別のvSphereへの仮想マシンのリストア、レプリケーション時の注意点【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replicatio(※以下Veeam)を利用して別のvSphere上に仮想マシンのリストア、レプリカを作成する際には処理を行うvSphere間のリソースの違い(CPU数、メモリ容量等)に注意して下さい。仮想マシンのリストア、レプリケーション先に指定したvSphereでオリジナルの仮想マシンに割り当てていただけのリソースを与えることができない場合は仮想マシンの起動はできません。

■イメージ図

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レプリケーション時に作成するファイルの動作について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)でReplication Jobを実行した際に作成されるファイルの動作について説明します。

■処理対象の仮想マシンのサイズ
約40GB(使用量約29GB)のレプリケーションを行いました。

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Initial Replication機能について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)のレプリケーション機能のオプション「Initial Replication」について説明します。

「Initial Replication」とは初回のレプリケーション(フルレプリケーション)時に仮想マシンのデータをvSphereのデータストア内ではなく設定したディスク内に格納します。設定したディスク内に格納されたデータを仮想マシンのレプリカを作成したいvSphereのデータストア内に移動して再度VeeamのReplication Jobを実行することで、vSphere上に仮想マシンのレプリカが作成されます。

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Powershellを使用したコマンドでのレプリカVMの起動方法【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)の「Start-VBRReplicaFailover」コマンドを使用してのレプリケーション機能を使用して作成した仮想マシン(以下レプリカVM)の起動方法を紹介します。

■前提条件
ローカルマシン(Veeamインストールマシン)にVeeam Powershellがインストールされている必要があります。※Veeamインストール時に追加でインストールできます。

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バックアップデータのサイズ【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)でBackupを実行した際に作成されるファイルサイズの一例を紹介します。

■処理対象の仮想マシンのサイズ

約40GB(使用量約29GB)のバックアップを行いました。

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VeeamとVCB(VMware Consolidated Backup)の連携

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)のVersion4ではVMwareのVCB(VMware Consolidated Backup)と連携して仮想マシンのバックアップ、レプリケーションが可能でした。VeeamのVersion5ではvSphereのvStorage APIを使用しての処理がデフォルトで設定されておりますが、オプション「legacy processing」を有効にすることでVCBと連携した処理が可能になります。

■デフォルトでの処理モード選択画面
※(VCBと連携しての処理は選択できません)

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Backup Mode「Reversed Incremental」で作成されるファイルについて

※現バージョン(v7.0)では修正済みです。(記:2014/01/10)

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)で「Reversed Incremental」モードで処理を行うことで下記のような特徴があります。

■特徴
・このモードでは既存のフルバックアップファイル(拡張子.vbk)の差分ファイル(拡張子.vrb)の内容を毎回マージしていきますので最新状態にリストアしたい際に迅速な復旧が可能です。

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Veeam Backup & Replicationの5つの共通な使用手法

Veeam Backup & Replicationは多くの条件・環境で利用されています。ここでは5つの一般的な利用方法の概略を紹介します。

1. SAN/NBDモード – これはDirect SANアクセス・モードがVeeam Backup & Replication内のジョブ用として利用されます。SANはStorage Area Networkの頭文字で、NBDはNetwork Block Deviceの頭文字で、SANモードが発生することができない場合のファイルオーバ・メカニズムです。Veeamバックアップ・サーバがバックアップを実行するために、直接にストレージ・ターゲットコミュニケーションするので、これがバックアップ・ジョブ用の最適なコンフィグレーションです。これはiSCSIターゲットでも、ファイバ・チャネル・ストレージ・ネットワークでも可能です。どちらかのモードを選択する時はDirect SAN アクセスを選択してください。

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FT構成の仮想マシンのバックアップ制限について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam) はVMwareのスナップショットの機能を利用して仮想マシンのバックアップを行います。VMwareのFT(Fault Tolerance)構成の仮想マシンはVMwareのスナップショットをサポートしない為、VeeamのようにVMwareのスナップショットの機能を利用してバックアップを行うソフトでは、FT構成の仮想マシンのバックアップは行えません。

※2022年10月27日追記

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ユーザ事例:バージニア州のリンチバーグ市役所がVeeam MonitorをESXiのモニター(監視)に利用【VMWare専用 監視ソフト】

ビジネス的なチャレンジ:
米国バージニア州のリンチバーグ(Lynchburg)市役所のIT部は約1000人のユーザと市の業務に関するすべてに係わっています。以前はすべての各アプリケーションに1台の物理サーバがありました。結果としてサーバ台数が増えすぎ、ハードウェア・コストの上昇を招いてしまいました。

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Virtual lab作成時のトラブルシューティング【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & ReplivarionでVirtual lab作成時に下記の内容のエラーが発生する場合があります。

■エラー内容
“Unable to mount vPower NFS storage.”

