レプリケーション機能で作成した仮想マシンの起動【Veeam Backup & Replication 5.x】


Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)のレプリケーション機能で作成した仮想マシンはVeeamの管理コンソールから起動します。起動の際にはリストアポイント(どの時点の状態で仮想マシンのレプリカを起動するか)を選択します。一度仮想マシンのレプリカを起動してもリストアポイントを再指定して仮想マシンのレプリカの再起動が可能です。(Version5.x ではレプリカ仮想マシンの起動は Veeam の管理コンソールから行う必要がありましたが、Version6.x からは vClient からの起動も可能になりました。)

■Veeamで作成した仮想マシンのレプリカの起動手順

1)リストア画面から「Failover to replica」を選択します。

2)リストアポイント選択画面でどの時点の状態で仮想マシンを起動したいか選択します。

■リストアポイントを変更して仮想マシンを再起動する際の注意点
仮想マシンのレプリカを起動後に再度リストアポイントを変更して仮想マシン起動するには一度仮想マシンをVeeamの管理コンソールから電源OFF状態にする必要があります。電源OFFにすることで電源ON時に仮想マシン上で行っていた作業内容は失われます。

■リストアポイントを変更しての仮想マシンのレプリカの再起動手順

1)リストア画面から「Undo previously performed failover」(仮想マシンのレプリカの停止)を選択します。

2)仮想マシンのレプリカの停止処理が正常終了したことを確認します。

3)再度リストア画面の「Failover to replica」からリストアポイントを選択して仮想マシンのレプリカの再起動を行います。

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