Veeam Backup & Replication Version5 バックアップした仮想マシン上にMySQLがインストールされている場合は、Veeam Backup & Replication Version5 の新機能「U-AIR」を使用してバックアップした仮想マシンのMySQLのデータからオブジェクトレベルのリカバリが可能です。
仮想マシンには「MySQL Workbench」がインストールされている必要があります。
※MySQLのGUIツールです。フリーで入手可能です。
Veeam Backup & Replication Version5 バックアップした仮想マシン上にMySQLがインストールされている場合は、Veeam Backup & Replication Version5 の新機能「U-AIR」を使用してバックアップした仮想マシンのMySQLのデータからオブジェクトレベルのリカバリが可能です。
仮想マシンには「MySQL Workbench」がインストールされている必要があります。
※MySQLのGUIツールです。フリーで入手可能です。
Veeam製品を使用して仮想化環境のバックアップ環境を構築する際にはVMwareのvCenter Serverと共存した環境を一台のマシンで作成できます。
※仮想化環境のリソースの状況はVeeam Monitor、Veeam Reporterを使用して管理者以外のマシンからも監視可能です。
旧ESXから新ESXに仮想マシンを移行する際の手段として「VMware vCenter Converter」を使用する方法があります。
※VMware vCenter Converterは VMware vCneter Serverのプラグインとして提供されます。
このためVMware vCneter Serverを購入する必要があります。
Veeam Backup & Replicationを使用しても旧ESXから新ESXに仮想マシンを移行することは可能です。
■Veeam Backup & Replicationを使用しての仮想マシンの移行手順イメージ
※ESXi3.5の仮想マシンをESX4.1に移行しています。
■ VMware Essentialsは:
小規模企業様&リモートオフィス向け“ALL IN ONE” パッケージ:
• 6つのCPUライセンスを3台の物理サーバまでで利用可能(2CPU/サーバまで)
• 中央の管理用サーバ(=vCenter Server for Essentials)でのライセンス管理
適応範囲
• 20から30台程度のサーバ統合台数
• 小規模なサーバ統合
• 旧資産の延命の為のプラットフォーム (Windows NT4や2000など)
• 最小構成は1台のサーバから 仮想化技術の利用が可能
• 大規模環境へのファストステップ
• 用途・予算に合わせた投資が可能
Veeam Backup & Replicationには、『VM Copy』、『File Copy』と呼ばれる
データのコピー方法がそれぞれ存在します。
『File Copy』は、指定したESXサーバ、又はVeeam Backup & Replicationを
インストールしたPC内に存在するフォルダを、任意の場所にコピーする事ができる機能です。
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Veeam Backup & Replicationには、『VM Copy』、『File Copy』と呼ばれる
データのコピー方法がそれぞれ存在します。
『VM Copy』は仮想マシンの構成ファイル(vmdkファイル等)をコピーすることが
できる機能です。
コピーした仮想マシンの構成ファイルは、バックアップ目的の他にVMware player上に
展開して仮想マシンを作成することも可能です。
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U-AIR手順紹介動画
Veeam Backup & Replication version 5 Enterprise Editionには新機能「U-AIR(Universal Application-Item Recovery)」が実行可能です。
ユーザーは「U-AIR」の機能を利用してバックアップしたデータの中からオブジェクトレベル(データベース、レコード、Eメール)のリストアが可能です。
U-AIRでオブジェクトレベルのリストアが可能なアプリケーション
Veeam Backup & Replication Enterprise Editionでは「Virtual Lab」と呼ばれる本番環境に影響されない独立した環境の作成が可能です。ユーザーはこの環境を利用して仮想マシンの動作確認、検証を行うことが可能です。
Sure Backup手順紹介動画
新機能「Sure Backup」はバックアップデータの検証を容易にするために開発されたVeeam Backup & Replication 5の新技術です。 ※「Sure Backup」はStandard Edition と Enterprise Edition では動作が異なります。
■Standard Edition
ユーザーは「Instant VM recovery」の機能を使用して一時的に仮想マシンを展開して自分で整合性のチェックを行います。
Veeam Backupのバックアップ時に使用する重複排除、圧縮について
Version 4.1とVersion 5で比較したデータを掲載します。
■バージョン5のバックアップデータ圧縮率(以下は表の各データの説明です)
・Disc Space Allocated in GB(○○GB Original Allocated Space)
⇒圧縮後のディスクスペース占有値
・Dedplication
⇒重複排除機能を使用しているか / 使用していないか
・Compression
⇒圧縮機能を使用しているか / 使用していないか
・Diskspace Used by % of Allocated Space
⇒ディスクスペースの何%を占有しているか
・Diskspace Saved by % of Allocated Space
⇒ディスクスペースの何%を節約できたか
Veeam Backupは、重複排除の技術として『Global deduplication』と
『per-job deduplication』の二つの技術を採用しています。
上記の重複排除技術は、バックアップジョブの設定時に
『仮想マシンを1台選択する』か、『複数台選択する』か
によって自動的に変更されます。
前者の場合はPer-job deduplicationに、後者の場合はGlobal deduplication
になります。
下記はVeeam Backup上での設定と、それぞれの設定で適用される技術の説明です。
