Veeam Backup for Microsoft 365 v7:イミュータブル(Immutable:不変)バックアップ・コピー機能と他製品間の統合を実現


Veeam Backup for Microsoft 365 v7のリリースでは、バックアップ・コピーのような既にある機能に、不変性と任意のオブジェクト・ストレージへのコピーが追加され、Veeam ONEとVeeam Service Provider Consoleへの新しいクロスプロダクト統合など、多くの斬新なな機能強化がなされています。さらに、セルフサービス・リストア・ポータルは、Microsoft Teamsのリストアのオーケストレーションに使用することができるようになりました。

バックアップ・コピーの機能強化

Veeam Backup for Microsoft 365 v7では、バックアップ・コピーに関する2つの注目すべき機能リリースがあり、不変性(Immutability)の追加と任意のオブジェクト・ストレージから任意のオブジェクト・ストレージへのコピー機能が追加されました。バックアップ・コピーに不変性を追加することで、V7はデータに対する強化されたセキュリティ層と悪意のある攻撃シナリオに対する安心感を提供するようになりました。バックアップ・コピーのセキュリティを強化することに加えて、このリリースではバックアップ・コピーの対象を低コストのオブジェクト・ストレージ・クラスだけでなく、あらゆるオブジェクト・ストレージに拡大しました。Veeam Backup for Microsoft 365のバックアップコピーは、ストレージにとらわれず、データ保護を強化することができるようになりました。

 

Veeam ONE

Veeam Backup for Microsoft 365 v7とVeeam ONE v12のリリースに伴い、Veeam Backup for Microsoft 365の新しいモニタリングとレポートが提供されます。Veeam ONEリリースでは、Veeam Backup for Microsoft 365サーバをコンソールにインポートする機能を提供し、集中監視と10以上の新しいレポートとアラームを提供します。このモニタリングでは、プロキシ設定、リポジトリ利用、保護されたアイテムなどの統計情報が提供されます。さらに、新しいビルトイン・レポートは、是正措置の詳細、カスタマイズ可能な自動是正措置、カスタマイズされたアラートを提供します。クライアント構成に加えて、Veeam Backup for Microsoft 365は、Veeam ONEウェブクライアントから表示することもでき、簡単にアクセスやヘルスチェックができます。

セルフサービスリストアポータル

セルフサービス・ポータルは、Veeam Backup for Microsoft 365 v7で2回目のメジャー・リリース・サイクルに入り、多くの注目すべき点があります。最も注目すべきは、リストア・オペレーターによってMicrosoft Teamsに対してリストア処理を実行できるようになったことです。また、ポイントインタイム・リストア、OneDriveとSharePointフォルダのリストア、強化されたインターフェイスなど、追加のリストア・オプションが追加されました。

Veeam Backup for Microsoft 365 v7はすでにリリースされ、バックアップ・コピーに関する強化された不可知的なセキュリティ、セルフサービス・リストア・ポータルの新機能、製品間の統合など、多くの注目すべき機能が提供されています。

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