仮想環境の変化に合わせて柔軟に対応可能【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & ReplicationにWindow系のマシンを登録することで、そのマシンをバックアップやレプリケーションの処理を行うProxyサーバとして利用できます。このProxyサーバをSAN環境や仮想環境に配置することで処理自体を高速に行うことも可能ですし、仮想環境の追加導入や既存環境のDR環境構築などを容易に構築、管理できます。

参考:Veeam Backup & Replication Version 6のバックアップ、レプリケーション時の処理モードX 3

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バックアップ・レプリケーションするディスクの除外設定【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replication ではバックアップ・レプリケーションを行う仮想マシンに対してディスクの除外設定が行えます。

一つの仮想マシンが複数のディスクを持っているとき、その中にはさほど重要ではないデータが入っているためバックアップを取得しなくてもよい仮想ディスクが含まれることもあります。
そのようなときにバックアップを取得しなくてもよいディスクを除外することで、必要以上にバックアップファイルが大きくなることを防ぎます。

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[Version6.5 の新機能]Veeam の構成のバックアップ【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replication Version6.5 の新機能を紹介します。

Version6.5 では Veeam の構成のバックアップ/リストアが可能になりました。
・バックアップインフラストラクチャの構成データ:vSphere/Hyper-V ホスト、HP の SAN ストレージ、バックアッププロキシ、バックアップリポジトリなど。
・ジョブ構成データ:バックアップやレプリケーションのジョブ、登録されたバックアップファイルやレプリカ、リストアポイントなど。
・Veeam の設定:ユーザの役割、SMTP の設定など。

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Veeam Explorer for SAN snapshots:SANスナップショットからのユーザ・データのリカバリ

SANスナップショットはユーザのデータを安全に保つためにはもっとも高速な手法です。特にVAAIのようなオフローディングAPIを使用している場合です。高速で、タイムフレームも小さいので、ユーザはバックアップ手法としてSANスナップショットとして使用を希望します。それにはいくつかの問題があります。最初の問題はユーザが長時間のリテンションを望んだ場合、すべてのスナップショットをオンラインで保持する必要があり、ユーザのストレージ・アレーに多くの貴重な本番データが必要になります。次に多くのSAN製品ではネスト化されたスナップショットのLUNではフルに稼働することは難しいです。

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Veeam ONEのアラーム、監視情報をSNMPにより通知

Veeam ONEで設定したアラームはそれをトリガーにメール、SNMPでの通知、任意スクリプトの実行が可能です。今回はSNMPでの通知方法について紹介させていただきます。

インストールPCの設定

1. SNMP機能を有効化します。

2. SNMPサービスのプロパティを開きます。

3. トラップタブからコミュニティと送信先のIPアドレスもしくはホスト名を設定します。

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Veeam Backup & ReplicationのSNMPトラップによるジョブ完了通知

Veeam Backup & ReplicationはSNMPのトラップにより、ジョブが成功したか失敗したかを通知することが可能です。利用するためにはVeeam Backup & Replicationでの設定とVeeam Backup & ReplicationをインストールしたPCで設定が必要です。以下実際の設定例です。

1.Veeam Backup & ReplicationをインストールしたPCのSNMP機能を有効化

2.有効化したSNMPサービスのプロパティのセキュリティタブにコミュニティ名と、トラップを送信するIPを追加します。

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Veeam Explorer for Microsoft Exchange

Veeam Explorer for Microsoft ExchangeはバックアップされたMS Exchange VMに対しての可視化を可能とします。仮想マシン(VM)管理者はエージェントを使用することなくExchangeの各アイテムを見つけ、抽出することができます。

●圧縮されたバックアップからExchangeデータベースを直接ブラウズし、短時間でメールボックス・データベースをサーチすることができます。
●アドバンスなサーチ機能により複数のExchangeメールボックス・データベースを隔てる特定のアイテムとオブジェクト・タイプをサーチすることができます。
●アイテムをPSTファイル、MSGファイルへのエクスポート、添付としての転送が可能です。

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Veeam ONEからVeeam Backup and Replicationのジョブを監視可能

Veeam ONE Monitor Clientからホストや仮想マシンを監視している際に、下の図のようにVeeam B&Rのジョブがどの時間帯に実施されているかを監視することが可能です。これにより、Veeam ONEで障害がどの時点から発生していて、どの時点のリストアポイントで仮想マシンのリストアを行えばいいかを簡単に決定することができます。


そのジョブを実行しているエリアをクリックしますと下の図のように詳細な情報が表示され、ジョブ名と、ジョブが成功したか、失敗したかを確認することもできます。

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Hyper-V仮想マシンのバックアップ、レプリケーション処理サーバについて(On-host とOff-hostモード)

Hyper-V仮想マシンに対してVeeam Backup and Replicationによるバックアップ、レプリケーションを行う際にはHyper-Vの役割を有効にしたマシンで処理を行います。そのため特に設定せずにバックアップを行った場合、仮想マシンが稼動しているHyper-Vホスト自体で処理を行います。そのため任意で処理サーバを設定する場合はジョブ作成時のProxy設定からOn-host、Off-hostを設定します。

