生成するReporter機能を紹介します。

  1. Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その1 [Veeam ONEについて]
  2. Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その2 [Veeam ONEのインストール]
  3. Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その3 [Veeam ONEの設定・利用開始]
  4. Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その4 [Veeam ONE Monitorの画面]

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プロバイダのストレージを簡単に利用:Veeam Cloud Connect【Veeam B&R Ver8新機能予告⑥ 】

 災害対策DRを考えたときに、リモートサイト(遠隔地)への2次バックアップは必須です。ただ、自社でDRサイトを構築・運用するには巨額の投資が必要であり、プロバイダのDRサービス等を利用していくことも選択肢に入れる必要があります。
 しかし、この場合にも専用回線もしくはVPNの構築、専用の保存先の用意など大きな手間がありました。Veeamではこの問題を解決するためVeeam Cloud Connect機能をVer8から新たに追加します。これによりVeeamを利用しているプロバイダとお客様間で簡単に安全なクラウドリポジトリを構築/提供し、利用できます。
 Veeam Cloud ConnectではプロバイダがCloud GatewayというVeeamの新しいコンポーネントを用意し、各ユーザはインターネットで直接、これ接続します。この際の通信はSSL暗号化で保護され単一のTCPポートを使用します。
CloudConnect

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Active DirectoryとMS SQL Serverからのアイテムリカバリがより簡単に【Veeam B&R Ver8新機能予告⑤】

Veeam Backup & Replicationでは各アプリケーションのアイテムをリストアする方法としてU-AirとVeeam Explorerという2つの手法を持っていす。この手法のうちVeeam Explorerの方が簡単にアイテムのリストアが可能なのですが、各アプリケーションごとにカスタマイズが必要であるため、Ver7ではExchangeとSharePointのみに対応していました。
しかし、Ver8では対応アプリケーションとして新たにActive DirectoryとSQL Serverが追加され、さらにExchangeの機能改善が行われます。

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レプリケーション機能の拡充【Veeam B&R Ver8新機能予告④】

Veeam Backup & Replication Ver8ではさらにユーザがRTOを強化できるようにレプリケーション機能を強化します。

●バックアップからのレプリケーション
Ver8ではユーザはレプリケーション・ジョブがVMデータを取得する場所を選択できます。通常の運用ストレージからの取得に加えて、バックアップ・ファイルからVMデータを取得しレプリケーションすることができます。これにより同一VMに対して複数のレプリケーションを構成する場合も運用環境から複数回データを取得する必要がなくなるため、運用ストレージに対するデータ保護の処理でのインパクトを抑えることができます。
バックアップからのレプリケーション

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暗号化機能【Veeam B&R Ver8新機能予告③】

Veeam Backup & Replication Ver8にはエンド・ツー・エンドの暗号化をサポートします。
Ver8では:
・ソース・サイドでのデータの保護(バックアップ中)
・ターゲットで暗号化しないデータの保護(レプリケーションやQuick Migrationで)
・Veeamコンポーネント間で転送されるデータの保護
・ハードウェアとソフトウェア・テープ保護同様に、 Backup Copy jobでの暗号化サポート設定での保存データの保護

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Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その4 [Veeam ONE Monitorの画面]

弊社では、VMware・Hyper-Vの仮想環境に特化したモニタリングツールであるVeeam ONEを販売・サポートしております。
前回は実際に監視を行い、データを収集している様子を紹介いたしましたが、今回はモニタリングで表示される画面をご紹介いたします。

Veeam ONEの画面の左側のインベントリペインからいずれかのアイテムを選択してください。
例えばESXiホストを選択しますと、以下のような画面(Summaryタブ)が出てきます。

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EMC Data Domain Boostでバックアップを高速化【Veeam B&R Ver8新機能予告②】

Veeam B&R Ver8から新しいレポジトリのタイプとしてData Domainが追加されます。これによりData Domain Boost機能とVeeamでのバックアップを統合して使用することが可能になりました。

