VeeamBackup&Replicationはバックアップ対象の仮想マシン上で
アプリケーションが実行中でもバックアップ処理を行うことが可能です。
※但し、アプリケーション側で制限がある場合を除く
今回は弊社取扱製品の異種データベース間リアルタイムレプリケーションツール「DBMoto」を
実行中にバックアップ処理を行いました。
1. バックアップ対象のWindows仮想マシン上でDBMotoのサービス起動
2. DBMoto実行
(複製元データベースに対して断続的にトランザクションを発生させる)
3. DBMoto実行中にVeeamBackup&Replicationでバックアップ処理を実行
4. VeeamBackup&Replicationでのバックアップ処理が完了後、
データーベースに対するトランザクション発生処理を停止
5. ここでDBMotoのトランザクションIDとタイムスタンプを確認
6.VeeamBackup&Replicationでバックアップデータを使用し、リストア
7.ここでDBMotoのトランザクションIDとタイムスタンプを確認
正しくリストアされていることを確認できました。
仮想マシン上でアプリケーションを実行中に、バックアップを行っても
スナップショットを作成しているので、リストアしても問題なく起動し、
データも確保されます。
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