Veeam Backupは、重複排除の技術として『Global deduplication』と
『per-job deduplication』の二つの技術を採用しています。
上記の重複排除技術は、バックアップジョブの設定時に
『仮想マシンを1台選択する』か、『複数台選択する』か
によって自動的に変更されます。
前者の場合はPer-job deduplicationに、後者の場合はGlobal deduplication
になります。
下記はVeeam Backup上での設定と、それぞれの設定で適用される技術の説明です。
・Global deduplication(設定)
バックアップジョブ作成時に、Virtual machinesの設定項目上で
仮想マシンを複数台選択
・Global deduplication(説明)
複数のVM(バーチャルマシン)のバックアップ設定ジョブを、
一つのジョブにまとめて設定し、管理を行う方法です。
VM毎にバックアップジョブの作成を行わないことにより、
容量をセーブすることが可能になります。
・per-job deduplication(設定)
バックアップジョブ作成時に、Virtual machinesの設定項目上で
仮想マシンを1台のみ選択
・per-job deduplication(説明)
複数のVM(バーチャルマシン)のバックアップ設定ジョブを、
VM毎に個別に設定し、管理を行う方法です。
VM毎にバックアップジョブの作成を行うことにより、
Global deduplicationとは異なり、まとまった一つのリソースプール内から
情報を取り出す必要がないため、復旧の速度が速まります。
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