Data Domain Boostの機能を利用することで以下のような高速化が可能にあります。

・ソース側での重複排除機能
Data Domainのストレージ上に既に配置されているデータを送信しないように、Veeam(ソース)側で高度な重複排除を実施することが可能です。
これにより、通常のバックアップでの転送量の削減が見込めるのはもちろんのこと、アクティブフルバックアップ(VMを全て読み取りフルバックアップを完全に新規作成)でも既に対象の仮想マシンのバックアップが存在すれば、そのデータは重複排除されますので転送量を大幅に削減できます。
DDBoost

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Veeam + NetAppによる効率的な仮想環境のデータ保護【Veeam B&R Ver8新機能予告①】

●NetAppストレージスナップショットからのバックアップ
Veeam B&R Ver7から追加されたストレージスナップショットからのバックアップ・レプリケーション機能がVer8からはNetAppストレージにも対応します。これにより、高速で仮想環境への影響をほぼ0にした処理を実現可能です。
ストレージスナップショットからのバックアップ
・NetAppのスナップショットコピーから直接バックアップ
・構成モードは7-mode, Cluster-mode共に対応
・ESXiへのデータストアのマウントやVMFSの再署名、一時的なVMの登録、ホスト設定のクリーンアップなどが不要
VMware CBTの活用
・競合製品の20倍高速
・パテント取得中

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Veeam Backup & Replication Add-on for Kaseya

Veeam Backup & Replication Add-on for Kaseyaはサービス・プロバイダとユーザがvSphereとHyper-V仮想環境をリモートにモニタできるようにKaseya VSA(Virtual System Administrator)用のアドオン・モジュールです。

このアドオン・モジュールはVeeam Backup & Replication用の無償製品で、ユーザは自由にダウンロードすることができます。

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VMware対応でのNutanixとのVeeamベスト・プラクティス [Veeam Backup & Replication]

WebスケールのNutanixソリューションとそのデータ・ローカリティー技術はVeeam Backup & Replicationの分散とスケースアウト技術と補完するものです。VeeamとNutanixの組み合わせたソリューションはユーザのRPOとRTO要求に見合うことができるネットワーク効率の優れたバックアップを提供します。

アーキテクチャの柔軟性により100%仮想化のVeeamコンポーネント、または仮想と物理コンポーネントのどちらかの組合せを使用することができます。その共同ソリューションによりユーザ要求と物理資産の効果的な使用に充分にミートできる柔軟性があります。例えばテープ出力が必要な時に、ESXi 5.xではテープ Fibre Channel/SASパススルーをサポートしていないのでユーザのライブラリに接続可能な最低1台の物理サーバが必要になります。
Veeam-nutanix1

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Hyper-V仮想マシンをどのように保護するか。【Veeam Backup & Replication】

この記事では、Volume Shadow Copy Service (VSS)および仮想マシンのスナップショットで、どのようにHyper-Vの信頼性のある保護をするかをお話しします。しかし、主要なデータ保護方法としてスナップショットを使うことはお勧めしません。スナップショットを使用したバックアップとレプリカを組み合わせて使用することで効率的にデータを保護できます。

一般的なデータ保護の方法はバックアップです。そして、アプリケーション整合性のあるバックアップについて話すときには大抵、VSSが関連します。まずはVSSが何かを説明します。

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Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その3 [Veeam ONEの設定・利用開始]

弊社では、VMware・Hyper-Vの仮想環境に特化したモニタリングツールであるVeeam ONEを販売・サポートしております。
前回はインストールの画面を紹介いたしましたが、今回は実際の監視開始までの手順をご紹介いたします。

前回の記事の最後にあった、インストール直後のまっさらな画面のスクリーンショットを再掲します。

033

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Veeam, NetAppとの先端データ保護を提供へ[Veeam Backup & Replication]

VeeamとNetAppが最適な RPOとRTO を提供

Veeam Backup & Replication Ver7でリリースされた「Backup from Storage Snapshots」テクノロジーはストレージ・スナップショットを使用する手法に比べてより良いことを証明しました。ストレージ・ベースのスナップショットとハイパーバイザ・ベースのスナップショット間の選択を強いる代わりにVeeamのソリューションはそのどちらも活用し、出来るだけ低いRPOとRTO値を同時に提供するものです。

