Veeam Backup & ReplicationではCBT(Changed Block Tracking)機能を使用して、仮想マシンのディスクの変更されたブロックのみをバックアップ可能です。そのため、バックアップ時間はどの程度ブロックが変更されたかによって変わってきます。
この変更ブロックのサイズは通常、表示されませんので、ディスクのI/Oからの推測やスナップショットのサイズなどから読み取る必要があり、バックアップサイズを推定し、ストレージのサイズを決定する場合やバックアップウィンドウを決定する場合などに手間がかかります。
この手間のかかる変更ブロックのサイズですが、Veeam ONEを使用すれば簡単に取得することが可能です。一か月の各週、一週間の毎日、一日の3時間毎の変更ブロックサイズをレポートで取得できます。
また、推定の際には圧縮率や重複排除率をある程度概算して計算を行います。
バックアップファイルで使用する容量の概算方法【Veeam Backup & Replication】
レポートは以下のように出力されます。
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