仮想化技術と仮想マシン(VM)の一般化に伴い、その事業継続(BC:Business Continuity)と ディザスタリ・リカバリー(DC:Disaster Recovery )アクティビティについて考えることは重要なことです。
これらはユーザの仮想化BC/DRプラン、ドキュメント化、活動のヒントです。
1.何を仮想化するか、しないかを決定する。
2.パイロット的な準備の設定を考えて、特定のBC/DRアクティビティのもを仮想化し、その準備したものが確実に稼働するか、チームにとって容認されるものかを確認してVM(仮想マシン)にさらに項目を移動させます。
3.ユーザ自身のVMの有効な選択肢としてクラウド・ベースのBC/DRサービス・プロバイダなど、外部サービスを調査します。
4.すでにクラウド・ベースのサービスを使用していればBC/DRアクティビティをサポートできるバックアップ・データ・ストレージなどの利用可能なサービスの活用を考える。
5.もし社内ですでにセカンド・データ・センターにVMをレプリケーション可能であれば、そのサイトにBC/DRのVMを定期的なレプリケーションを設定する。これはクラウドへのBC/DRのVMをリプリケーションする費用の調査前に行ってください。
6.ユーザ自身のセキュリティ・リクアイアメントが定義されていることを確認する。
7.すべてのBC/DRアクティビティでの処理が可能なストレージ・リソースが充分であることを確認する。
8.BC/DRアクティビティがユーザのプライマリ・サイトと2次データ・センター間のネットワークにインパクトを与えるかどうかを確認し、マネージド・サービスを使用しているなら、同様に検証を行う。
9.仮想化BC/DRプランのテストをスケジュールして、実行してみることで確実にリカバリーされることを確認する。
10.ユーザのBC管理システムチームがVMサービスの使用方法についてのトレーニングを確実にする。
11.仮想化BC/DRプランの定期的な検査と監査のスケジュール化を行う。
仮想化は個々のBC/DRアクティビティを含めて、全体的なBC/DRプログラムを効果的に使用することができます。ユーザのプログラムのどの部分を仮想化にできるか/すべきかを決定し、どのVMを使用するかを定義・ドキュメント化し、すべてのリソースを定期的にテスト(特にセキュリティ)を行い、正常に稼働することを確認します。
出典:SearchDisasterRecovery