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プロキシーによる仮想マシン・レプリケーションの可用性、パフォーマンス、そしてインテリジェンス[Veeam Backup & Replication]

Veeam Backup & Replication Ver6から多くの機能が加わりましたが、その1つがProxy(プロキシー)です。

多くのコンディションでは自動プロキシー選択で充分、安全なデフォルト・コンフィグレーションとして推奨されています。

レプリケーション・プロキシー選択のヒントとして、ソースとターゲットの両方の場所での識別された複数のプロキシーを持つことができます。この新機能のユニークなところはサイト間でプロキシー・ツー・プロキシー間のコミュニケーションができることです。これは帯域幅に制限がある使用状況では重要なことです。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションではユーザがデータを効率に配置できないvSphere (または Hyper-V)ホストに仮想ディスク・コンテンツを挿入した時にトラフィックを圧縮します。よい例は、ディスク全体を読んで、それが1,000,000ゼロを持っていることを確認するとします。通常はそれらを取得して、リモート・サイトにWAN経由ですべての1,000,000ゼロを移動させます。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションでは、近くにあるプロキシーがデータ・プロファイルを取得し、リモート・プロキシーに1,000,000ゼロを書き込むように指示し、リモート・プロキシーはLANまたはSANスピードでそれを行います。

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より使いやすくなったVeeam Backup & Replication Version 6.1のインターフェイス

Ver 6.1からVeeam Backup & Replicationのインターフェイスが変更されました。大きな変更点としては、ツリービューのグループ分けと選択した項目に応じたアイコンの表示です。

Ver 6.0ではツリーに大量の項目が並んでいますが(左の画像)、Ver 6.1では左下にBackup & Replication(ジョブに関する項目)、Virtual Machines(仮想マシン一覧)、Files(接続しているサーバのファイル)、Infrastructure(接続しているサーバの役割(プロキシやバーチャルラボなど))、History(ジョブなどの履歴)というようにグループ分けされ、目的の項目を迷わず選択できるようになっています(右画像)。

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1クリックで仮想マシンをバックアップ、VeeamZipの設定方法を紹介します

一度設定を行ってしまえば、仮想マシンを1クリックでバックアップできる

Veeam Backupの新機能VeeamZipを紹介します。

 

対象とする仮想マシンを選択し、VeeamZip to ”ディレクトリ名”を選択するとそのフォルダにバックアップが開始されます。保存するディレクトリを設定するためVeeamZip…を選択します。

バックアップの保存先と圧縮率、仮想マシンの整合性を保つため休止状態にすることを許可するかが、設定できます。また登録してあるリポジトリではなくLocal or share folderを設定することで1クリックでバックアップを行う際の保存先を設定できます。

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VMwareおよびHyper-V VM対応VeeamZIP [Veeam Backup & Replication Ver6.1]

仮想マシン(VM)のクローン化、コピー、エクスポートは、時間がかかり、大量のリソースを消費する可能性があります。また、VMの電源を切断する必要がある場合には、業務に影響を及ぼす可能性もあります。しかし、VeeamZIPを使用すれば、VMを簡単にバックアップして、どんなホストにもリストアできます。

アドホックなバックアップ
VeeamZIP™は、Veeam Backup™に含まれるユーティリティの1つです。VeeamZIPを使用すれば、VMをオンザフライでバックアップできます。VeeamZIPによるアドホックなバックアップには、次の利点があります。

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【Veeam ONE】仮想サーバ(vCenter Server、Hyper-V host)の接続設定の共有

Veeam ONE ではインストール時に vCenter Server や Hyper-V host に接続すると、Veeam ONE Monitor、Veeam ONE Reporter、Veeam ONE Business View それぞれに仮想サーバが接続されます。

また、Monitor、Reporter、Business View のどれかひとつで仮想サーバに接続した場合にも他のふたつに同じ仮想サーバが接続されます。

●インストール画面

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Veeam Backup & Replicationのオプション「Low connection bandwidth(WAN環境のネットワークの負荷軽減機能)」の紹介

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam B&R)のレプリケーション機能のオプション「Low connection bandwidth(enable replica seeding)」について紹介します。

※Veeam Version 5では「Initial Replication」機能とよばれていました。
Initial Replication機能の紹介【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

※この機能のメリット
初回のフルレプリケーションはデータの転送量が多いです。この機能を使用することで初回のレプリケーションはvSphere間のネットワークを使用せず、2回目以降の差分のレプリケーションのみvSphere間のネットワークを使用します。

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Veeam製品評価版導入手順の紹介

Veeam製品の評価版導入の際の手順を紹介します。
※今回はVeeam Backup & Replicationの評価版導入を例に説明します。

弊社サイトお問合せ画面からVeeam Backupの評価版の申請をした際に指定したメールアドレスに下記のメールが送信されます。

1.弊社からの評価版お申込確認メール

2.1営業日以内に下記の2通のメールが送信されます。
・弊社からの確認と日本語取扱説明書(PDF)のサイト情報メール
・開発元からの製品のダウンロード画面のURLが記載されたメール

