レプリケーション時に作成するファイルの動作について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】


Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)でReplication Jobを実行した際に作成されるファイルの動作について説明します。

■処理対象の仮想マシンのサイズ
約40GB(使用量約29GB)のレプリケーションを行いました。

1)1回目の処理(フルレプリケーション実行時)に作成されるファイル
VMwareの仮想マシンの構成ファイル、Veeamのファイル(拡張子.vbk)を作成します。

2)仮想マシンにデータを追加
※約1GBのデータを追加

3)2回目の処理(差分レプリケーション実行時)
前回の処理からの変更部分を記録したVeeamのファイル(拡張子.vrb)を作成します。

Veeamで作成した仮想マシンのレプリカはリストアポイントを指定して今までReplication Jobを実行した時点の状態からユーザーが任意の時点を選択してレプリカを起動させることが可能です。
例)先週の火曜日にレプリケーションを実行した時の状態で仮想マシンのレプリカを起動
※リストアポイントをいくつ保持するかはユーザーで編集可能です。
レプリケーション処理で作成するvbk(初回のみ)、vrb(2回目以降)ファイルはReplication Jobを実行時に作成されるリストアポイント、前回の処理からの変更部分の情報を記録します。

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