■サンプル画像

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ストレージ・プロビジョン・オプションがどのように仮想マシンのバックアップに影響するか【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

vSphere仮想マシン(VM)用のストレージ・オプションは多くの違った構成が可能です。各オプションはそれに係わる長所・短所があり、すべてのコースの状況は違っています。vSphereでの2つ主なカテゴリー、NFSとSANを考えてみます。NFSストレージはNFS共有上にVMDKファイルがあり、標準ファイル・サーバ・プロトコールです。

vSphere SANオプションはコンフィグレーション選択が多く、惑わされます。SANオプションはファイバー・チャネルのVMFSボリューム、iSCSI共有ストレージ・リソース、またはESX(i)サーバ上のローカル・ディスク・リソースが含まれます。

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アラームのオプション機能について【VMWare専用 監視ソフト Veeam Monitor】

Veeam Monitor(※以下 Monitor)のアラーム設定のオプション機能について紹介します。

■「Reporting」タブの「Tolerance」機能について
アラーム作成時に使用率(%)を設定するアラーム(リソースへのアラーム)を作成後、「Reporting」タブの「Tolerance」で指定する値は2回目以降のアラームの起動条件に影響します。

アラームの設定例)
手順1).メモリ使用率が50%以上でアラーム起動
手順2)「Reporting」タブの「Tolerance」で10%を指定

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運用時のトラブルシューティング【VMWare専用 監視ソフト Veeam Monitor】

Veeam Monitor(※以下 Monitor)の運用時には下記のような問題が発生する場合があります。

①vSphere、ESXiへの接続失敗
②ログの設定
③レポート作成時のエラー
④Monitorインストール時に接続したSQLServerのテーブルが原因によるエラー

■各エラー時の対処方法

①vSphere、ESXiへの接続失敗
考えられる問題

1)時間設定
Monitorインストールマシン、接続しているvSphere、ESXiの時間の設定にズレがあるか確認
2)認証の問題
vSphere、ESXiに接続時に入力したユーザー名、パスワードに誤りがないか確認
3)ホストにコネクトできない
接続しようとしているvSphere、ESXiが起動しているか確認
4)ライセンスで許可された以上のホストへの接続
ライセンスで許可された以上のホストへ接続していないか確認

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Veeam Backup Enterprise Managerの権限設定【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup Enterprise Managerを使用することで下記の運用が可能です。
※Veeam Backup Enterprise ManagerのインストーラーはVeeam Backupを購入した際に含まれます。

1)複数のVeeam Backupで作成したJobの1画面管理
2)Veeam Backupを利用するユーザーに対して権限の設定

1)複数のVeeam Backupで作成したJobの1画面管理
※この画面からJobの開始、停止が可能です。

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ダイナミック形式ディスクのバックアップ【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)はバックアップ対象の仮想マシンにスパンボリューム、ストライプボリューム等のダイナミック形式のディスクが含まれていてもサポートしております。

■仮想マシンのディスクの構成画像

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ファイルレベルリストア時のタイムアウトエラー [Veeam Backup & Replication]

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)でファイルレベルリストア時にフォルダ単位でリストアを行う際にフォルダ内にファイルの数が多い場合に処理時にタイムアウトエラーが発生する場合があります。

※ファイルレベルリストア処理時の画面

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Job作成時のスケジュール(除外設定機能)について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)はJobを作成、実行することで仮想マシンのバックアップ、レプリケーションを実行します。今回スケジュールの除外設定について紹介します。

除外設定は「Periodically every」を選択した際に設定可能です。

①指定した時間間隔(何分毎、何時間毎)にJobを実行します。
※前回のJobの終了時間から指定した時間間隔で次のJobを実行

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Powershellを使用したリモートからのJob実行【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replication(※以下 Veeam)はWindows Power shellを使用してコマンドからJobの実行が可能です。今回は外部のマシンからVeeamインストールマシンにPowershellのコマンドを使用してりモート接続してJobを操作する方法を紹介します。

■下記の手順でのJobの実行方法を紹介します。
1)Powershellのコマンドを使用して外部マシンからVeeamのJobを実行
2)Powershellのスクリプトを使用して外部マシンからVeeamのJobを実行

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保護中: Powershellを使用したJobの実行(ローカル環境からの実行)【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

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RDM(Raw Device Mappings)と Veeam Backup & Replication【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

vSphere環境をデザインする時には仮想マシン(VM)へのストレージをどのようにプロビジョンするかを決定する検討に入ります。1つの決め手はRDM(Raw Device Mappings)を使用するかどうかです。RDMはVMFSボリュームの特別なファイルをストレージ・リソース用のプロキシーとして働かせます。クラスタ全体用にフォーマットしたよりも、LUN(logical unit number)は各VMに接続されたRDM用の候補です。RDMを使用するメリットはクラスタリング・サポート要求とVMからストレージ・リソースへディスク・コマンドを直接送れることです。

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batと連携しての仮想マシンのバックアップ手順(MySQLの起動・停止)

仮想マシン内でデータベースを運用している場合は、batファイルを利用してVeeamのJob実行時(スナップショット取得前後)にデータベースのサービスの停止、起動を行うことで整合性のあるバックアップが可能です。

下記の設定を行うことでVeeam Backup & Replication(※以下 Veeam)のJob実行時(スナップショット取得前後)に仮想マシン(CentOS)のbatファイルを実行してアプリケーションのサービスの起動、停止等の操作が可能です。

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バックアップとレプリケーションの動作の違いについて【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replicationは仮想マシンのバックアップ、レプリケーション機能を搭載したソフトです。バックアップとレプリケーションの動作の違いについてご説明します。

※イメージ図

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メッセージ「Removing snapshot」について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replicationの処理終了後に下記のメッセージが表示される場合があります。

■メッセージ
Removing snapshot
RemoveSnapshot failed, snapshotRef “944-snapshot-5”, timeout “3600000”
The object has already been deleted or has not been completely created
Veeam Backup will attempt to remove snapshot during the next job cycle, but you may consider removing snapshot manually.
Possible causes for snapshot removal failure:
– Network connectivity issue, or vCenter Server is too busy to serve the request
– ESX host was unable to process snapshot removal request in a timely manner
– Snapshot was already removed by another application

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Check space機能について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

Veeam Backup & Replicationは仮想マシンのBackup、ReplicationのJob作成時にバックアップ、レプリケーション先にデータを格納するだけのフリースペースが存在するか確認できます。

■Check space機能で表示する内容

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