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Veeam Backup & Replicationを使用したデータ保護状況のモニタリング【Veeam ONE】

Veeam ONE MonitorはVMware、vCloud Director、Hyper-Vといった仮想環境に加え、バックアップツールであるVeeam Backup & Replication(Veeam B&R)による仮想環境のデータ保護の状態をモニタリングすることもできます。

Veeam ONE Monitorに接続されたVeeam B&Rサーバからリアルタイムに統計を収集し、任意の視点、レベルでのVMデータ保護を分析するための一連のツールを提供しています。

1. バックアップインフラストラクチャの全体的な状態を監視
全体的な健康状態をチェックして、Veeam B&Rインフラストラクチャのホットスポットを明らかにするためにサマリダッシュボードを起動します。起動後すぐに、最も多く読み込まれたプロキシやリポジトリ、WANアクセラレータを検出し、バックアップインフラストラクチャコンポーネントの構成とパフォーマンスを調べて、バックアップウィンドウ内にジョブが収まるかどうかを確認して、バックアップ、レプリケーション、SureBackupの最新ステータスを確認できます。サマリダッシュボードはジョブの失敗につながり、貴重なデータの損失を引き起こす問題を、明らかにするのを助けます。

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仮想マシンの整合性のあるバックアップ方法【Veeam Backup & Replication】

データの整合性とは、オペレーティングシステムとアプリケーション間のデータの妥当性、正確性、有用性、正確性を合わせたものです。これは、バックアップソリューションの重要な特性です。このブログでは、様々なレベルのバックアップの整合性を定義し、Veeamのバックアップに整合性があることを確認する方法を説明します。

今日では、企業にとってデータの整合性が重要ではない状況を想像するのは難しいです。銀行システムのように数千規模の金融取引が行われ、データが常に変更されている場合は特に問題になります。

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Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その2 [Veeam ONEのインストール]

弊社では、VMware・Hyper-Vの仮想環境に特化したモニタリングツールであるVeeam ONEを販売・サポートしております。
本記事は、Veeam ONEの製品概要について簡単に説明した前回に引き続き、Veeam ONEのインストールとその後の画面までをご紹介いたします。

まず、簡単にVeeam ONEを利用するに当たってのソフトウェア要件を一覧にしてみました。 続きを読む

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Veeam ONEで仮想環境の理想的な監視を行う:その1 [Veeam ONEについて]

弊社では、仮想環境に特化したバックアップおよびレプリケーションツールであるVeeam Backup & Replicationを販売・サポートしておりますが、同じ開発元の製品であるVeeam ONEというソフトも取り扱っております。本記事ではそのVeeam ONEを紹介いたします。

Veeam ONEは仮想マシンの健康状態や、発生した事象の観測、調査などを行い、そのデータをレポートとして発行することができる、仮想環境に特化したモニタリングおよびレポートツールです。

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異なるデータストアにVMwareの仮想ハードディスクをリストアする方法【Veeam Backup & Replication v7.0】

VMwareの仮想マシンは、仮想化されたオペレーティングシステムについての必要な情報をすべて含む、ファイルの集まりです。これらのファイルは主要な設定ファイル(.VMX)を含んでいます。そのファイルは仮想マシンの設定を保持しており、仮想マシンのスナップショット(.VMSD)とその他についての情報を保存するための、中心となるファイルです。仮想マシンのデータには、VMwareの仮想ディスクフォーマットである.VMDKファイルも含みます。各VMware仮想マシンは、複数の仮想ディスクを持つことができ、それは複数の.VMDKファイルを含むことができるという意味です。

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Veeam Backup Enterprise ManagerによるVeeam Backupサーバの統合管理【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup Enterprise Managerは、複数のVeeam Backupサーバを用いている場合や、大量のジョブを作成する必要がある際などに用いられます。
このような場合に、WebブラウザからVeeam Backup Enterprise Managerへアクセスし、各Veeam Backupサーバを一括で管理、監視することが可能です。
※Veeam Backup Enterprise ManagerのインストーラーはVeeam Backupを購入した際に含まれ、基本的な機能はStandard Editionでも利用可能です。

