コマンドでのストレージの状態の確認方法【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

Tweet

VMwareのvSphereサーバーのストレージの状態を確認するコマンドを紹介します。

【esxcli】
vSphereサーバー、ESXiのPSA(Pluggable Storage Architecture)の管理を行います。
※Pluggable Storage Architectureとは
ESXのストレージスタックの一部をモジュール化してプラグイン可能なアーキテクチャに変更したものです。

【esxcfg-nas】
ESX(i)に外部ストレージを認識させる際に使用します。

【esxcfg-mpath -L】
ESX(i)のストレージアダプタの内容を表示します。

※コマンド表示

※GUI上の表示

vSphereサーバー、ESXiのリモート管理ソフトについて
下記のソフトを使用することでvSphereサーバー、ESXiの操作をリモートからコマンドで操作可能です。

1)vSphere Command-Line Interface （vCLI）
Windows、Linuxマシンのインストールすることで、
リモートからvSphereサーバー、ESXiの操作が可能です。

2)vSphere Management Assistant (vMA)
仮想アプライアンスとしてVMWareから無料で提供されています。
vSphereサーバー、ESXi上でマシンとして起動して操作します。

①仮想マシンとしてvSphere Management Assistant (vMA)を起動します。

②リモートソフトからvMAに接続して操作します。

関連トピックス:

• PuTTYの使用方法【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
• vSphere CLI コマンド（vmware-cmd）【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
• ESXiのシステムログ作成場所の変更手順【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
• VMware vSphere 5 のビッグ5 変更点 : 5. ESXとサービス・コンソール
• ESXiコンソール テック・サポート・モード(tech support mode)
• 仮想環境でのCPUの設定、監視方法について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
• VMware ESXi syslogイベントをリモートLinuxサーバへの保存方法
• vSphereのリソース監視コマンドの紹介