Veeam Backup and Replication v5はライセンス版ESXi(現在はESXiはVMware vSphere Hypervisorと呼びます。)に対してフル・サポートを提供します。これはESXiがvCenterサーバとコミュニケーションするためにライセンスされることにより、フル・ラインの管理エージェントがvCenterとライセンスされることによりアクティブになるからです。
Veeam Backup and Replication v5 に関してESX とESXiに関しての1つの違いはダイレクト・バックアップ・ターゲットとしてのホストのサポートにあります。
Veeam Backup & Replication Version 5には新機能「Backup Search」が追加されました。ユーザーはバックアップしたデータのフォルダ、ファイルをブラウザに展開してリストアすることなく閲覧、検索が可能です。
VMware vSphere と VI3環境においてDNSはESX(i)がvCenterとコミュニケーションをとるために重要です。この重要性はvCenterサーバの管理ノードへコミュニケーションが可能なVMwareのHA( High Availability ) とDRS( Distributed Resource Scheduler )機能から始まります。
Veeam Backup and Replicationでのデータ保護に関しては、また重要なパートを演出します。これは多重DNSゾーン、ローカルWindowsワークグループ、多重DNSサーバが使用中であれば特に重要です。Veeam Backup and Replicationのユーザ・インターフェイスは多くの状況でvCenterサーバへの直接に接続に多少惑わされます。個々のホストは追加可能ですが、多くの人はvCenter管理ノードで取り出すことで、よりよい規模を目指します。
パワー・オフした仮想マシン(VM)上でバックアップを稼動させているケースがあります。これはvSphereのDRS(Distributed Resource Scheduler)のサブセットのDPM(Distributed Power Management)などのVMware機能の自動レベルを増加させます。DPMは利用度の低いESX(i)サーバをパワー・ダウンさせ、DRSクラスタの残りのホストにワークロードを集中させます。クラスタ内でDPMがアクティビティが低い時間にホスト管理をしている間、VMには殆ど何もしていません。サービス時間外にVMがパワー・ダウンされるという状況が多々あります。WindowsサーバはPowerShell, shutdown.exeやローカルなスケジュール・タスクを使用して中央管理的なスクリプトで、自動でシャット・ダウンすることは簡単です。VMをパワー・オンする復活タスクは下記に示すようなStart-VM PowerCLI コマンド簡単に自動化できる簡単な方法です。
Veeam Backup and Replication Ver5がリリースされた時にバックアップ・ジョブの増分(incremental)モードがデフォルトになりました。さらにVer4で作成されたジョブはリバースド増分(Reversed incremental)モードとして維持されています。
これには多くの理由があります。この一番大きな理由はこのフォーマットがもっともVeeamがテープへのバックアップに最適だからです。最も大きな違いはテープへの転送で、以前のジョブは大規模なフルバックアップ・ファイル「.VBK」のアーカイブ・ビットを変更していました。リバースド増分(Reversed incremental)は各繰り返しの間に.VBKファイルを変更します。これは、もし.VBKファイルがターゲットのテープに転送された時にアーカイブ・ビットが変更されるということにより毎回そっくりまるごと転送する必要がありました。
Veeam Backup & Replication Version 5はESXi(ライセンス版)をサポートしています。
ESXi上の仮想マシンのバックアップを行い、ESXi上へのリストアも可能です。
※リストア時に作成する仮想マシンのディスクタイプの変更も可能です。
1)ESXi4.1上の仮想マシンをバックアップします。
VeeamBackup&Replicationではバックアップ処理時に重複排除、圧縮、ChangeBlockTracking、vStorageAPIの機能を使用し、高速バックアップを実現しています。
この中で重複排除と圧縮について紹介します。
VeeamBackup&Replicationではバックアップ処理の際、まず重複排除を行ってから圧縮処理を行っています。
重複排除を簡単に説明すると、同じデータのバックアップを省略しディスクスペースの削減と処理時間短縮する機能です。
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新機能「Instant VM Recovery」はバックアップデータから一時的に仮想マシンを展開する機能です。※この機能は通常のリストアよりも処理速度が速いです。
下記のような運用が可能です
仮想マシン(A)を運用中に障害発生時に仮想マシン(A)のバックアップデータから「Instant VM Recovery」を使用することで迅速な一時的復旧が可能です。
■サンプル画像
※一時的に作成した仮想マシンはvSphere client上から操作可能です
Veeam Backup & Replication Ver 5のバックアップ、レプリケーション処理時に選択する処理モードを紹介します。
※ユーザーの環境に適したモードの選択が可能です。
下図の3つのモードから環境に適したモードを選択します。
Veeam Backup & Replication Ver5ではバックアップ時にユーザーが増分又は差分どちらのバックアップを行うか設定可能です。※デフォルトで増分バックアップを行います。
Backup Mode「Reversed Incremental」
2回目以降は差分バックアップを行います。
【「Reversed Incremental(差分バックアップ)」の特徴】
1)初回のフルバックアップ以降はすべて差分のバックアップのみ行います。
※増分は週に一回フルバックアップが必要です。
2)バックアップデータ格納先にフルバックアップファイルは常に1つだけです。
Veeam製品をインストールする際には対象のマシンに .net framework をインストールする必要があります。※.net framework はWindows系OSをインストール時に同時にインストールされます。
注)Windows XP、Windows Server 2003の場合 .net framework 2.0 以上はユーザー自身でインストールする必要があります。
Veeam製品は.net framework 2.0 ~ .net framework 3.5に互換性があります。
注).net framework 4.0 だけでは動作しません。
※.net framework 4.0がインストールされていた場合は互換性のある.net framework を追加でインストールする必要があります。