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高可用性仮想共有ストレージStarWind SAN & NASの各種構成例(iSCSI)

●Citrix XenServer対応のHA共有ストレージ構成

●Windows Server 2012のLive Migration対応HA共有ストレージ構成

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【CloudBerry Backup】niftyクラウドストレージの登録方法

NIFTY CloudのクラウドストレージはCloudBerry Backupのアカウント一覧には表示されていません。しかし、NIFTY CloudのクラウドストレージはAmazon S3のAPIに互換性がありますので、バックアップ先として利用可能です。
今回はその利用方法について簡単にご紹介します。

①バスケットの作成(既存のバスケットを利用しない場合)
NIFTY Cloudのコントロールパネルにログインし、クラウドストレージのエクスプローラーをクリックします。
niftyCloud1_select_explorer
バスケット作成からバスケットを作成します。
niftyCloud2_create_bucket

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バックアップサイズ・時間の目安となる仮想マシンの変更量のレポートを作成【Veeam ONE】

Veeam Backup & ReplicationではCBT(Changed Block Tracking)機能を使用して、仮想マシンのディスクの変更されたブロックのみをバックアップ可能です。そのため、バックアップ時間はどの程度ブロックが変更されたかによって変わってきます。
この変更ブロックのサイズは通常、表示されませんので、ディスクのI/Oからの推測やスナップショットのサイズなどから読み取る必要があり、バックアップサイズを推定し、ストレージのサイズを決定する場合やバックアップウィンドウを決定する場合などに手間がかかります。

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StarWindでのHA構成のベストプラクティス その5 HAデバイスの考慮【StarWind SAN & NAS】

HAデバイスは、常にクライアント側アプリケーションの要件に従って構成されます。VMware、Hyper-V、およびXenServerと同様に、他のベンダーによって設計されたソリューションのすべてはそれらが動作するiSCSIストレージのための特定の要件があります。StarWindは本番環境のHAストレージを展開する際に、ユーザに最大レベルの柔軟性をもたらします。

■サイズとプロビジョニングの考慮
ユーザがStarWind iSCSI SANで作成しているHAデバイスのサイズのための厳格な要件はありません。SAN上のすべての利用可能なスペースを占有している一つの大きなHAデバイスの作成は、管理不便を引き起こす可能性があります。それは5, 6TBデバイスの問題ではありませんが、大きなデバイスの合併症のために増加した完全同期時間が原因で起こることができます。大きなデバイスの使用も停止や主要な障害の後の細かいVM /アプリケーションのリストア時間が長くなります。別HAデバイスにミッションクリティカルな仮想マシンやアプリケーションを分離すると、管理を簡素化することができます。HAキャッシュは、HAデバイスキャッシュに割り当てられたメモリのより良い利用が可能になっているアプリケーションの負荷プロファイルに応じてデバイスを分離しているデバイスごとにプロビジョニングされています。

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vSphere 5.5 / Windows Server 2012 R2 Hyper-Vのサポートを開始しました。【Veeam Backup & Replication v7.0】

先日、Veeam Backup & Replication v7 R2のパッチがリリースされました。このリリースで、vSphere 5.5とWindows Server 2012 R2 Hyper-Vハイパーバイザーのサポートを開始しました。また、VMware / Hyper-VのゲストOSとしてWindows Server 2012 R2、Windows 8.1のフルサポートを行い、Veeam Backup & Replicationのインストールマシンとしてもサポートしております。このほかにも多数の新機能が追加されています。 続きを読む

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テープメディアをVeeamで使用するには【Veeam Backup & Replication v7】

Veeam Backup & ReplicationはVeeam Backupサーバに直接接続されたテープデバイスを使用して、VMバックアップファイルの二次バックアップを行えます。テープデバイスは、ファイバチャネル(FC)、シリアル•アタッチドSCSI(SAS)、SCSI経由で接続することができます。また、Veeam Backupサーバ上でMicrosoft iSCSIイニシエーターを使用して、iSCSI経由でリモートサーバ上のテープデバイスに接続することもできます。

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