前回はAWSからローカル間の通信で躓いたポイントを紹介しました。
今回は環境構築後に躓いたポイントと解決策をご紹介します。
以下がイメージ図となります。
簡単なシステムの流れは、外からのアクセスをELBで別々のEC2インスタンスに分散させ、
各EC2インスタンスから単一のRDSへデータの書き込みや読み込みを行います。
ページにアクセスした際、別のEC2インスタンスに自動的に切り替えて負荷分散するようなイメージです。
各EC2でOSを立ち上げ、VPCのセキュリティグループも何とか設定、RDSとも無事接続し
今回の肝であるELBを各EC2インスタンスに接続して、Health Checkも完了
あとはアクセスして動作確認をするだけ!
しかしいざページにアクセスし、更新をかけてページが切り替わることを確認しようとすると…
切り替わらない
EC2_1のページしか表示されませんでした。
慌ててELBの設定を確認するも…
状態は正常に接続されている「InService」と表示されるのみ…
設定を見直しても原因は見つからない
もしかしたらブラウザのキャッシュが原因で正常に動かないのかもしれない
ブラウザのキャッシュを削除し、再アクセス
F5キーで更新
一度だけ切り替わりました。
しかしすぐにキャッシュが保持されてしまい、切り替えが出来なくなりました。
そこでキャッシュが残らない更新の仕方を調べてみると…
ありました!「スーパーリロードの方法」
早速スーパーリロード(ctrl + F5)で切り替えてみると…
継続的に切り替え成功
早速アカウント登録by EC2_1 で情報を入力し、切り替えてみると、
無事切り替わりを確認することができました!
本来ロードバランサーは負荷がかかった際に、アクセスを切り替える機能で、負荷がかかっていない状態では切り替わらないのですが、「スーパーリロード」を行うことで、稼働しているか確認できました。
初歩的な部分ではありますが、ロードバランシング機能が正常に稼働しているか確認する際お使いいただければと思います。
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