AWS Re:Inventも最終日でRe:Playパーティなどもありましたが、ブログの方では引き続きセッションの情報を展開していきます。
DAT308: Fireside chat with Groupon, Intuit, and LifeLock on solving Big Data database challenges with Redis
オープンソースのNoSQLなインメモリデータベースプラットフォームRedisの事例紹介セッションでした。以下のユーザが実際にRedisの使い勝手や気に入ってる点などを紹介してました。
Intuit:高パフォーマンスなところ、ハードウェア要件が低く安定したパフォーマンス
LifeLock:セッション管理で使用し、Keystore機能が決めて
Groupon:ユーザデータを抽出してデータ集計を行うために使用、重複アカウントの検出が容易に
ENT202:Driving AWS Cost Efficiency at Your Company
AWS上でのコスト削減効果を解説するセッションでした。EC2ではなくECSやLambda、RedShiftなどのPaaSを使用する、EC2を使用する場合にもリザーブドインスタンスを用いるといった節約をすることで、使用量が増えてもてコスト削減を行い、使用率を最適化するというサイクルを繰り返し、単価を下げトータルコストを維持していく方法の解説を行っていました。
・ENT317:VMware and AWS Together – VMware Cloud on AWS
VMware on AWSの紹介セッションです。10月13日に発表されたVMware Cloud on AWSのデモを交えた紹介が行われました。VMware環境を簡単にAWS上にデプロイすることができるVMware Cloud on AWSのコンソールやAWSの各種PaaSにアクセス可能な点が強調されていました。また、VMwareがサービスとして提供するものであるため、VMwareとAWSの アカウントの構造なども紹介されていました。
DAT302:Best Practices for Migrating from Commercial Database Engines to Amazon Aurora or PostgreSQL
データベースをAmazon Auroraやオープン系のPostgresなどに移行するメリットや移行の際に使えるサービスを紹介するセッションでした。メリットとして大きく上げられて点はよく言われることですが、AWSの機能で自動的にバックアップや保護が行われる点です。また移行用のツールとしてはAWS Schema Conversion ToolとAWS Database Migration Serviceを使った移行です。弊社で取り扱っているDBMotoとは異なり、大きく2つのステップに分かれることになりますがSCTでテーブルの構成などをターゲットとするDBに合わせて変換後、DMSで実際のデータ移行を行います。
SVR305 :↑↑↓↓←→←→ BA Lambda Start
AWS Lambdaのベストプラクティスセッションでした。Lambdaの概要から使い方、仕様や制限、さらにはHearst Corpが実際にcron-baseのデータパイプラインからLambdaを使ったどのようにトリガーベースに変更したのかを詳細に紹介していました。また、このようなサーバレスでの開発のために使用できるツールやフレームワークの紹介などもあり、なかなか濃いセッションとなっていました。
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