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iSCSI VMFSボリュームとバックアップ・プロキシーでのDirect SANアクセスのヒント

Veeam Backup & ReplicationでDirect SANアクセスを利用するにはiSCSIが最も簡単な手法です。それはイーサネット上でブロック・ストレージ・プロトコールで配信されるからです。Veeam backup proxy(プロキシー)では、ストレージ・ネットワークとマネージメント・ネットワークにアサインされたvmnicを使用することで指定されたストレージ・ネットワーク上でデータの多くを移動されることが可能になります。

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VM(仮想マシン)のバックアップ・ジョブ・デザインの考察「Veeam Backup & Replication」

バックアップ・ジョブのデザインとVM(仮想マシン)バックアップが複雑にならないようにするには多くの手法があります。その1つはvSphereデータストア・レベルでのバックアップです。このバックアップはまたフォルダ、ホスト、リソース・プール、vApp、クラスタ、データセンタなどのvSphereコンストラクツとも実行可能です。VMは指定したVMにジョブを追加するよりも、バックアップ用にデータストアにインベントリされます。このオプションは下記の図のようにVeeam Backup & Replicationウィザード内で表示されます。

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「Reversed Incremental【差分バックアップ】と「(Forword)Incremental【増分バックアップ】」の違いと選択基準

Veeam Backup & Replication Version 6(※以下 Veeam)のBackup Modeについて説明します。Veeamではバックアップ時にユーザーが(Forword)Incremental(増分)又はReversed Incremental(差分)どちらのバックアップを行うか設定可能です。※デフォルトで増分バックアップを行います。

■Backup Mode「(Forword)Incremental【増分バックアップ】」
フルバックアップ後に増分バックアップを行います。
※週に1回はフルバックアップを取得する必要があります。

【特徴】
1)バックアップをディスクに取得後にバックアップファイルをテープに書き込み、又は遠隔地に移動させるような用を行う場合Backup Mode「(Forword)Incremental」が適しています。
※Veeamのオプション「Post job activity」と連携してバックアップデータをテープに書き込むことが可能です。

■イメージ

■VeeamのBackup Modeの設定画面

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保護中: 日本語OSにインストールした場合の機能制限【Veeam Backup & Replication v6.x~】

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Job実行時に使用するネットワークの帯域設定手順の紹介【VMWare/Hyper-V対応 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication Veosion 6(※以下 Veeam 6)より処理時に使用するネットワークの帯域の設定が可能になりました。

①Veeam 6の管理コンソールから「Tools」→「Traffic Throttling…」を選択します。

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Instant VM Recovery、 マイグレーション機能を使用した障害復旧方法

Veeam Backup & Replication Version 6(※以下Veeam 6)のInstant VM Recovery、 マイグレーション機能を利用しての障害復旧手順を紹介します。

Instant VM Recoveryの機能で作成した仮想マシンはVeeamのJobが起動中の間だけ存在する一時的な仮想マシンです。しかしこの一時的な仮想マシンに対してVeeamの「マイグレーション機能」を利用することでvSphere上で通常に動作している仮想マシンとして再設定して恒久的に運用を継続されることが可能です。

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仮想マシンのリストア時のリストア先のデータストアの複数指定

Veeam Backup & Replication Version 6(※以下 Veeam 6)ではバックアップデータからの仮想マシン単位のリストア時にドライブ単位でリストア先のデータストアの選択が可能です。

例)
仮想マシン(Cドライブ 40GB、Eドライブ 10GB)をバックアップ、仮想マシン単位のリストア時に
Cドライブ(40GB)はESX(i)のデータストア(1)を指定
Eドライブ(10GB)はESX(i)のデータストア(2)を指定
して新しい仮想マシンの構築

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Restore from replica(レプリカVMを使用した運用、復旧)【VMWare/Hyper-V対応 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication Ver6よりレプリカVMを使用した復旧方法が変更になっています。Ver5ではレプリケーションにより作成されたレプリカVMはレプリケーション元のVM(オリジナルVM)に障害発生した際にFailover to replicaを行い、起動し代理で運用します。しかし、オリジナルVMが復旧してもレプリカVMの内容をFailbackさせることはできませんでしたが、Ver6ではFailover to replica、Permanent Failover、Undo Failover、Failback、Commit Failback、Undo Failbackという機能があり、レプリカVMの内容をオリジナルVMへ反映したり、別のVMとして作成したりすることができるようになっています。
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レプリケーション動作【VMWare/Hyper-V対応 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

【レプリケーションとは】
レプリケーションは、格納元(ソース)ホストから格納先(ターゲット)ホストにVMをコピーする処理です。
Veeam Backup & Replication(以下、Veeam)は、VM(レプリカ)の正確なコピーを作成し、ターゲットホスト上でそれを登録し、維持します。レプリケーションにより、実際にすぐに開始できる状態で、VMのコピーを持っていれば、ベストのリカバリ時間目標(RTO)と復旧ポイント目標(RPO)の値が得られます。最も重要な仮想マシンのRTOをゼロに近づけるために推奨されています。
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